食品産業イノベーション推進事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0019

担当部局: 食料産業局 食品製造課

事業期間: 2018年〜2021年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

食品製造業は他産業と比べて労働生産性が低い状況にあり、特に中小・小規模食品事業者では、新たな設備投資や経営改善の取組を促進し、生産性の向上を図ることが課題となっている。このため本事業においては、ロボット、AI(人工知能)、IoT等の先端技術の活用実証や、食品事業者の生産性向上に対する意識向上を目的とした研修会等の開催により、食品産業におけるイノベーションを創出し、食品製造業から外食・中食産業に至る食品産業全体の生産性向上を推進する。

事業概要

1.モデル実証の支援
①革新的技術活用実証事業〔補助(1/2)〕 人手不足の解消や生産コスト低減、経営管理能力向上のためのICT、ロボット、AI技術の導入等による生産効率向上など、革新的な技術の活用実証を支援。 ②業種別業務最適化実証事業〔補助(定額)〕 専門家の工場診断や改善指導による生産性向上などを通して、業務の最適化や人材育成を図る取組を支援。 2.研修会等の開催〔補助(定額)〕 本事業による実証・調査結果も活用し、食品事業者の生産性向上に対する意識改革を目的とした研修会等の開催や業界内で横展開する取組を支援。 3.先進・優良事例等の調査〔補助(定額)〕 ロボット、AI、IoT等の新たな技術の活用等により、生産性向上を図る取組などの先進・優良事例調査等を支援。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
201808600008685
201901070000107-
2020128-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920200255075100125150Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

平成33年度までに設備導入事業実施主体の工場単位での労働生産性を平均3.0%向上する。

設備導入事業実施主体の工場単位での労働生産性の伸びの平均値 ※{(当該年度の工場単位労働生産性/前年度の工場単位労働生産性)-1}*100 (目標:2021年度に3 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %5.1 %

平成33年度までに研修会のアンケート結果における「参考になった」旨の回答の割合を70%以上とする。

研修会終了後のアンケート結果の「非常に参考になった」「一部参考になった」の参加人数に対する割合 ※「非常に参考になった」「一部参考になった」の回答数/アンケート回答数 (目標:2021年度に70 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %98 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

モデル実証の支援件数

年度当初見込み活動実績
201810 件13 件

研修会等開催数

年度当初見込み活動実績
20188 回8 回

先進・優良事例等の収集件数

年度当初見込み活動実績
201830 件39 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2016株式会社日本能率協会総合研究所先進・優良事例の調査、研修会等の開催、モデル実証事業の審査、管理及び評価90
2018株式会社日本能率協会コンサルティング・モデル実証事業に係る検討委員会の開催・生産性向上モデル実証事業の管理 ・本事業による実証・調査結果も活用した、生産性向上に対する意識改革を目的とした研修会等の開催 ・動画制作、マニュアル等作成 ・先進・優良事例等の調査85
2017公益財団法人食品等流通合理化促進機構優良事例の調査、研修会等の開催、モデル実証事業の審査、管理及び評価59
2016一般社団法人日本能率協会研修会等の運営19
2016パナソニックソリューションテクノロジー株式会社ICT・ロボット技術を活用した多言語対応による接客レベルの向上と効率化15
2016株式会社未来基盤情報センター来店予約等のバックヤード業務でのIT活用による業務効率化検証13
2018東京カリント株式会社モデル実証事業の実施12
2018株式会社ナカガワフーズモデル実証事業の実施10
2017株式会社Togenryuタブレット等によるメニュー多言語化システム導入による接客サービスの向上9
2017ニチワ電機株式会社厨房の下膳自動搬送システム導入による作業効率向上9
2018三州製菓株式会社モデル実証事業の実施8
2016ニチワ電機株式会社厨房の下膳自動搬送システム化6
2016合同会社ビジネス実践研究所清掃ロボット導入による効率化6
2017株式会社みすずコーポレーション表面検査技術を取入れることによる異物検査工程の精度向上、作業効率化6
2018ヤマダイ株式会社モデル実証事業の実施5
2018佐賀冷凍食品株式会社モデル実証事業の実施4
2018株式会社共選モデル実証事業の実施4
2018飛驒食産株式会社モデル実証事業の実施4
2018株式会社せきモデル実証事業の実施4
2018デリア食品株式会社モデル実証事業の実施3
2018株式会社日昇堂モデル実証事業の実施3

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