漁業労働安全確保・革新的技術導入支援事業のうち水産業革新的技術導入・安全対策推進事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0275
担当部局: 水産庁 増殖推進部研究指導課
事業期間: 2009年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
本事業では、漁業経営の安定化を実現するため、収益性の高い操業体制を確立することを最終目的としており、漁業者等が中心となって行う漁船漁業等の操業にかかる新たな技術の実証試験等への支援を行い、これら技術の導入を促進することで、漁業現場での作業が重労働であることや、漁船漁業において海難事故が多いことなどの解決を目指す。
事業概要
漁業者等が中心となって行う、漁船漁業等の省エネや省力化、安全対策の推進等に資する新技術の実証等への支援を行う。
①漁業者等が中心となって行う省エネ・低コスト化に資する新技術の実証および実証技術の解析・普及
②漁船漁業等の省人・省力化及び安全性向上に資する新技術の実証および実証技術の分析・普及
①~②補助率:定額、1/2
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 164 | 0 | 0 | 0 | 0 | 164 | 164 |
2013 | - | 127 | 0 | 0 | 0 | 0 | 127 | 123 |
2014 | - | 29 | 0 | 0 | 0 | 0 | 29 | 29 |
2015 | - | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 48 |
2016 | 43 | 41 | 0 | 0 | 0 | 0 | 41 | 37 |
2017 | 61 | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 51 | 50 |
2018 | 72 | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 28 | 24 |
2019 | 33 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 | - |
2020 | 24 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
各課題の成果達成度の総合評価を点数化した場合に毎年度平均して90点以上を確保
外部専門家を含む事業評価推進評価委員会による各課題の成果達成度の総合評価を点数化(A:十分達成=100点、B:ほぼ達成=75、C:未達成=0点、D:目標を大きく下回る=0点)※H26年度より各課題の評価を実施 (目標:2021年度に90 点)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 点 | 88 点 |
2017 | - 点 | 85 点 |
2018 | - 点 | 91 点 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
①漁業者等が中心となって行う省エネ・低コスト化に資する新技術の実証課題数および実証技術の解析・普及実施課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 2 件 | 3 件 |
2017 | - 件 | - 件 |
2018 | - 件 | - 件 |
②漁船漁業等における省人・省力化及び安全性向上に資する新技術の実証課題数および実証技術の分析・普及実施課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | - 件 | - 件 |
2017 | 3 件 | 5 件 |
2018 | 3 件 | 3 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 富士通(株) | 短波無線データ通信ネットワークの省コスト効果の実証 | 19 |
2015 | 日油技研工業株式会社 | 日東製網株式会社との共同提案であり、水中ウインチを用いた防災型定置網の低コスト効果の実証を行う。 | 18 |
2015 | 日本かつお・まぐろ漁業協同組合 | 高効率冷凍運転支援システムの開発実証を行い、省エネ効果を確認する。 | 16 |
2016 | 公益財団法人函館地域産業振興財団 | プラズマ漁灯を用いた実証試験を行い、導入した漁灯の省エネ・低コスト効果を確認する。 | 13 |
2016 | 公益財団法人函館地域産業振興財団 | プラズマ漁灯を用いた実証試験を行い、導入した漁灯の省エネ・低コスト効果を確認する。 | 13 |
2017 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 | 安全性の向上に資する漁船の転覆警報装置の開発実証を行い、安全性向上効果の確認を行う。 | 12 |
2017 | 株式会社仁光電機 | プラズマ漁灯を用いた実証試験を行い、導入した漁灯の省エネ・省コスト、省力化効果を確認するとともに漁獲性能の検証を行う。 | 11 |
2018 | 日本無線株式会社 | 安全性の向上に資するスマートフォンを活用した安全操業支援技術の開発実証を行い、安全性向上効果の確認を行う。 | 11 |
2015 | 一般社団法人海洋水産システム協会 | 実証試験の円滑な実施を図るための技術的指導を行うとともに、実証試験結果の解析、実証試験成果報告会の開催等の普及活動等を行う。 | 8 |
2017 | 日光水産株式会社 | 自動かつお釣機の開発実証を行い、省エネ、省コスト、省力効果を確認する。 | 8 |
2015 | 日東製網株式会社 | 日油技研工業株式会社との共同提案であり、水中ウインチを用いた防災型定置網の低コスト効果の実証を行う。 | 7 |
2016 | 日本鰹鮪漁業開発株式会社 | 日本かつお・まぐろ漁業協同組合との共同提案であり、高効率冷凍運転システムの開発実証を行い、省エネ効果を確認する。 | 7 |
2017 | 一般社団法人海洋水産システム協会 | 実証試験の円滑な実施を図るための技術的指導を行うとともに、実証試験結果の解析、実証試験成果報告会の開催等の普及活動を行う。 | 7 |
2016 | 日新興業株式会社 | 日本かつお・まぐろ漁業協同組合との共同提案であり、高効率冷凍運転システムの開発実証を行い、省エネ効果を確認する。 | 6 |
2016 | 一般社団法人海洋水産システム協会 | 実証試験の円滑な実施を図るための技術的指導を行うとともに、実証試験結果の解析、実証試験成果報告会の開催等の普及活動を行う。 | 6 |
2017 | 株式会社スマートサポート | 軽労化技術を活用したスマートスーツの開発実証を行い、省エネ、省コスト、省力効果を確認する。 | 6 |
2018 | 一般社団法人海洋水産システム協会 | 実証試験の円滑な実施を図るための技術的指導を行うとともに、実証試験結果の解析、実証試験成果報告会の開催等の普及活動を行う。 | 6 |
2014 | えさん漁業協同組合 | イカ釣り漁船におけるプラズマ灯の省エネ効果の実証 | 5 |
2014 | (一社)海洋水産システム協会 | 実証試験の円滑な実施を図るための技術的指導を行うとともに、実証試験結果の解析、実証試験成果報告会の開催等の普及活動等を行う。 | 5 |
2016 | 株式会社三保造船所 | 日本かつお・まぐろ漁業協同組合との共同提案であり、高効率冷凍運転システムの開発実証を行い、省エネ効果を確認する。 | 4 |
2018 | 日光水産株式会社 | 自動かつお釣機の開発実証を行い、省人、省力効果を確認する。 | 4 |
2017 | 国立大学法人横浜国立大学 | 安全性の向上に資する漁船の転覆警報装置の開発実証を行い、安全性向上効果の確認を行う。 | 3 |
2016 | 日本かつお・まぐろ漁業協同組合 | 高効率冷凍運転システムの開発実証を行い、省エネ効果を確認する。 | 2 |
2017 | ユニマック株式会社 | 自動かつお釣機の開発実証を行い、省エネ、省コスト、省力効果を確認する。 | 2 |
2018 | ユニマック株式会社 | 自動かつお釣機の開発実証を行い、省人、省力効果を確認する。 | 2 |
2017 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 | プラズマ漁灯を用いた実証試験を行い、導入した漁灯の省エネ・省コスト、省力化効果を確認するとともに漁獲性能の検証を行う。 | 1 |