高経年化技術評価高度化事業
府省庁: 原子力規制委員会
事業番号: 0020
担当部局: 原子力規制庁 長官官房技術基盤グループ システム安全研究部門
事業期間: 2012年〜2019年
会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
運転期間延長認可制度及び高経年化対策制度に基づく審査に必要な技術的判断根拠を整備・拡充することを目的とする。
事業概要
運転期間延長認可制度及び高経年化対策制度に基づく審査に必要な技術的判断根拠の整備・拡充のための研究として、長期間使用された電気・計装設備(原子炉格納容器電線貫通部等)について重大事故環境条件下における健全性評価手法の検討を行うとともに、コンクリート構造物の強度低下に及ぼす放射線(ガンマ線及び中性子線)及びアルカリ骨材反応の影響に係る健全性評価に関する検討を行う。また、国内外の原子力発電所の経年劣化に関する運転経験や研究成果等の情報を調査する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 411 | 0 | 0 | 0 | 0 | 411 | 367 |
2018 | - | 376 | 0 | 0 | 0 | 0 | 376 | 337 |
2019 | - | 378 | 0 | 0 | 0 | 0 | 378 | 332 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
材料劣化に関する専門性の向上や技術基盤の構築・維持のために必要な技術知見を得る。
目標とする材料劣化に係る技術知見の取得件数。(実績累積数はH26年度以降の数。) 成果実績の累積数 H28:9 H29:17 H30:26(目標値より+1) 最終年度における目標累積数は30 達成度の計算式は(各年度における累積数)/(最終年度における目標累積数) (目標:2019年度に4 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 件 | 8 件 |
2018 | - 件 | 9 件 |
2019 | - 件 | 4 件 |
材料劣化に関する安全研究の成果を規制基準等の策定、見直しに用いる。
材料劣化に関する安全研究の成果を規制基準等の策定、見直しに用いた件数 (目標:2019年度に1 null)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - | - |
2018 | - | - |
2019 | - | 1 |
安全研究を通じて蓄積した知見を高経年化対策の妥当性確認、運転期間延長認可申請の審査に活用する。
安全研究を通じて蓄積した知見を高経年化対策の妥当性確認、運転期間延長認可申請の審査に活用した件数 (目標:2019年度に1 null)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - | 1 |
2018 | - | - |
2019 | - | - |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
電気・計装設備の長期健全性評価に係る研究の試験、解析及び調査の作業件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 7 件 | 7 件 |
2018 | 6 件 | 6 件 |
2019 | 6 件 | 6 件 |
コンクリートの構造物関連の研究に係る試験、解析及び調査の作業件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 11 件 | 11 件 |
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | - 件 | - 件 |
高経年化対策基盤技術の整備に係る試験、解析及び調査の作業件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 4 件 | 4 件 |
2018 | 14 件 | 14 件 |
2019 | 4 件 | 4 件 |
規制に活用する観点から安全研究等を通じて蓄積された技術的知見をNRA技術報告並びに査読のある論文誌及び国際会議のプロシーディングスで公表した件数 【内訳】 ○NRA技術報告: 0件(平成29年度実績) 0件(平成30年度実績) 1件(令和元年度実績) ○査読付き論文: 3件(規制庁1件、委託先2件)(平成29年度実績) 6件(規制庁2件、委託先4件)公表済、1件(委託先1件)投稿中(平成30年度実績) 7件(規制庁1件、委託先6件)公表済、1件(規制庁1件)投稿中(令和元年度実績) ○査読付きプロシーディングス: 9件(委託先9件)(平成29年度実績) 11件(規制庁1件、委託先10件)公表済(平成30年度実績) 6件(規制庁0件、委託先6件)(令和元年度実績)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 3 件 | 12 件 |
2018 | 8 件 | 17 件 |
2019 | 4 件 | 14 件 |
電気・計装設備の長期健全性評価に係る研究の試験、解析及び調査の作業件数 執行額/活動実績(アウトプットの活動実績件数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | - 百万円 | 40 百万円 |
2018 | - 百万円 | 47 百万円 |
2019 | - 百万円 | 52 百万円 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 学校法人早稲田大学 | 試験研究、事業進捗管理、成果取りまとめ 等 | 313 |
2019 | 日立金属株式会社 | 蒸気暴露中抵抗測定(SA試験) | 121 |
2019 | 一般財団法人放射線利用振興協会 | 高分子絶縁ケーブル及び高分子シートへのガンマ線照射試験、成果取りまとめ | 76 |
2019 | ラジエ工業株式会社 | 蒸気暴露中抵抗測定(SA試験) | 38 |
2019 | 東邦株式会社 | 熱及び放射線照射した高分子絶縁ケーブル及びシートの分析業務 | 20 |
2019 | 学校法人五島育英会 | 空間電荷蓄積測定法による低圧ケーブルの劣化状況監視研究実施 | 7 |
2019 | 日本核燃料開発株式会社 | 放射線管理区域である専用保管施設での照射済ステンレス鋼試験片の保管 | 6 |
2019 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 重大事故対応電気・計装設備の試験条件設定に係る調査業務 | 3 |
2019 | エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社 | 安全研究事業に係る確定検査業務(下期) | 1 |
2019 | エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社 | 安全研究事業に係る確定検査業務(上期) | 1 |
2019 | 株式会社アルク | 電気ペネトレーションの切断加工 | 0 |