動物疾病基幹診断施設のISO17025等外部精度管理支援事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0060
担当部局: 消費・安全局 動物衛生課
事業期間: 2016年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
我が国の動物疾病診断・検査体制への国際的かつ客観的な外部認定により、信頼性を維持し、疾病発生時でも畜産物輸出が継続できる体制を構築することで、輸出検疫協議を促進し、畜産物輸出の目標達成に資する。
事業概要
我が国には国際獣疫事務局(OIE)が認定する国際的な診断助言施設であるレファレンス・ラボラトリー等の動物疾病基幹診断施設が14施設あり、これら施設は国際的な診断技術の標準化及び防疫体制の確立に貢献しているだけでなく、国内における確定診断、技術普及等においても先導的な役割を果たしている。OIEはこれらの基幹診断施設に対し、平成29年までに検査の精度管理のための外部認定となるISO17025等を取得することを要件としており、我が国としても、OIEのレファレンス・ラボラトリー等の認定を維持する必要がある。以上の理由から、これらの診断施設がISO17025等の認定を受けるために必要な審査費用及び検査機器外部点検費用を支援する。
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 38 | 16 | 0 | 0 | 0 | -9 | 7 | 7 |
| 2017 | 14 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | - |
| 2018 | 10 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
【政策評価測定指標】 平成31年までに農林水産物・食品の輸出額を1兆円にする。
農林水産物・食品の輸出額 (目標:2019年度に10000 億円)
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2016 | - 億円 | 7502 億円 |
【アウトカム】 本事業により我が国の全ての動物疾病基幹診断施設がISO17025の認証を取得することにより、信頼性が維持し、疾病発生時でも畜産物輸出が継続できる体制が構築されるよう、平成31年度までに我が国の全ての動物疾病基幹診断施設がISO17025の認証を取得することを目指す。
我が国の動物疾病基幹診断施設のうち、ISO17025の認証を取得した施設の割合 (目標:2019年度に100 %)
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2016 | - % | 71 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業の補助金の交付施設数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2016 | 14 施設数 | 5 施設数 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
|---|---|---|---|
| 2016 | 国立大学法人北海道大学 | 鳥インフルエンザの診断等についてのISO認定取得 | 3 |
| 2016 | 国立大学法人北海道大学 | サケ科魚ヘルペスウイルス病の診断等についてのISO認定取得 | 3 |
| 2016 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | BSEの診断等についてのISO認定取得 | 1 |
| 2016 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 牛疫及び口蹄疫の診断等についてのISO認定取得(2施設) | 1 |



