地震防災研究戦略プロジェクト
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0246
担当部局: 研究開発局 地震・防災研究課
事業期間: 2011年〜2024年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
国及び地方自治体による防災計画や、個人の防災意識の向上に貢献し、安全・安心な社会の構築を目指すため、以下の地震調査研究重点プロジェクトを実施する。
①日本海地震・津波調査プロジェクト ※令和2年度で終了予定
②南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト ※令和元年度で終了
③地域防災対策支援研究プロジェクト ※平成29年度で終了
④防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト ※令和2年度より開始
事業概要
①日本海側では観測データ等が不足し、自治体の地震の想定や防災対策の検討が困難な状況にあることから、自治体の要望等も踏まえ、日本海側の地震・津波像の解明等を行う。
②南海トラフ域及び南西諸島海溝域を対象として構造調査、津波履歴調査並びにシミュレーション研究を行い、被害予測精度の向上を目指す。また効果的・効率的な防災・減災対策に貢献するための地域連携減災研究を行う。
③地域の防災力の向上のため、全国の大学等における理学・工学・社会科学分野の防災研究の成果をまとめるデータベースの構築とともに、大学等の研究成果の展開を図り、大学・自治体・事業者等の防災・減災対策への研究成果の活用を促進する。
④南海トラフ沿いの「異常な現象」(半割れ地震・スロースリップ等)発生後の推移について科学的・定量的評価を目指す理学研究と、社会の萎縮回避や事前対策として住民・企業等の防災対策・対応のあり方等を研究する工学・社会科学研究を連携して推進する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 731 | 0 | 0 | 0 | 0 | 731 | 729 |
2018 | - | 653 | 0 | 0 | 0 | 0 | 653 | 650 |
2019 | - | 556 | 0 | 0 | 0 | 0 | 556 | 553 |
2020 | - | 682 | 0 | 0 | 0 | 0 | 682 | - |
2021 | 626 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
①-1日本海地震・津波調査プロジェクトの進捗状況 ・日本海側の地震・津波発生モデルの構築、地震・津波発生予測の進捗
平成25年度以降の論文数、学会発表数(累積値) (目標:2020年度に528 回)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 回 | 320 回 |
2018 | - 回 | 408 回 |
2019 | - 回 | 454 回 |
①-2日本海地震・津波調査プロジェクトの進捗状況 ・調査・研究成果の自治体、事業者等への共有、地域での活用
平成25年度以降のテレビや新聞、雑誌などに掲載された件数(累積値) (目標:2020年度に99 回)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 回 | 46 回 |
2018 | - 回 | 64 回 |
2019 | - 回 | 86 回 |
②-1南海トラフ広域地震防災研究プロジェクトの進捗状況 ・地震発生域の調査と調査結果をもとにした地震・津波シミュレーションの進捗
平成25年度以降の論文数、学会発表数(累積値) (目標:2020年度に865 回)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 回 | 528 回 |
2018 | - 回 | 634 回 |
2019 | - 回 | 722 回 |
②-2南海トラフ広域地震防災研究プロジェクトの進捗状況 ・調査・研究成果の自治体、事業者等への共有、地域での活用
平成25年度以降のテレビや新聞、雑誌などに掲載された件数(累積値) (目標:2020年度に205 回)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 回 | 135 回 |
2018 | - 回 | 151 回 |
2019 | - 回 | 181 回 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
地域研究会の開催回数 (①日本海地震・津波調査プロジェクト)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 7 回 | 6 回 |
2018 | 6 回 | 6 回 |
2019 | 7 回 | 5 回 |
調査・観測、シミュレーションの実施件数(累計) (①日本海地震・津波調査プロジェクト)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 12 件 | 12 件 |
2018 | 15 件 | 14 件 |
2019 | 18 件 | 17 件 |
地域研究会の開催回数 (②南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 13 回 | 9 回 |
2018 | 13 回 | 13 回 |
2019 | 13 回 | 14 回 |
調査・観測、シミュレーションの実施件数(累計) (②南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 17 回 | 16 回 |
2018 | 20 回 | 19 回 |
2019 | 23 回 | 29 回 |
地域報告会の開催回数 (③地域防災対策支援研究プロジェクト)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 8 回 | 8 回 |
2018 | - 回 | - 回 |
2019 | - 回 | - 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国立大学法人東京大学 | プロジェクトの管理運営・各種調査 | 311 |
2019 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | プロジェクトの管理運営・各種調査 | 239 |
2019 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | 沖合構造調査 | 100 |
2019 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 地域連携減災研究 | 33 |
2019 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 津波等堆積物調査 | 27 |
2019 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 | 防災・災害情報発信 | 17 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | 震源モデルシミュレーション | 17 |
2019 | 国立大学法人京都大学 | 災害対策復旧復興研究 | 13 |
2019 | 国立大学法人新潟大学 | 津波堆積物の調査 | 12 |
2019 | 国立大学法人京都大学 | 強震動予測 | 11 |
2019 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 | 海溝近傍構造調査 | 9 |
2019 | 国立大学法人東北大学 | 震災教訓データベース作成 | 8 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | 海底地震観測 | 6 |
2019 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 | 沿岸域の地震活動 | 3 |
2019 | 国立大学法人横浜国立大学 | 構成岩石モデルの構築 | 2 |