先導的経営人材養成機能強化促進委託事業
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0153
担当部局: 文部科学省 専門教育課
事業期間: 2016年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
我が国の経済成長を支える先導的経営人材を養成するため、産業界のニーズや国内外のビジネススクールの取組等を踏まえつつ、経営系専門職大学院の教育の基本となるコアカリキュラムの策定や、各経営系専門職大学院に共通する課題の解決等に資するプログラムの開発を行い、経営系専門職大学院の機能強化を図ることを目的とする。
事業概要
(1)国内外の経営系大学院における教育課程、教員組織、企業等との連携状況等の実態調査及び、国内外の経営系大学院修了生についての出身校に対する評価や就業先での評価の変化等の実態調査、産業界の経営系大学院に対するニーズや修了者に対する評価・処遇の実態調査を実施する。
(2)経営系専門職大学院で学ぶ全ての学生が修得すべきと考えられる学習内容、共通的な到達目標(コアカリキュラム)を中教審専門職大学院ワーキンググループの検討状況を踏まえて策定する。また、策定したコアカリキュラムを実施するためのモデルとなる教育プログラムを開発する。
(3)産業界のニーズに応えうる教育プログラムの開発についての調査研究や経営系専門職大学院における教員の教育指導能力の開発についての調査研究など、(2)で実施するコアカリキュラム策定以外の経営系専門職大学院の機能強化に資する取組に関する調査研究を実施する。
(4)我が国の経営系専門職大学院の人材育成機能の強化に資するため、海外の先導的取組を参考にしつつ、10年、20年先のビジネス社会とそこで必要とされる人材像を想定し、当該人材を養成するために必要となる我が国の経営系専門職大学院の在り方についての提言を行う。また、我が国の経営系専門職大学院の人材養成機能の強化の観点から、世界的な認証評価機関の評価手法を分析する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | - | 82 | 0 | 0 | 0 | 0 | 82 | 53 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
経営系専門職大学院(ビジネス・MOTの2分野)における教育の質を担保するコア科目の改善充実を図る。
経営系専門職大学院(ビジネス・MOT分野)におけるコアカリキュラム策定数 (目標:2016年度に2 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 件 | 2 件 |
経営系専門職大学院の人材育成機能の強化に資する教育プログラムの開発などの調査研究を3件行う。
プログラム開発などにかかる調査研究数 (目標:2016年度に3 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 件 | 3 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
事業実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 4 件 | 5 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 国立大学法人神戸大学 | 経営系専門職大学院で学ぶすべての学生が習得すべきと考えられる学習内容、共通的な到達目標であるコアカリキュラム(ビジネス分野)を策定し、コアカリキュラム(ビジネス分野)を実施するためのモデルとなる教育プログラムの開発 | 20 |
2016 | 株式会社工業市場研究所 | 国内外の経営系専門職大学院やその修了生及び産業界のニーズ等の実態調査 | 17 |
2016 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 | コアカリキュラム策定委員会の運営、関係者への聞取り調査の取りまとめ、シンポジウムの運営ならびに成果報告書・広報用パンフレットの作成 | 11 |
2016 | 学校法人同志社 | 産業界のニーズに応えうる教育プログラムの開発や、教員の教育指導能力の開発等、コアカリキュラム以外の機能強化に資する取組の調査研究 | 8 |
2016 | 国立大学法人山口大学 | 経営系専門職大学院で学ぶすべての学生が習得すべきと考えられる学習内容、共通的な到達目標であるコアカリキュラム(MOT分野)を策定し、コアカリキュラム(MOT分野)を実施するためのモデルとなる教育プログラムの開発 | 5 |
2016 | 国立大学法人一橋大学 | 長期的視点からの経営系専門職大学院の在り方及び海外の主要な認証評価機関に関する調査研究 | 1 |