女性アスリートの育成・支援プロジェクト
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0323
担当部局: スポーツ庁 競技スポーツ課
事業期間: 2013年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
「スポーツ基本計画」(平成29年3月24日文部科学省策定)に掲げる目標の一つである「我が国のトップアスリートが、オリンピック・パラリンピックにおいて過去最高の金メダル数を獲得する等優秀な成績を収める。」ことを実現するため、女性アスリートの国際競技力向上に向けた支援や、ジュニア層を含む女性アスリートが健康で競技スポーツを継続できる環境を整備する。
事業概要
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等における女性アスリートの国際競技力向上のために、女性トップアスリート及び次世代(ジュニア)アスリートに着目して、女性特有の課題の解決に向けた調査研究や、医・科学サポート等を活用した支援プログラムを実施する。また、女性特有の視点とアスリートとしての高い技術・経験を兼ね備えた女性エリートコーチを育成するプログラムを実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 388 | 0 | 0 | 0 | 0 | 388 | 385 |
2018 | - | 230 | 0 | 0 | 0 | 0 | 230 | 228 |
2019 | - | 211 | 0 | 0 | 0 | 0 | 211 | 210 |
2020 | - | 211 | 0 | 0 | 0 | 0 | 211 | - |
2021 | 207 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
個人のニーズに応じたトレーニング等の強化を行いつつ、女性特有の疾病・障害や妊娠・出産等のライフイベントによる、競技スポーツからの離脱の防止及び競技復帰支援に向けた支援体制を充実する。
医・科学サポート等の支援プログラムの主な対象となる女性トップアスリート層において、女性特有の疾病である無月経を含む月経周期異常のアスリートの占める割合 (目標:2021年度に20 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - % | 25 % |
2018 | - % | 25 % |
2019 | - % | 29 % |
女性アスリート3主徴(利用可能エネルギー不足、無月経、骨粗鬆症)などの女性特有の課題の解決に向けて知見が集積され、女性アスリートや指導者に還元される。
外部有識者によって有効と評価された調査研究の割合 ※H29年度から実施 (目標:2021年度に100 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - % | 100 % |
2018 | - % | 100 % |
2019 | - % | 100 % |
個人のニーズに応じたトレーニング等の強化を行いつつ、女性特有の疾病・障害や妊娠・出産等のライフイベントによる、競技スポーツからの離脱の防止及び競技復帰支援に向けた支援体制が充実する。
女性アスリートサポートシステム利用者アンケートにて支援に対する満足度を5段階評価し、4以上の評価の割合 (目標:2021年度に80 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - % | 57 % |
2018 | - % | 57 % |
2019 | - % | 67 % |
個人のニーズに応じたトレーニング等の強化を行いつつ、女性特有の疾病・障害や妊娠・出産等のライフイベントによる、競技スポーツからの離脱の防止及び競技復帰支援に向けた支援体制が充実する。
ママアスリートのオリ・パラ大会への出場人数 (目標:2021年度に10 人)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 人 | 1 人 |
2018 | - 人 | - 人 |
2019 | - 人 | - 人 |
女性トップコーチの育成を通じて、女性競技種目における戦略的かつ実践的な強化が行われる。
オリ・パラ大会日本選手団における女性コーチの割合 (目標:2021年度に30 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - % | 14 % |
2018 | - % | - % |
2019 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
女性アスリートの戦略的強化に資する、女性アスリート特有の課題の解決に向けた調査研究を実施する。(調査研究数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 10 件 | 10 件 |
2018 | 9 件 | 9 件 |
2019 | 8 件 | 8 件 |
無月経・月経痛、月経前症候群など女性アスリートのコンディショニングに影響を与える疾患を把握し、産婦人科医等の専門家が医学的なサポートを行う。(医学サポートシステムの利用人数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 120 人 | 78 人 |
2018 | 130 人 | 55 人 |
2019 | 140 人 | 57 人 |
女性ジュニアアスリートが心理的・肉体的に大きく変化する成長期(9~18歳程度)に対して、栄養・トレーニング・心理などの各分野において、保護者・指導者も含め、ニーズに応じた必要な医科学サポートを実施する(ジュニアアスリート指導者向け講習会の参加人数) ※令和元年度よりストリーミング配信へ移行したため、閲覧数を記載。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 180 件 | 393 件 |
2018 | 190 件 | 359 件 |
2019 | 200 件 | 1004 件 |
女性特有の視点と、アスリートとしての高い技術・経験を兼ね備えたロールモデルとなる女性エリートコーチを育成し、各競技団体の女性指導者を増やし、競技力向上を図る。(女性エリートコーチの育成人数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 11 人 | 11 人 |
2018 | 8 人 | 7 人 |
2019 | 8 人 | 8 人 |
男性競技種目と比較すると相対的に少ないハイレベルな競い合いの場を創出する競技大会を設定し、女性アスリートの競技力向上を図るとともに、女性アスリート特有の課題に対応する医科学プログラムや、女性指導者等スタッフに向けた講習会を実施する。(実施した競技団体数) ※30年度は競技力向上事業に移管
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 3 団体数 | 3 団体数 |
2018 | - 団体数 | - 団体数 |
2019 | - 団体数 | - 団体数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 独立行政法人日本スポーツ振興センター | 女性アスリート戦略的支援プログラム | 116 |
2019 | 学校法人順天堂 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 12 |
2019 | 学校法人日本体育大学 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 12 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 12 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 12 |
2019 | 学校法人早稲田大学 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 12 |
2019 | 独立行政法人国立病院機構 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 12 |
2019 | 学校法人浪商学園 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 11 |
2019 | 学校法人立命館 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 11 |
2019 | 学校法人日本体育大学 | 再委託団体プログラム対象者に対するコーチング知識・スキル習得プログラム | 5 |
2019 | 学校法人順天堂 | 女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究 | 5 |
2019 | 公益財団法人日本バレーボール協会 | 競技現場での実践的コーチングトレーニング | 4 |
2019 | 公益社団法人日本トライアスロン連合 | 競技現場での実践的コーチングトレーニング | 3 |
2019 | 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 | 競技現場での実践的コーチングトレーニング | 3 |
2019 | 公益財団法人日本セーリング連盟 | 子育て期のトレーニングサポートプログラム | 2 |
2019 | 一般財団法人全日本野球協会 | 競技現場での実践的コーチングトレーニング | 2 |
2019 | 公益財団法人日本サッカー協会 | 競技現場での実践的コーチングトレーニング | 1 |
2019 | 一般社団法人日本パラサイクリング連盟 | 子育て期のトレーニングサポートプログラム | 1 |
2019 | 公益社団法人日本カーリング協会 | 子育て期のトレーニングサポートプログラム | 0 |