廃棄物処理システムにおけるエネルギー利活用・脱炭素化対策支援事業

府省庁: 環境省

事業番号: 20-0056

担当部局: 環境再生・資源循環局 廃棄物適正処理推進課

事業期間: 2018年〜2021年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負、補助

事業の目的

東日本大震災以降、廃棄物処理施設は、地域のエネルギーセンターとしての役割・重要性が再認識されており、地域の低炭素化及び自立・分散型エネルギー推進の観点からも、廃棄物処理施設整備等の構想・計画段階から、地域における廃棄物エネルギー利活用を含めた検討を行うことを促す枠組みを設けて、廃棄物エネルギーの利活用を推進していく必要がある。また、一連の廃棄物処理システム全体(収集運搬、中間処理、最終処分)においても、更に低炭素化対策を促進していく必要がある。

事業概要

・廃棄物処理に伴って得られるエネルギー(電力・蒸気・温水)を地域で利活用する方向性について整理を行うとともに、市町村等における廃棄物処理施設整備の計画段階から、エネルギー利活用の在り方と一体的に検討を行うことを促す枠組みについて、調査・検討を行う。
・廃棄物処理システム(収集運搬、中間処理、最終処分)において、各々の地域特性に応じた適切な低炭素・省CO2対策の導入を促進するため、具体的な地域を選定して、一連の廃棄物処理システムにおける低炭素・省CO2対策を検証・提案し、その実現可能性を調査する。 ・収集運搬の効率化による低炭素化を図るモデル事業を市町村において実施する。まちの様態別(住宅地、商業地等の用途パターン別)にIoT・AI等の先端技術を活用し、機器を搭載した収集運搬車両を使用して、現在の収集コースでモニタリングを行い、最適ルートシステムの策定・評価を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-4000000400257
2019-3000000300210
2020-30000-760224197
2021-00760076-
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920202021-1000100200300400500Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

令和12年度末までに事業実施後における廃棄物焼却施設の余熱利用によりCO2を10,657t削減する

CO2削減量(t-CO2) ※令和元年度、令和2年度については設備導入の実績がなかっため、成果実績については把握できない。 (目標:2030年度に10657.0 t-CO2)

年度当初見込み成果実績
2018- t-CO2754.9 t-CO2
2019- t-CO2- t-CO2
2020- t-CO2- t-CO2

IoT・AIを活用した収集運搬低炭素化モデル事業により令和12年度までに10,840トンの二酸化炭素排出量を削減する

CO2削減量(t-CO2) (目標:2030年度に10840.0 t-CO2)

年度当初見込み成果実績
2018- t-CO2- t-CO2
2019- t-CO2- t-CO2
2020- t-CO2- t-CO2

活動指標及び活動実績(アウトプット)

補助事業実施件数

年度当初見込み活動実績
20183 件3 件
20193 件3 件
2020- 件- 件

収集運搬低炭素化モデル事業実施件数(委託事業)

年度当初見込み活動実績
2018- 件- 件
2019- 件- 件
20201 件1 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020一般財団法人日本環境衛生センター廃棄物処理システムにおける低炭素・省CO2対策普及促進方策検討調査及び実現可能性調査委託業務197
2020パシフィックコンサルタンツ株式会社廃棄物処理システムにおける低炭素・省CO2対策普及促進方策検討調査及び実現可能性調査委託業務54
2020富士電機株式会社将来モデルにおける施設整備及び運営方法の検証等業務6
2020スマートシティ企画株式会社情報提供サイト及びワークショップの教材等検討業務2

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