カーボンプライシング導入可能性調査事業

府省庁: 環境省

事業番号: 0050

担当部局: 地球環境局 地球温暖化対策課市場メカニズム室

事業期間: 2017年〜2021年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

カーボンプライシング(炭素の価格付け)に関しては、2018年6月に中央環境審議会に設置された「カーボンプライシングの活用に関する小委員会」において、「新たな経済成長につなげていく原動力としてのカーボンプライシングの可能性」について審議が進められている。カーボンプライシングを導入する場合に効果的な制度を速やかに導入・実施できるよう、上記小委員会の議論の動向等に応じて、制度案の検討に資するよう必要な調査・分析を行い、国民各界各層に分かりやすい形でまとめる。

事業概要

「カーボンプライシングの活用に関する小委員会」において審議が続いていることに加え、長期戦略においてもカーボンプライシングについて「国際的な動向や我が国の事情、産業の国際競争力への影響等を踏まえた専門的・技術的な議論が必要である。」とされた。上記の背景を踏まえ、カーボンプライシング施策等を導入することとなった場合に効果的な制度を速やかに導入・実施できるようにするため、上記小委員会の議論の動向や国内外の先行事例の状況、2030年度のCO2削減目標に向けた対策・施策の進捗状況に応じて、カーボンプライシングの制度案の検討に資するように、最新の情報と研究機関等の研究結果等に基づき、昨今の社会経済情勢の変化も踏まえながら、期待される政策効果と影響について実証的に調査・分析を行うとともに、その結果を国民各界各層に分かりやすい形で取りまとめる。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-2500000250243
2018-2500000250229
2019-2500000250206
2020-2500000250-
2021250-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20172018201920202021050100150200250300Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

本事業で実施した評価分析結果を基に検討する我が国のエネルギー起源CO2排出量の業種別排出割合が、全業種に対し100%となることを目標とする。

当該事業を実施した年度の最新の我が国全体のエネ起CO2排出量のうち、本事業で検討する業種の排出量が全業種に対し占める割合 (目標:2030年度に100 %)

年度当初見込み成果実績
2017- %100 %
2018- %100 %
2019- %100 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

中央環境審議会地球環境部会カーボンプライシングの活用に関する小委員会等の開催回数

年度当初見込み活動実績
2017- 回- 回
20187 回9 回
20197 回5 回

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019株式会社価値総合研究所カーボンプライシングによる温室効果ガス削減効果とともに、経済に与える影響をミクロ面、マクロ面双方から分析する。102
2019株式会社三菱総合研究所国内外における排出量取引制度の動向と効果等を調査・分析した上で、我が国において国内排出量取引制度を導入するとした場合の制度の在り方について検討を行う52
2019みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社カーボンプライシングに関連するあらゆる施策について幅広く調査・分析し、諸外国の制度実績等も踏まえ、我が国にふさわしいカーボンプライシングの在り方について検討を行う41
2019株式会社三菱総合研究所外注による調査(カーボンプライシングによる電力部門への影響の定量的評価)27
2019国立大学法人京都大学カーボンプライシング施策が地域経済に与える効果・影響について事例調査を行うとともに、経済学等の学術的な分野における理論及び実証調査研究等を分析・レビューし、カーボンプライシング施策が地域経済に与える効果・影響の推計手法の検討を行う11
2019エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社外注による調査(国内排出量取引制度の在り方の検討調査の支援)10
2019公益財団法人地球環境戦略研究機関外注による調査(国際会議支援・東アジア排出量取引制度の調査の支援)8

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