風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業

2021

風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業

地球温暖化対策

府省庁: 環境省

事業番号: 20-0039

担当部局: 大臣官房環境影響評価課

事業期間: 2017年〜2020年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

風力発電については、環境影響評価手続きの迅速化が求められる一方で、、立地場所によっては、騒音等の生活環境への影響や、希少な鳥類や傑出した景観等の自然環境への影響が懸念される場合も少なくない。これを受け、地域住民等との紛争事例も生じており、対応が課題となっている。これらの課題に対応するためには、地域の自然的条件・社会的条件を評価し、導入促進に向けた促進エリアや環境保全を優先するエリア等を設定するゾーニングが有効であることから、ゾーニングの実効性を確保し、環境影響評価制度等との連携を具体化するための仕組みを見据えた検討及びその実証を行い、再生可能エネルギーの導入と環境配慮の両立を図る。

事業概要

実証事業におけるゾーニングの実践
　「ゾーニングマニュアル」を参考にしつつ、令和２年度は６の実証地域（岩手県久慈市、秋田県にかほ市、和歌山県、徳島県阿南市、新潟県、長崎県）において、ゾーニング結果を環境影響評価手続等の各種制度に活用するための実証事業を実施した。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	予算計	執行額
2018	-	400	400	331
2019	-	400	400	273
2020	-	330	330	295

成果目標及び成果実績（アウトカム）

ゾーニングマニュアルに則ってゾーニングが実施されたことにより風力発電が導入された結果として削減される二酸化炭素量 ※風力発電の稼働までに相当の期間を要するため、中間目標の設定は困難

二酸化炭素削減量（t/年）（H29年度に策定されたゾーニングマニュアルに則ってゾーニングが実施されたことにより風力発電が導入された結果として削減されるため）（目標：2030年度に244.8 万ｔ/年）

年度	当初見込み	成果実績
2018	- 万ｔ/年	- 万ｔ/年
2019	- 万ｔ/年	- 万ｔ/年
2020	- 万ｔ/年	- 万ｔ/年

活動指標及び活動実績（アウトプット）

ゾーニングの実践が行われた地域数

年度	当初見込み	活動実績
2018	10 地域	10 地域
2019	7 地域	7 地域
2020	6 地域	6 地域

主要な支出先

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2020	にかほ市	風力発電に係るゾーニング実証事業（秋田県にかほ市）	42
2020	国際航業株式会社	風力発電に係るゾーニング実証事業（秋田県にかほ市）	41
2020	長崎県	風力発電に係るゾーニング実証事業（長崎県）	39
2020	国際航業株式会社	風力発電に係るゾーニング実証事業（長崎県）	38
2020	株式会社パスコ	全国ゾーニング基盤情報整備委託業務	36
2020	新潟県	風力発電に係るゾーニング実証事業（新潟県）	35
2020	日本工営株式会社	風力発電に係るゾーニング実証事業（新潟県）	33
2020	アジア航測株式会社	〃（共同実施）	30
2020	アジア航測株式会社	風力発電に係るゾーニング実証事業（徳島県阿南市）	28
2020	阿南市	風力発電に係るゾーニング実証事業（徳島県阿南市）	28
2020	久慈市	風力発電に係るゾーニング実証事業（岩手県久慈市）	28
2020	株式会社パスコ	風力発電に係るゾーニング実証事業（岩手県久慈市）	26
2020	和歌山県	風力発電に係るゾーニング実証事業（和歌山県）	21
2020	いであ株式会社	風力発電に係るゾーニング実証事業（和歌山県）	20
2020	一般財団法人自然環境研究センター	令和元年度トキ飛行経路等解明調査委託業務	19
2020	日本工営株式会社	風力発電に係るゾーニング実証事業支援委託業務	18
2020	東京カートグラフィック株式会社	GISデータの作成に関する補助作業	6
2020	有限会社アスタリスク	GISデータの作成に関する補助作業	1
2020	一般社団法人日本環境アセスメント協会	委員会運営補助等	1

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