次期静止気象衛星整備
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0100
担当部局: 気象庁 観測部気象衛星課
事業期間: 2005年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
国民の安心・安全に寄与する防災情報の作成及び地球環境の監視に欠かせない次期静止気象衛星を平成26・28年度に打ち上げるための整備を着実に推進する。
事業概要
観測手段が少ない太平洋上からユーラシア大陸まで広く包括的に観測するため、次期静止気象衛星を整備する。
ひまわり6号・7号の運用期間が満了する平成27年度までに後継となる衛星を整備する必要があり、平成21年度から次期衛星のひまわり8号及び9号の製造に着手している。
なお、観測データは台風監視等の防災上の観点から重要なデータであり、機器故障等によるデータの欠落を防ぐためのバックアップ体制として、次期衛星においても引き続き2機体制を維持する。また、静止気象衛星の運用期間は、ひまわり6号・7号では1機当たり5年であるが、ひまわり8号・9号では1機当たり7年に延ばす。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 7,072 | 0 | 498 | 0 | 0 | 3,826 | 3,826 |
2013 | - | 7,030 | 0 | 3,744 | 0 | 0 | 10,280 | 10,280 |
2014 | - | 7,039 | 0 | 494 | 0 | 0 | 7,533 | 7,522 |
2015 | - | 7,034 | 0 | 0 | -260 | 0 | 6,774 | 6,773 |
2016 | 7,050 | 7,027 | 0 | 260 | 0 | 0 | 7,287 | 7,287 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
ひまわり8号を平成27年度に、ひまわり9号を平成28年度に運用開始する。
運用を開始した衛星数 (目標:2016年度に2 機)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - 機 | - 機 |
2015 | - 機 | 1 機 |
2016 | - 機 | 2 機 |
72時間先の台風中心位置の予報誤差(過去5年の平均)を平成32年までに200kmとする。
72時間先の台風中心位置の予報誤差を、当該年を含む過去5年間で平均した値。 (目標:2020年度に200 km)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - km | 275 km |
2015 | - km | 244 km |
2016 | - km | 234 km |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
次期衛星製造進捗率※1
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 93.5 % | 93.5 % |
2015 | 93.6 % | 93.6 % |
2016 | 100 % | 100 % |
打上げ業務進捗率※2
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 61.8 % | 61.8 % |
2015 | 85.5 % | 85.5 % |
2016 | 100 % | 100 % |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 三菱重工業(株) | H-ⅡAロケットによる打上げ輸送(国庫債務負担行為) | 5,115 |
2015 | 三菱重工業株式会社 | H-ⅡAロケットによる打上げ輸送 | 4,974 |
2016 | 三菱重工業株式会社 | H-ⅡAロケットによる打上げ輸送 | 3,034 |
2016 | 三菱電機株式会社 | 静止気象衛星(ひまわり8号及び9号)の製造 | 2,420 |
2014 | 三菱電機(株) | 静止気象衛星(ひまわり8号及び9号)の製造(国庫債務負担行為) | 2,403 |
2016 | 気象衛星ひまわり運用事業株式会社 | 静止気象衛星(ひまわり8号及び9号)の運用 | 1,830 |
2015 | 気象衛星ひまわり運用事業株式会社 | 静止気象衛星(ひまわり8号及び9号)の運用 | 1,716 |
2015 | 三菱電機株式会社 | 静止気象衛星(ひまわり8号及び9号)の製造 | 80 |