AIシステム共同開発の支援事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0061
担当部局: 商務情報政策局 情報経済課
事業期間: 2017年〜2018年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
第四次産業革命下のグローバルビジネスで勝つには、先端的ソリューションを有するAIベンチャーと、Connected Industries重点取組分野における大手・中堅企業とのデータ連携・共同事業が重要である。しかし、AIベンチャーと大手・中堅企業との共同事業は「具体的なテーマが絞り込めない」「技術力やビジネスモデルの評価ができない」「過度な作り込みで、労働集約化・下請け化する」「検討に時間がかかりすぎる」等の課題がある。このため、ベンチャー側に主導権が渡る仕組み等の工夫により、適切な協業関係の構築を支援する必要がある。
事業概要
データ流通量が爆発的に増大する中、AIベンチャーの潜在力が十分に発揮できる形で、グローバル展開を見据えたデータ連携・共同事業を加速するため、リアルデータをもつ大手・中堅企業とAIベンチャーによるAIシステム開発が重要である。AIシステム共同開発のコンセプト検証から本格導入までの共同事業費を補助する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 0 | 2,397 | 0 | -2,397 | 0 | 0 | 0 |
2018 | - | 0 | 0 | 2,397 | 0 | 0 | 2,397 | 1,826 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
グローバルで勝てるポテンシャルを持つAIベンチャーを生み出す
支援したAIベンチャーのうち、事業化した件数 (目標:2020年度に5 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 件 | - 件 |
2018 | - 件 | - 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
AIシステム共同開発の支援事業数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | - 件 | - 件 |
2018 | 20 件 | 25 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2018 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | プロジェクト管理 | 1,826 |
2018 | 株式会社Mujin | 産業用ロボットAIシステムによる全自動物流センターの共同開発 | 199 |
2018 | シンクサイト株式会社 | 機械学習駆動型ラベルフリー細胞分析分離システムの研究開発 | 183 |
2018 | アセントロボティクス株式会社 | 物体認識、ロボット動作生成用AI教育環境の開発 | 167 |
2018 | 株式会社ZMP | AIを活用した安全確実な宅配ロボットシステムの開発及び実証 | 124 |
2018 | 株式会社ABEJA | 建物エントランスにおけるスマートサービスの開発 | 105 |
2018 | 株式会社PKSHA Technology | 消費者インサイトを用いた次世代店舗インターフェイスの開発 | 91 |
2018 | GROUND株式会社 | 物流センター 在庫・リソース配置支援ソフトウエアの共同実証 | 84 |
2018 | 株式会社シナモン | AIを活用した技術文書活用システムの開発 | 82 |
2018 | サブライムテクノロジー株式会社 | バイオ研究開発を行うAIシステムの開発及び事業化 | 74 |
2018 | ブローダービズ株式会社 | 食品工場でのカメラによる衛生・安全管理AIシステムの開発 | 61 |