石油資源を遠隔探知するためのハイパースペクトルセンサの研究開発(旧:ハイパースペクトルセンサ等の研究開発)

府省庁: 経済産業省

事業番号: 0185

担当部局: 製造産業局 航空機武器宇宙産業課宇宙産業室

事業期間: 2007年〜2021年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

 ハイパースペクトルセンサは宇宙から地球表面を観測するセンサである。資源探査用衛星センサであるASTER(1999年打上げ。既に設計寿命(5年)を超えて運用中)の後継機として開発を行い、物質の解析に有用なスペクトル分解能を飛躍的に向上させ、より高精度なデータを得ることを可能とする。このデータを解析することによって石油埋蔵地域のより詳細な特定を行うことができるため、今後の石油資源の安定的な確保に非常に有用である。

事業概要

 ASTER センサと比較し、スペクトル分解能を向上(バンド数:14→185)させたハイパースペクトルセンサを開発する。ASTERでは10種類程度の地表鉱物の推定が可能であったが、ハイパースペクトルセンサでは、30種類程度の鉱物の特定ができる。このセンサにより、一層精度の高い石油資源の遠隔探知(リモートセンシング)が可能になるほか、事業化段階における効率的なパイプライン建設、周辺環境への影響評価(土壌汚染、水質汚濁、森林・農業への影響)への利用が可能となるため、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載した宇宙実証を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2013-1,5300107001,6371,602
2014-6690000669655
2015-8750000875871
2016-1,15000001,150-
20171,300-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201320142015201620170500100015002000Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

活動指標及び活動実績(アウトプット)

研究開発内容にかかる論文および学会における発表数

年度当初見込み活動実績
20134 件4 件
20143 件3 件
20152 件2 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2015一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構ハイパースペクトルセンサを ISSに搭載するための研究開発679
2015株式会社IHIエアロスペース暴露ペイロードシステムの開発346
2015日本電気株式会社ハイパースペクトルセンサのISS適合性検証194
2015一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構センサシステムの設計、フライトモデルのインテグレーション及び試験、宇宙実証支援、技術動向・市場動向等各種調査191
2015富士通株式会社GDSの開発82
2015日本電気株式会社フライトモデルの制作・試験49
2015富士通株式会社地上データシステムの改修43
2015日本電気株式会社機器実証部及びレベルゼロ処理部開発16
2015日本コムシス株式会社GDSデータ保存装置保守3
2015富士通株式会社GDS業務サーバ保守3

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