政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備・データ利用促進事業費
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0047
担当部局: 製造産業局 宇宙産業室
事業期間: 2018年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
政府衛星データのオープン&フリー化を図るとともに、民間企業が利用しやすく、かつ、AI等も活用した民間の新規アプリケーション開発等が可能となるようなデータプラットフォームを開発する。また、宇宙データの利用促進を図り、新規アプリケーション開発によるビジネス創出を促進するため、衛星データ活用スキル習得機会の拡大や、本プラットフォームを活用して、新たなアプリケーションの開発を行う。
事業概要
政府が運用する地球観測衛星のデータについては、産業利用を想定したデータがオープン&フリー化(ユーザーが利用可能な形式に処理をされたうえでの公開)されておらず、また、衛星データの加工には高い専門性や高価な処理設備・ソフトウェアが要求されることから、その産業利用は限定的に留まっている。
そのため、民間企業が利用しやすいデータプラットフォームを整備、変換済の衛星データを公開するとともに、当該プラットフォーム上でAI等の解析技術と組み合わせた新規アプリケーションの開発等が可能な環境を整備することで、新たなビジネスの創出を図る。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 1,200 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,200 | 1,199 |
2019 | - | 1,151 | 0 | 0 | -24 | 0 | 1,127 | 1,127 |
2020 | - | 1,300 | 0 | 24 | 0 | 0 | 1,324 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
2030年代初期までに宇宙産業の市場規模を2.4兆円まで拡大する見込みの中、宇宙利用産業は約7割の1.6兆円規模と想定。このうち、2030年代初期までに宇宙利用産業の市場規模に約3400億円(約20%程度)貢献。
宇宙利用産業の市場規模への貢献額。 (目標:2030年度に3400 億円)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 億円 | - 億円 |
2019 | - 億円 | - 億円 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
プラットフォームへのユーザ登録件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 7000 件 | 8000 件 |
2019 | 11000 件 | 14589 件 |
プラットフォームへのユーザアクセス件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 60000 件 | 70000 件 |
2019 | 85000 件 | 73066 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | さくらインターネット株式会社 | 政府衛星データののオープン&フリー化に向けた事業モデルの立案、プラットフォームの開発・整備、運営及び利用促進等 | 1,127 |
2019 | ビットスター株式会社 | TellusOS・マーケット開発、PF運営等 | 175 |
2019 | 株式会社SIGNATE | e-Learning・トレーニング運営、コンテスト開催 | 61 |
2019 | 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ | イベント企画、PR支援、トレーニング運営 | 45 |
2019 | 株式会社グッドパッチ | UIデザイン・制作、サービス検討 | 40 |
2019 | 株式会社nomad | オウンドメディア構築・運営 | 40 |
2019 | 一般財団法人リモート・センシング技術センター | データ整備、SARモジュール統合及びデータ検討 | 22 |
2019 | アイティーエム株式会社 | PMO支援 | 20 |
2019 | プラナスソリューションズ株式会社 | ODA追加・導入支援 | 19 |
2019 | 株式会社デジタルハーツ | TellusOS・マーケットの品質管理 | 17 |
2019 | シャープ株式会社 | 超解像モジュール開発 | 15 |
2019 | プラナスソリューションズ株式会社 | 事業ビジネスモデルプロジェクト運営等 | 3 |