地域分散クラウド技術開発事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 20-0020
担当部局: 商務情報政策局 情報産業課
事業期間: 2020年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
コロナウイルス等の突発的な災害に対応する非対面・遠隔サービスを円滑に行うため、分散型クラウド基盤を構築し、クラウドサービスに係る処理等が一拠点に集中することを回避するとともに、各データセンターを統合的・効率的に運用しつつサービスを高速・円滑に提供できる環境を確立することが事業の目的である。
事業概要
地方に分散したデータセンターを活用した分散型クラウド基盤を構築するため、クラウドサービスに係る処理等が一拠点に集中することを回避し、各データセンターを統合的・効率的に運用しつつサービスを高速・円滑に提供する技術を確立するためのソフトウェアを開発する事業である。具体的には、地方に分散したデータセンターを一体的に運用し仮想的な巨大クラウド環境を構築するために、複数のデータセンターを、セキュリティを担保しつつ、統合的に管理するソフトウェアを開発することに加え、データセンター内のサーバーの計算能力を最大限活用するために、通信データを高速に処理するソフトウェアを開発する。(補助率1/2)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | - | 0 | 1,200 | 0 | 0 | 0 | 1,200 | 472 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和7年度(※)までに、分散型クラウド基盤を活用したクラウドプラットフォーム事業者の国内売上シェア10%以上を目指す。
地域分散クラウド技術をクラウドプラットフォームに実装し、商用サービス提供を行うクラウドプラットフォーム事業者の、国内における売上シェア(該当事業者の売上/国内全体の売上) (目標:2025年度に10.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
地理的に離れたデータセンター間をまたがって複数のオーケストレータを協調動作させること等により、統合管理を実施できる拠点数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2020 | 3 拠点 | 3 拠点 |
仮想化環境におけるソフトウェア処理の性能向上割合 (地域分散クラウド技術使用時の処理速度/既存システムの処理速度)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2020 | 10 % | 80000 % |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 特定非営利活動法人日本データセンター協会 | 補助金執行・調査取りまとめ | 472 |
2020 | 一般社団法人組込みシステム技術協会 | 分散処理を可能とするクラウドの技術開発の取りまとめ | 138 |
2020 | サイバートラスト株式会社 | 低遅延 IoT 機器認証サービスの研究開発 | 129 |
2020 | ソフトバンク株式会社 | 分散クラウド環境を効率的に利用するためのマネジメントソフト開発 | 88 |
2020 | 株式会社JECC | 水道をユースケースとした分散処理クラウドの技術開発 | 60 |
2020 | 株式会社三菱総合研究所 | 調査統括、技術面の補助等 | 22 |
2020 | イーソル株式会社 | 高速低遅延を実現する分散クラウドの開発 | 10 |
2020 | 増永コンサルティング株式会社 | 補助金執行に係る技術面の精査 | 9 |
2020 | 個人A | 補助金執行に関する経理処置 | 7 |
2020 | 株式会社KOCHIジャパン | データセンターに関するコンサルティング | 7 |
2020 | 株式会社FUCA | Web構築・運用等 | 0 |