災害時における多言語音声翻訳システムの高度化
府省庁: 総務省
事業番号: 0065
担当部局: 国際戦略局 技術政策課 研究推進室
事業期間: 2018年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
「言葉の壁」をなくし、自由でグローバルなコミュニケーションを実現するため、多言語音声翻訳技術を高度化し、かつ、翻訳サービスを提供する企業等が共通して利用可能な多言語音声翻訳プラットフォームを構築し、実社会に実装することを目指す。また、災害時にも、訪日外国人への十分な情報提供等が実施できるよう多言語音声翻訳技術の製品・サービス化に必要な技術開発を行うとともに、防災関係機関等の利用を想定したセキュリティとプライバシーを確保したクラウド型翻訳サービスプラットフォーム構築技術を確立する。
事業概要
NICTが開発した多言語音声翻訳システムを実際の社会に普及させるために必要な技術として、雑音抑圧技術、位置情報を活用した翻訳精度向上技術、翻訳自動学習技術及び特殊文字認識技術の研究開発に取り組み、多種・多様な翻訳サービスを提供する企業等が共通して利用可能な多言語音声翻訳プラットフォームを構築する。また、平成30年台風21号及び北海道胆振東部地震において訪日外国人等に対する多言語での避難情報等の提供が不十分な面があったため、適切な避難行動が困難な事態が発生したことから、情報提供基盤の抜本的強化に向けて多言語音声翻訳基盤技術の高度化を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 0 | 820 | 0 | -818 | 0 | 2 | 0 |
2019 | - | 0 | 0 | 818 | 0 | 0 | 818 | 799 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
研究開発を実施した技術課題において、当初の見込みどおりか、それを上回った進捗及び成果をあげる。
継続評価及び終了評価において、当初の見込みどおりか、それを上回った進捗及び成果があがった課題の割合 (目標:2019年度に90 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
2019 | - % | 100 % |
クラウド型翻訳サービスプラットフォーム構築技術の確立
クラウド型翻訳サービスプラットフォーム構築技術を確立したこと (目標:2019年度に1 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | - 件 | 1 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
技術課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | 4 件 | 4 件 |
特許出願数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | 7 件 | 7 件 |
論文掲載数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | 11 件 | 14 件 |
研究発表数、報道発表数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | 14 件 | 20 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社みらい翻訳 | 災害時における多言語音声翻訳システムの高度化 | 478 |
2019 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 災害時における多言語音声翻訳システムの高度化 | 200 |
2019 | パナソニック株式会社 | 災害時における多言語音声翻訳システムの高度化 | 47 |
2019 | 株式会社KDDI総合研究所 | 災害時における多言語音声翻訳システムの高度化 | 29 |
2019 | パナソニックソリューションテクノロジー株式会社 | 災害時における多言語音声翻訳システムの高度化 | 27 |
2019 | 日本電信電話株式会社 | 災害時における多言語音声翻訳システムの高度化 | 15 |
2019 | 監査法人ブレインワーク | 委託経費に関する会計監査の実施 | 2 |