国際パートナーシップを活用した高効率ノンフロン機器導入拡大等事業
府省庁: 環境省
事業番号: 20-0026
担当部局: 地球環境局、水・大気環境局 地球環境局国際地球温暖化対策担当参事官室 地球環境局地球温暖化対策課フロン対策室 水・大気環境局総務課環境管理技術室
事業期間: 2013年〜終了予定なし
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負、その他
事業の目的
国内におけるブラックカーボンやフロン等の短期寿命気候汚染物質(SLCP)の排出実態及び対策技術等に係る情報を収集・蓄積し、短期寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化のコアリション(CCAC)への拠出金の有効な活用の管理・監督を行うとともに、アジア地域などの途上国における短期寿命気候汚染物質及びエネルギー起源CO2の一体的削減に寄与し、気候変動及び大気汚染の防止に貢献する。
事業概要
1.短期寿命気候汚染物質削減に関する国際パートナーシップ拠出金
CCACに対し、平成24年4月に日本国も参加を表明したところであり、参加国として、相応の貢献を行うことが必要不可欠であるため、気候変動対策と大気汚染防止の双方を所管する環境省から、当枠組みに対し資金拠出を行う。
2.高効率ノンフロン機器戦略的国際展開支援事業
我が国が世界をリードし、世界共通の重要課題であるフロンのライフサイクル全体にわたる総合的な対策を促すために、排出抑制の仕組み、CCAC等の国際機関の効果的な活用、本邦企業に裨益あるビジネスモデル等を含む戦略・ロードマップを作成する。また、それに基づき、アジア地域を中心に国際社会に働きかけ、我が国の高効率ノンフロン機器、質の高いインフラ輸出につなげる。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 332 | 0 | 0 | 0 | 0 | 332 | 328 |
2019 | - | 189 | 0 | 0 | 0 | 0 | 189 | 189 |
2020 | - | 189 | 0 | 0 | 0 | 0 | 189 | 186 |
2021 | - | 189 | 0 | 0 | 0 | 0 | 189 | - |
2022 | 189 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
非効率・不完全な燃焼により発生するブラックカーボン等の排出削減(=燃焼効率改善(省エネ))に資する情報収集のため、大規模固定煙源の実測によりPM2.5排出量等を取得し、大規模固定煙源の約8割のインベントリデータを更新することで日本国内のブラックカーボンを含むPM2.5排出量推計及び大気シミュレーションを実施する。
ブラックカーボンを含むPM2.5排出インベントリの大規模固定煙源について、排出量推計及び大気シミュレーションの精緻化に必要なデータを更新した割合
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 80 % |
2019 | - % | 80 % |
2020 | - % | - % |
CCACに参加することで、短期寿命気候汚染物質削減に関する各国の情報・経験・教訓の共有や蓄積が進むとともに、途上国の取組への支援が推進され、世界全体での削減が促進されることから、CCACへのパートナー数の増加を成果目標として示す。
CCACパートナー数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - パートナー数 | 137 パートナー数 |
2019 | - パートナー数 | 144 パートナー数 |
2020 | - パートナー数 | 181 パートナー数 |
一定割合の邦人職員(専門職以上)を確保する。 (UNEPは686人(2015年末)の専門職以上の職員から構成されるため目標は21名)
日本再興戦略に基づく国連関係機関の邦人職員数の目標(3.1%)に基づく専門職員数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 専門職員数 | 20 専門職員数 |
2019 | - 専門職員数 | 21 専門職員数 |
2020 | - 専門職員数 | 23 専門職員数 |
フルオロカーボン・イニシアティブを通じ、我が国の企業による高効率ノンフロン機器の展開が促進されることを目標とする。
フルオロカーボン・イニシアティブへの賛同数(国・国際機関、国内企業・団体)(日本を含む)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - | - |
2019 | - | 22 |
2020 | - | 29 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
日本国内のPM2.5排出インベントリの精緻化と更新をするため、検討・審議を行うための学識経験者等を含めた検討会を開催する。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 検討会開催数 | 3 検討会開催数 |
2019 | 2 検討会開催数 | 2 検討会開催数 |
2020 | - 検討会開催数 | - 検討会開催数 |
UNEPにおける作業部会及びハイレベル総会の開催数の合計
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 回 | 4 回 |
2019 | 2 回 | 2 回 |
2020 | - 回 | - 回 |
我が国の高効率フロン機器の海外展開やフルオロカーボンのライフサイクル管理に関する研修の実施回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 国・地域 | - 国・地域 |
2019 | - 国・地域 | - 国・地域 |
2020 | 3 国・地域 | 3 国・地域 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 国連環境計画(UNEP) | 国連環境計画への拠出金 | 138 |
2020 | 一般社団法人海外環境協力センター | フロン対策に関する調査、研修、国際発信 | 49 |
2020 | 株式会社三菱総合研究所 | フロン対策に関する調査 | 14 |
2020 | 株式会社エックス都市研究所 | 研修対象国の課題分析、研修全体のコーディネーション、相手国との調整 | 3 |
2020 | フロン等グローバル削減研究所 | 研修プログラムの作成、講師の選定・調整、研修ファシリテーター | 1 |