革新的技術創造促進事業(基礎的研究業務)
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0170
担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究推進課産業連携室
事業期間: 2014年〜2018年
会計区分: 一般会計
実施方法: 交付
事業の目的
農林水産業・食品産業において、民間企業等による事業化を促進するための研究開発や医学、工学等の異分野の研究成果を農林水産分野に活用するための研究開発を支援して革新的な技術を創出し、農林水産業・食品産業の成長産業を加速化する。
事業概要
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が、農林水産研究基本計画の方針及び全国に配置されたコーディネーターが収集した生産現場や民間の技術開発ニーズに基づき、外部有識者等により研究課題を設定して、研究実施機関を公募し、委託研究を実施。
加えて、異分野融合共同研究においては、工学等の異分野の技術シーズを活用し、研究開発を推進する。その上で、研究拠点となる研究機関と農研機構との間で委託契約を締結し、研究成果等を共有する連携プラットフォームを設置。さらに、補完研究の実施機関として研究グループを決定し、研究を開始。
研究期間は原則3年以内。プログラムオフィサーによる研究の進行管理を行うとともに、毎年度末及び研究終了時に評価を実施。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 1,307 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,307 | 1,307 |
2015 | - | 1,355 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,355 | 1,355 |
2016 | 2,448 | 2,048 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,048 | - |
2017 | 2,759 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
異分野融合共同研究で実施した研究終了時に研究課題の80%以上を事業化(平成30年度)
実施課題のうち、研究終了後に実用化される割合 (目標:2018年度に90 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - % | - % |
2015 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
民間企業等の事業化に向けた研究開発の実施課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 7 課題数 | 3 課題数 |
2015 | 7 課題数 | 4 課題数 |
工学等異分野の産学との共同研究の実施課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 4 課題数 | 7 課題数 |
2015 | 9 課題数 | 9 課題数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター | 基礎的研究業務の推進に係る一般管理費及び業務経費 | 310 |
2015 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 基礎的研究業務の推進に係る一般管理費及び業務経費 | 286 |
2015 | ナノアグリコンソーシアム | 農林水産物由来のナノ材料の創成と応用の開拓 | 274 |
2014 | ナノアグリコンソーシアム | 農林水産物由来のナノ材料の創成と応用の開拓 | 254 |
2015 | ナノファイバー・ソフトマター研究グループ | セルロースナノファイバーを基材としたQOL向上のための食品・化粧品ソフトマターの開発 | 127 |
2014 | アイシン共聴開発株式会社 | 高品質ならびに酸化ストレス抑制高級牛生産飼料の開発 | 108 |
2014 | アグリナノルブ・コンソーシアム | 農林産物由来の物質を用いた高性能・高環境性・低価格なナノ潤滑添加剤の開発 | 106 |
2015 | バイオシリカ実用化研究コンソーシアム | ナノ構造体シリカ粒子の高純度・低コスト化製法開発と工業用機能性素材の用途開拓 | 106 |
2015 | アグリナノルブ・コンソーシアム | 農林産物由来の物質を用いた高性能・高環境性・低価格なナノ潤滑添加剤の開発 | 104 |
2014 | ナノファイバー・ソフトマター研究グループ | セルロースナノファイバーを基材としたQOL向上のための食品・化粧品ソフトマターの開発 | 101 |
2014 | 株式会社イクロス | 木質バイオマス蒸気ボイラーと外燃型蒸気ロータリー発電エンジンによる小規模独立発電&熱利用システムの研究開発 | 93 |
2014 | ナノファイバー食品共同研究機関 | 物理処理と酵素処理を併用した木質材料由来ナノファイバーの食品等への応用 | 91 |
2015 | アイシンピークス株式会社 | 高品質ならびに酸化ストレス抑制高級牛生産飼料の開発 | 89 |
2014 | 高分子分散剤/NC研究グループ | 高分子分散剤による木材由来NCの界面機能制御と樹脂複合材料への応用 | 82 |
2015 | 株式会社イクロス | 木質バイオマス蒸気ボイラーと外燃型蒸気ロータリー発電エンジンによる小規模独立発電&熱利用システムの研究開発 | 72 |
2014 | マリンバイオテクノロジー株式会社 | コストを低減した活魚輸送技術(活魚の麻酔コンテナ輸送システム) | 70 |
2015 | ナノファイバー食品共同研究機関 | 物理処理と酵素処理を併用した木質材料由来ナノファイバーの食品等への応用 | 59 |
2015 | 遠野興産株式会社 | 新たな熱分解システムによる小型・高効率なバイオ燃料製造・利用技術の開発 | 59 |
2014 | アグリサプライチェーンコンソーシアム | トマト残渣から工業用素材の分離抽出とそのナノ粉砕・混合による樹脂系複合素材の高機能化 | 54 |
2015 | アグリサプライチェーンコンソーシアム | トマト残渣から工業用素材の分離抽出とそのナノ粉砕・混合による樹脂系複合素材の高機能化 | 47 |
2014 | もみ殻シリカ高度利用コンソーシアム | 農林系廃棄物を用いたハイブリッドバイオマスフィラー製造および複合材料開発 | 41 |
2015 | 高分子分散剤/NC研究グループ | 高分子分散剤による木材由来NCの界面機能制御と樹脂複合材料への応用 | 40 |
2015 | マリンバイオテクノロジー株式会社 | コストを低減した活魚輸送技術(活魚の麻酔コンテナ輸送システム) | 38 |
2015 | もみ殻シリカ高度利用コンソーシアム | 農林系廃棄物を用いたハイブリッドバイオマスフィラー製造および複合材料開発 | 28 |
2015 | もみ殻循環プロジェクトチーム | もみ殻から生産する非晶質シリカ灰及び灰から製造する無機珪酸塩ポリマーの機能開発及び用途開発 | 24 |