使用済燃料等の貯蔵・輸送分野の規制高度化研究

府省庁: 原子力規制委員会

事業番号: 0012

担当部局: 原子力規制委員会原子力規制庁 長官官房技術基盤グループ 安全技術管理官(核燃料廃棄物担当)

事業期間: 2011年〜2021年

会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

使用済燃料等の貯蔵・輸送に関する規制基準の整備・見直しのため、調査、試験等により技術的知見を取得するとともに、それらの規制基準適合審査において設計及び貯蔵事業者等の評価結果の妥当性を確認するため、最新の知見や技術を反映した解析コード・データを整備することにより原子力の安全確保に向けた技術・人材の基盤の構築を図ることを目的とする。

事業概要

使用済燃料等の貯蔵・輸送について、輸送物及び貯蔵施設の安全審査並びに設計及び工事の方法の認可等に必要な技術基準等の整備のため、規制動向調査等を行うとともに、中間貯蔵施設の自然環境下における影響評価に係る試験等を実施する。
さらに、輸送については運搬に関する技術上の基準に係る細目等の告示で取り入れている放射性核種の基礎的数値の検討を行い規制の高度化に係る知見を取得する。 また、設計及び解析の妥当性確認のため、最新の知見や技術に対応できるように評価手法の整備及び検証解析を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-1370000137137
2013-140000014079
2014-7800007666
2015-114000011492
201610595000095-
201795-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2012201320142015201620170255075100125150Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

安全研究を通じて蓄積した知見を個々の審査等に活用する。

安全研究の成果の反映を含めた規制基準等の策定、見直しを図った件数 (目標:2021年度に1 件)

年度当初見込み成果実績
2013- 件- 件
2014- 件- 件
2015- 件- 件

活動指標及び活動実績(アウトプット)

上記目標を達成するために実施したプロジェクトにおいて作成したNRA技術報告、研究報告等の数 【内訳】  NRA技術報告:0件(H26年度実績)、0件(H27年度実績)  論文:0件(H26年度実績)、0件(H27年度実績)  学会等発表:1件(H26年度実績)、2件(H27年度実績)

年度当初見込み活動実績
2013- 件- 件
20142 件1 件
20152 件2 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2015原燃輸送株式会社輸送物の温度・線量当量率等評価ツールの整備26
2015MHI NSエンジニアリング株式会社放射性核種の基礎的な数値の検討18
2015国立研究開発法人日本原子力研究開発機構中間貯蔵施設における自然環境影響評価17
2015株式会社三菱総合研究所使用済燃料貯蔵に係る海外動向調査14
2014株式会社三菱総合研究所使用済燃料の貯蔵キャスクの経年変化に係る規制動向調査13
2014一般財団法人高度情報科学技術研究機構核燃料輸送物遮蔽解析への適用を目的としたPHITSの改良8
2014MHI原子力エンジニアリング株式会社A型輸送物として収納できる放射能限度等の算出方法の検討7
2015三菱重工業株式会社乾式貯蔵設備を用いた破損燃料等の貯蔵に係る予備的調査7
2014伊藤忠テクノソリューションズ株式会社PWR燃料先行貯蔵試験(温度評価解析)6
2014原燃輸送株式会社輸送・貯蔵キャスクの輸送架台に係る規制動向調査6
2014株式会社IDAJ使用済燃料等の貯蔵・輸送分野の規制高度化研究事業費(輸送架台に組み込まれた小型核燃料輸送物に係る落下衝撃解析)事業6
2014アンシス・ジャパン株式会社PWR燃料先行貯蔵試験(FLUENTコードレンタル)5
2014エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社貯蔵・輸送キャスクにおける燃焼度クレジットに係る技術調査5
2015一般財団法人高度情報科学技術研究機構遮蔽解析の高度化を目的としたPHITSの改良5
2014伊藤忠テクノソリューションズ株式会社ふく射伝熱モデルの確認解析作業4
2014三菱重工業株式会社PWR燃料先行貯蔵試験(熱電対取り外し)3

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