歯科情報の利活用推進事業
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 20-0137
担当部局: 医政局 歯科保健課
事業期間: 2019年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
大規模災害時の身元確認において、歯科情報による照合の効率化・迅速化を図るために、歯科診療情報の標準化に関する実証事業(H25~28年度)、歯科情報の利活用及び標準化普及実証事業(H29年度~H30年度)を実施し、歯科情報の保存形式を統一化しレセコンから出力するための標準規格である「口腔診査情報標準コード仕様」の策定を行った。今後、本仕様を活用するために、必要な検討を行う。
事業概要
東日本大震災において、身元不明遺体が有する歯科所見と歯科医療機関(病院、歯科診療所)が所有する生前の歯科診療情報を照合・鑑定することによる身元確認の有効性が改めて示された。一方で、身元確認を行うための歯科診療情報の標準化が図られておらず、身元確認作業に困難をきたした事例が見受けられた。これらの経緯から、災害時等の歯科所見を用いた身元確認を効率的かつ効果的に実施できるよう、歯科情報を標準化するために必要な「口腔診査情報標準コード仕様」が構築された。
そこで本事業では、「口腔診査情報標準コード仕様」に準拠した歯科診療等で得られたデータが災害時等の身元確認において有用であるか等の検証を行うとともに、実際に活用する際の課題等の収集・分析を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 31 | 0 | 0 | 0 | 0 | 31 | 31 |
2020 | - | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 14 |
2021 | - | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | - |
2022 | 15 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
関係者及び有識者による検討委員会等の開催回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 6 件 | 5 件 |
2020 | 6 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 歯科診療情報による身元確認のためのデータベースに関する検証 | 14 |
2020 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 標準データの収集が可能な制度の調査 | 4 |
2020 | 大和綜合印刷株式会社 | 表彰状の印刷及び揮毫等業務 | 0 |
2020 | 検討会出席委員(複数名) | 検討会出席謝金 | 0 |
2020 | 検討会出席委員(複数名) | 検討会出席旅費 | 0 |
2020 | 独立行政法人国立印刷局 | 物品販売 | 0 |
2020 | 職員(複数名) | 出張にかかる旅費 | 0 |