脱炭素・資源循環「まち・暮らし創生」FS事業
府省庁: 環境省
事業番号: 0064
担当部局: 環境再生・資源循環局 特定廃棄物対策担当参事官室
事業期間: 2018年〜2020年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
東日本大震災から8年が経過し、福島の復興に向けては、「環境再生の取組」はもとより、産業創成や地域創生などの「未来志向の取組」が求められる新たなステージを迎えつつある。こうした背景の下、本事業では、福島県浜通りの避難指示解除地域や、福島復興再生特別措置法(平成24年法律第25号)に基づく復興再生拠点等を対象に、「町全体の復興と脱炭素化の両立」に向けた取組を推進する。
事業概要
本事業では、浜通りの避難指示解除地域や、福島特措法に基づく復興再生拠点等を対象に、「町全体の復興と脱炭素化の両立」に向け、環境再生事業と連携しつつ、脱炭素の視点を最大限ビルトインした町の復興の絵姿を描き、各種事業によるCO2削減効果の評価や、事業の実現可能性の検証のためFSを実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 200 | 0 | 0 | 0 | 0 | 200 | 177 |
2019 | - | 400 | 0 | 0 | 0 | 0 | 400 | 392 |
2020 | - | 400 | 0 | 0 | 0 | 0 | 400 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和2年度までに、概ね10技術のFS結果を「脱炭素の視点を最大限ビルトインした町の復興の絵姿」の作成に活用する。
「脱炭素の視点を最大限ビルトインした町の復興の絵姿」の作成に活用可能な事業の評価・検証数 (目標:2030年度にNone 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 4 件 |
2019 | - 件 | 7 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
FSが行われた技術数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 4 件 | 4 件 |
2019 | 6 件 | 7 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社ジェイアール東日本企画 | 磐梯朝日国立公園の裏磐梯エリアをフィールドに設定し、現地の自然観光資源・観光状況の基礎調査。 構想実現に向けて福島県が検討を進める「脱炭素型拠点施設の検討」の事業実現性を検討・検証し、当該エリアの更なる魅力向上に繋げるべく地域復興に関する戦略の方向性と施策の検討 | 121 |
2019 | 株式会社三菱総合研究所 | 脱炭素・資源循環に関する事例等の情報収集及び整理。福島浜通り地域における脱炭素技術等の導入可能性調査。福島件浜通り地域における「復興×脱炭素まちづくり」の構築に向けた提案 | 60 |
2019 | 株式会社エックス都市研究所 | 未来志向プロジェクトの①効果的な推進策、CO2削減効果評価方法等の検討と実施②対象事業の適性かつ効果的な運営、③効果的な情報発信 | 50 |
2019 | 株式会社三菱総合研究所 | ソーラーシェアリング設備設置による露地栽培の計画策定、電源を活用した自家消費型施設園芸のシステム設計調査等を実施。エコシステム型ネットワーク構築、より具体的な事業化に向けて調査。 | 50 |
2019 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 平成30年度から、企業バス等の共同利用(以下共同バス)による効率化等に関する実証実験を実施。 | 45 |
2019 | 日本工営株式会社 | IoT導入を見据えた先導モデル農地の整備検討、高効率な管理方法の検討、経済性分析、付加価値向上 | 36 |
2019 | 株式会社クレハ環境 | 町が進めるバイオマス活用事業と連携することで復興再生計画・帰還促進を支援する地域エネルギー循環システムを提案し、地域経済の循環を促進させ、町が抱えるバイオマス活用事業の課題の解決と復興に貢献するための取り組みを行うものである。 | 31 |
2019 | アールイー株式会社 | 調査・実証実験に係る補助 | 8 |