停電復旧見通しの精緻化・情報共有システム等整備事業費

府省庁: 経済産業省

事業番号: 0084

担当部局: 産業保安グループ、電力・ガス事業部 電力安全課、電力基盤整備課

事業期間: 2019年〜2024年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

令和元年台風第15号による千葉県を中心とした大規模停電においては、多数の倒木等により現場状況の把握が困難であったことなどにより、その復旧見通しについて不正確な情報が発せられ、適切な情報が適時に関係者に届けられなかったために、多くの人の不満や不安を巻き起こすこととなった。
この課題を克服するため、より精緻な停電復旧見通しを算出/情報共有・発信するための手法を開発し、これら情報を迅速に関係者間で共有するため、早期電力復旧情報プラットフォームを構築する。

事業概要

(1)停電復旧見通しの算出手法等の開発
 官民で共有するべき情報の抽出のため、衛星画像やドローン撮影画像、センサ情報、国・自治体・インフラ事業者の保有する現況情報、過去の停電復旧データやAI等、活用可能な情報や解析技術を検討した上で、これらを解析し、より精緻な停電復旧見通しを算出/情報共有・発信するための手法を開発する。 (2)早期電力復旧情報プラットフォームの構築  停電復旧見通しに係る情報を迅速に関係者間で共有するために構築する早期電力復旧情報プラットフォームを構築する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2019-05910-591000
2020-0059100591-
2021400-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201920202021-750-500-2500250500750Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

停電復旧算出手法及び情報共有プラットフォームシステムを各一般送配電事業者に導入し、災害時の正確な復旧見通しの算出、復旧関係社の円滑な連携に活用

システムの導入社数 (目標:2023年度に10 社)

年度当初見込み成果実績
2019- 社- 社

活動指標及び活動実績(アウトプット)

衛星モデル等の算出モデル検討数

年度当初見込み活動実績
2019- 件- 件

早期電力復旧情報プラットフォームへの連携システム数

年度当初見込み活動実績
2019- 件- 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019一般財団法人電力中央研究所研究開発の計画立案、実施、プロジェクト管理、成果のまとめ 等203
2019株式会社パスコ研究開発の計画立案、実施、プロジェクト管理、成果のまとめ 等197
2019三菱スペース・ソフトウエア株式会社防災情報システムの開発等94
2019一般財団法人リモート・センシング技術センターAI解析モデルの検討、緊急時における衛星運用、教師データ作成50
2019株式会社電力計算センタープラットフォームシステム維持・被害情報,停電情報等のデータベース整備21
2019株式会社気象工学研究所気象情報システム利用・改修・維持17
2019SCSK株式会社被害情報,停電情報等のデータベース整備9
2019エッジテクノロジー株式会社データ分析・データクレンジング業務・システム維持・拡張作業8
2019(学法)東京農業大学東京情報大学夜間光画像の解析等5

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