フィンテック関係経費

府省庁: 金融庁

事業番号: 0017

担当部局: 企画市場局、総合政策局 企市局総務課信用制度参事官室 総政局総合政策課フィンテック室

事業期間: 2018年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

ITの進展等に伴う金融を取り巻く環境の変化に適切に対応し、フィンテックによる金融イノベーションの促進を通じて、利用者利便の向上や企業の成長力強化を実現し、我が国経済・金融の発展につなげていく。

事業概要

<①オープンAPI等の導入促進経費> ⇒金融機関におけるオープンAPI導入の着実な実現を図りつつ、金融機関と電子決済等代行業者との契約に基づく連携・協働を推進するため、金融機関等を対象とした説明会等を実施。これにより、家計簿サービスやクラウド会計サービスなどオープンAPIを活用した多様で利便性の高いサービスを簡易・安心・安全に利用できる環境整備を図る。
<②ブロックチェーン技術を活用した金融取引に関する共同研究経費> ⇒ブロックチェーン技術を活用した金融取引の「セキュリティ・技術の脆弱性」や「匿名性・追跡可能性」についての基礎研究や実証実験を実施。これらの研究等の成果を活用し、海外当局や研究者、技術者コミュニティ等が参加する「ブロックチェーン・ラウンドテーブル」や「フィンテック・サミット」(金融庁主催)で、暗号資産経済圏における規制とガバナンスの在り方等を議論し、検討を進める。 <③フィンテックの進展等を踏まえた横断的法制の整備の検討に係る海外調査経費> ⇒現在基本的に業態別となっている金融規制体系をより機能別・横断的なものにすることについて、平成29年11月より金融審議会において検討を行っているところ、こうした議論を深化させるための委託調査等を実施。この調査結果も踏まえつつ、イノベーションの促進及び利用者保護の観点から企画立案を行い、利用者のニーズにあった金融サービスの提供を推進する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
20181066700006776
20199073000073-
2020110-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920200255075100125Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

①オープンAPIを導入した金融機関数の増加

APIを導入した金融機関数 (目標:2020年度に80 行数)

年度当初見込み成果実績
2018- 行数95 行数

活動指標及び活動実績(アウトプット)

①オープンAPI等の制度に関する周知広報を行うための説明会等の実施回数

年度当初見込み活動実績
201819 回数13 回数

②フィンテック・サミットの開催回数

年度当初見込み活動実績
20181 回数1 回数

③海外の金融制度に関する調査等の実施件数

年度当初見込み活動実績
20181 回数1 回数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2018株式会社三菱総合研究所ブロックチェーン技術に関する基礎研究45
2018株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所海外の金融制度に関する調査14
2018株式会社アイ・エス・エスフィンテック・サミットの開催・運営業務6
2018三菱地所プロパティマネジメント株式会社フィンテック・サミットの会場借り上げ1

レビューシートを開く

構想日本
日本大学尾上研究室
Visualizing.JP
特定非営利活動法人Tansa
JUDGIT! Chrome、Firefox、Safari、Edgeの
最新バージョンをご利用ください