主機等オーバーホール
府省庁: 防衛省
事業番号: 20-0073
担当部局: 防衛装備庁 事業監理官(艦船担当)
事業期間: 1991年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
主機等(推進用及び発電用原動機)は、艦艇の航行に直接的に関わる最も重要な装備品の一つであり、高い信頼性が要求されることから、主機等ごとに信頼性を保証できる累計運転時間を定めている。
当該時間にわたり使用され信頼性が低下した主機等について、効率的かつ経済的な措置により、再度、信頼性を向上させるため、本事業を実施する。
事業概要
規定の累計運転時間に達し艦艇から陸揚げした主機等について、本事業で艦船補給処等が主機等の製造会社等と役務契約を結び、オーバーホール(開放検査及び必要な部品交換等)により信頼性を向上させた後、海上自衛隊に納入する。
なお、納入された主機等は、他の艦艇の累計運転時間により信頼性が低下した主機等と交換して継続使用する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 6,985 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6,985 | 4,919 |
2019 | - | 7,021 | 0 | 0 | -496 | 0 | 6,525 | 4,572 |
2020 | - | 9,447 | 0 | 496 | -22 | 0 | 9,921 | 6,809 |
2021 | - | 11,037 | 0 | 22 | 0 | 0 | 11,059 | - |
2022 | 12,131 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
主機等についてオーバーホールを実施することにより、艦艇の可動率向上に寄与することができる態勢の維持
ガスタービン搭載艦艇数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 機 | 67 機 |
2019 | - 機 | 68 機 |
2020 | - 機 | 62 機 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
オーバーホールを実施した主機等の整備台数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 125 台 | 113 台 |
2019 | 82 台 | 75 台 |
2020 | 82 台 | 89 台 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 川崎重工業株式会社 | 川崎重工業(株)製ガスタービン機関等のオーバーホール | 5,281 |
2020 | 株式会社IHI | (株)IHI製ガスタービン機関等のオーバーホール | 1,270 |
2020 | 三菱ふそうトラック・バス株式会社 | 掃海艦艇用ディーゼル機関のオーバーホール | 129 |
2020 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 掃海艦艇用ディーゼル機関のオーバーホール | 101 |
2020 | ナブテスコ株式会社 | 補助発電ユニット用ガスタービン機関のオーバーホール | 28 |