戦略的プロジェクト研究推進事業のうち農業における花粉媒介昆虫等の積極的利活用技術の開発
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0193
担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究開発官(基礎・基盤、環境)室
事業期間: 2017年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
本事業は、花粉を媒介する昆虫を積極的に利活用することで、農産物の安定生産・高品質化と受粉コストの軽減を実現することを最終目的としている。国内では花粉媒介昆虫が過去20年間で20%以上減少し、ウメ等の収量・品質に悪影響を与えている。また、ウリ科作物やリンゴ等の果菜・果実生産における受粉作業が農業者の大きな負担となっている。これらの課題を解決するために、農作物の花粉媒介に貢献する昆虫を有効利用する技術を開発する本事業を実施する。
事業概要
国立研究開発法人、大学、企業等の研究機関からなる研究コンソーシアムに委託して、農業において昆虫等を花粉媒介者として積極的に利用する技術の開発を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 140 | 0 | 0 | 0 | 0 | 140 | 140 |
2018 | - | 105 | 0 | 0 | 0 | 0 | 105 | 105 |
2019 | - | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 90 | 90 |
2020 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
2021 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
農作物3種において、野生の花粉媒介昆虫を活用する基盤技術を開発。
開発した花粉媒介昆虫活用技術等の適用作目数 平成29年度(2017年度)~令和2年度(2020年度)の成果指標は研究課題評価による評価結果を用いる。 (目標:2021年度に3 作目数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 作目数 | - 作目数 |
2018 | - 作目数 | 100 作目数 |
2019 | - 作目数 | - 作目数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
活動指標の課題数は、毎年度、外部有識者等からなる運営委員会で課題の達成度を評価する小課題の数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 11 小課題数 | 11 小課題数 |
2018 | 11 小課題数 | 11 小課題数 |
2019 | 11 小課題数 | 11 小課題数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 果樹における花粉媒介昆虫調査手法の開発 等 | 39 |
2019 | 学校法人京都産業大学 | 花粉媒介昆虫大量増殖技術および授粉利用技術の開発 | 9 |
2019 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 | 花粉媒介昆虫の同定手法および花粉媒介昆虫が利用する植物の同定手法の開発 | 9 |
2019 | 株式会社アグリ総研 | 花粉媒介昆虫大量増殖技術および授粉利用技術の開発 | 8 |
2019 | 国立大学法人筑波大学 | 果菜類における花粉媒介昆虫調査手法の開発 | 6 |
2019 | 国立大学法人帯広畜産大学 | 植生管理による花粉媒介サービスの強化技術の開発 | 4 |
2019 | 国立大学法人宇都宮大学 | ナシの花粉媒介昆虫相の解明と送粉効率の高い昆虫の探索および評価 | 2 |
2019 | 福島県 | リンゴの花粉媒介昆虫相の解明と送粉効率の高い昆虫の探索および評価 | 2 |
2019 | 秋田県 | リンゴの花粉媒介昆虫相の解明と送粉効率の高い昆虫の探索および評価 | 2 |
2019 | 鹿児島県 | ウリ科果菜類の花粉媒介昆虫相の解明と送粉効率の高い昆虫の探索および評価 | 2 |