風力発電のための送電網整備等の実証事業費補助金

府省庁: 経済産業省

事業番号: 0244

担当部局: 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課

事業期間: 2013年〜2022年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 補助

事業の目的

風況が良好で、大規模な土地の確保が可能な風力発電に適した地域は限定されている上、そうした地域では送電網が脆弱であるため、風力発電の導入拡大に支障をきたしている。風力発電の導入促進を図るためには、それらの地域の地域内送電網を強化することが喫緊の課題となっている。このため、風力発電の最適地でありながら送電線が脆弱な地域を特定風力集中整備地区と定め、送電網整備を行う民間事業者を支援し、技術課題等の実証を行うことにより、我が国の風力発電の最大限の導入拡大を目的とする。

事業概要

再生可能エネルギーの中ではコストが相対的に低い風力発電の導入拡大のため、風力発電の最適地でありながら送電線が脆弱な地域を特定風力集中整備地区と定め、大消費地圏への送電のため、当該地域内において送電網を整備する民間事業者を支援し、そのビジネスモデルや技術課題の実証を行う。【補助率:1/2以内】

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-3,000038-2,935010391
2018-7,70002,9350010,63510,609
2019-8,00000008,0008,000
2020-9,15000009,150-
20218,900-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20172018201920202021-5k-2.5k02.5k5k7.5k10k12.5kHighcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

令和4年度までに6件以上の送電線運用技術を技術実証により確立する ※平成29年度から送電網の整備工事に着手し、平成30年度から本格化 ※平成31年度からは引き続き、送電網の整備工事を継続

本実証事業により確立した送電線整備運用に関する技術の件数 (目標:2022年度に6 万kW)

年度当初見込み成果実績
2017- 万kW- 万kW
2018- 万kW- 万kW
2019- 万kW- 万kW

2030年に長期エネルギー需給見通しにおける風力発電導入見通しである1,000万kWを達成する。

風力発電導入量 (目標:2030年度に1000 万kW)

年度当初見込み成果実績
2017- 万kW350 万kW
2018- 万kW370 万kW
2019- 万kW- 万kW

活動指標及び活動実績(アウトプット)

送電線運用技術の確立 ※平成30年より工事に着工、令和4年度中に技術実証を実施

年度当初見込み活動実績
2017- 件- 件
2018- 件- 件
2019- 件- 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019北海道北部風力送電株式会社送電網整備・実証事業を実施8,000
2019北海道北部送電網共同企業体送電線建設工事を実施3,250
2019千代田化工建設株式会社蓄電システム建設工事を実施2,512
2019北海道電力株式会社負担金工事を実施1,035
2019四電エンジニアリング株式会社変電所建設工事を実施984
2019北海道北部送電網用地共同企業体用地取得業務を実施63
2019東電設計株式会社オーナーズエンジニアリング補助業務を実施47
2019三菱電機株式会社実証設備建設工事を実施32
2019北電総合設計株式会社国有林野利用に係る調査・支援業務を実施10
2019東京電力パワーグリッド株式会社ダイナミックレーティング適用検討業務を実施2
2019住友電気工業株式会社ダイナミックレーティング適用に向けた装置開発業務を実施1
2019株式会社ユーラスエナジーホールディングスアドバイザリー及び一般事務管理を実施0

レビューシートを開く

構想日本
日本大学尾上研究室
Visualizing.JP
特定非営利活動法人Tansa
JUDGIT! Chrome、Firefox、Safari、Edgeの
最新バージョンをご利用ください