スポーツ・フォー・トゥモロー等推進プログラム

府省庁: 文部科学省

事業番号: 0313

担当部局: スポーツ庁 オリンピック・パラリンピック課

事業期間: 2015年〜2020年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催国として、世界の国々との交流・協力関係を築きながら、スポーツの価値をさらに高めようとする国際的な取組に貢献するため、スポーツを通じた国際協力及び交流、国際スポーツ人材育成拠点の構築、国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援を柱とする「スポーツ・フォー・トゥモロー」プログラムに取り組むとともに、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントを日本全国へ波及させるための取り組みを実施する。

事業概要

(1)スポーツ・アカデミー形成支援事業
・IOC、JOC、NOC、体育系大学等が連携して、オリンピズムの普及とスポーツ医科学研究の推進を図るため、IOC関係者等を教員等として招聘、国際的なスポーツ界での活躍が期待される人材の受入れ・養成を行う中核拠点を構築する。 (2)戦略的二国間スポーツ国際貢献事業 ・学校体育カリキュラム等の策定支援など、途上国のスポーツ環境の整備に協力する。 ・官民連携協力によるスポーツの国際協力コンソーシアムを構築し、各国の協力要請に迅速かつ的確に対応する。 (3)国際アンチ・ドーピング強化支援事業 ・アンチ・ドーピング活動が遅れている国へのドーピング防止教育・研修パッケージの導入・普及、人材育成支援、それらを支える研究開発、国際会議・シンポジウムの開催等を通じて、世界のスポーツにおけるドーピングの撲滅に貢献する。 ・アジアのドーピング防止活動の発展を促進するため、「アジア・ドーピング防止基金」に対し、資金を拠出する。 (4)オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業 ・オリンピック・パラリンピック・ムーブメントを全国に波及させ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に資するため、オリンピック・パラリンピック教育を全国に展開する。また、実施にあたっては、先行して取組を行っている東京都や、東京2020大会組織委員会が行う教育プログラム(ようい、ドン!)との連携を密に行う。 ・全国的なコンソーシアムとして、「オリパラ教育全国中核拠点」を設置し、オリパラ教育セミナーの開催等各地域の取組を支援する。 ・道府県等教育委員会に委託を行う「オリパラ教育地域拠点」を設置し、各地域拠点で特色あるオリパラ教育を実施する。 (5)スポーツ・デジタルアーカイブ構想調査研究事業 ・映像資料等を活用したスポーツに関する教育研究の促進や、2020年東京大会の映像等に係るデジタル・アーカイブの構築に資するため、過去のオリンピック・パラリンピック競技大会をはじめとする国際競技大会等に係る資料のアーカイブ化・ネットワーク化に関する調査研究を行う。 ※(5)は平成30年度から、スポーツ・デジタルアーカイブネットワーク構想事業 ・映像資料等を活用したスポーツに関する教育研究の促進や、2020年東京大会の映像等に係るデジタル・アーカイブの構築に資するため、過去のオリンピック・パラリンピック競技大会をはじめとする国際競技大会等に係る資料のアーカイブ化・ネットワーク化の推進と、各機関間のネットワーク化及びその後の利活用の推進に向けたガイドラインを作成する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2015-1,22500001,2251,169
20161,2711,219000-51,2131,196
20171,4011,17100001,1711,126
20181,2361,17100001,1711,108
20191,2421,17100001,171-
20201,138-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201520162017201820192020-2500250500750100012501500Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

2014年から2020年までの7年間で、開発途上国を始めとする100か国以上、1000万人以上のあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを広げていく。

2014~2020年の間の「スポーツ・フォー・トゥモロー」プログラム実施による裨益者数(人数における成果指標)(累積) (目標:2020年度に10000000 人)

年度当初見込み成果実績
2016- 人3483772 人
2017- 人6643308 人
2018- 人9639949 人

2014年から2020年までの7年間で、開発途上国を始めとする100か国以上、1000万人以上のあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを広げていく。

2014~2020年の間の「スポーツ・フォー・トゥモロー」プログラムが実施された国の数(国数における成果指標) (目標:2020年度に100 国数)

年度当初見込み成果実績
2016- 国数193 国数
2017- 国数202 国数
2018- 国数202 国数

オリンピック・パラリンピック教育を展開することで、全国的にオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを推進する。

「全国体力・運動能力、運動週間等調査」において、「オリンピック・パラリンピックを日本で行うこととなりましたが、あなたの今の気持ちに当てはまるものを全て選んでください。」との問中「試合を見に行ってみたい」と回答した児童生徒数 (目標:2020年度に80 %)

年度当初見込み成果実績
2016- %51.9837640077504 %
2017- %56.5 %
2018- %54.5 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

【スポーツ・アカデミー形成支援事業】 スポーツ・アカデミーの形成数

年度当初見込み活動実績
20163 か所3 か所
20173 か所3 か所
20183 か所3 か所

【戦略的二国間スポーツ国際貢献事業】 スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアムの会員数

年度当初見込み活動実績
2016250 団体297 団体
2017350 団体380 団体
2018450 団体426 団体

【国際アンチ・ドーピング強化支援事業】 国際会議の主催数

年度当初見込み活動実績
20161 回1 回
20171 回1 回
20181 回1 回

【(平成27年度)オリンピック・パラリンピック・ムーブメント調査研究事業)】【(平成28年度~)オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業】 地域でのオリパラムーブメント推進を行うための地域コンソーシアム形成数

年度当初見込み活動実績
20169 拠点12 拠点
201723 拠点20 拠点
201835 拠点34 拠点

【スポーツ・デジタルアーカイブネットワーク構想事業】 ネットワーク参加機関数

年度当初見込み活動実績
2016- 機関- 機関
2017- 機関- 機関
20185 機関5 機関

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2015国立大学法人筑波大学国際的な人材養成の中核拠点形成439
2016国立大学法人筑波大学国際的なスポーツ人材養成の中核拠点形成369
2017国立大学法人筑波大学国際的なスポーツ人材養成の中核拠点形成320
2018国立大学法人筑波大学国際的なスポーツ人材養成の中核拠点形成300
2015独立行政法人日本スポーツ振興センター学校体育カリキュラム等の策定支援など、途上国のスポーツ環境の整備に協力する。295
2016独立行政法人日本スポーツ振興センター学校体育カリキュラム等の策定支援など、途上国のスポーツ環境の整備に協力する。250
2017独立行政法人日本スポーツ振興センター学校体育カリキュラム等の策定支援など、途上国のスポーツ環境の整備に協力する。230
2018独立行政法人日本スポーツ振興センター学校体育カリキュラム等の策定支援など、途上国のスポーツ環境の整備に協力する。200
2015世界ドーピング防止機構国際的なドーピング防止に必要な検査基準や制裁の統一等100
2016公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構日本国内におけるドーピング防止活動の統括94
2017公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構日本国内におけるドーピング防止活動の統括94
2018公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構日本国内におけるドーピング防止活動の総括93
2015国立大学法人筑波大学オリンピック・パラリンピック教育中核拠点92
2016アジア・ドーピング防止基金アジアの発展途上国におけるドーピング防止活動を支援する事業90
2017アジア・ドーピング防止基金アジアの発展途上国におけるドーピング防止活動を支援する事業90
2018アジア・ドーピング防止基金アジアの発展途上国におけるドーピング防止活動を支援する事業90
2015公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構日本国内におけるドーピング防止活動の統括80
2016国立大学法人筑波大学オリンピック・パラリンピック教育中核拠点76
2015国立大学法人鹿屋体育大学国際的な人材養成の中核拠点形成67
2015学校法人日本体育大学国際的な人材養成の中核拠点形成55
2017国立大学法人筑波大学教育地域拠点(各地域)のオリパラ教育の支援50
2016学校法人早稲田大学オリンピック・パラリンピック教育中核拠点49
2016株式会社朝日新聞社オリンピック・パラリンピック教育理解促進事業49
2018学校法人日本体育大学パラリンピック参加国・地域拡大支援48
2016学校法人日本体育大学オリンピック・パラリンピック教育中核拠点48
2016国立大学法人鹿屋体育大学国際的なスポーツ人材養成の教育プログラムの開発及び提供44
2016学校法人日本体育大学国際的なスポーツ人材養成の教育プログラムの開発及び提供44
2016JCOM株式会社オリンピック・パラリンピック教育中核拠点42
2017学校法人日本体育大学国際的なスポーツ人材養成の教育プログラムの開発及び提供40
2018国立大学法人鹿屋体育大学国際的なスポーツ人材養成の教育プログラムの開発及び提供40
2017国立大学法人鹿屋体育大学国際的なスポーツ人材養成の教育プログラムの開発及び提供39
2018学校法人日本体育大学国際的なスポーツ人材養成の教育プログラムの開発及び提供39
2018国立大学法人筑波大学教育地域拠点(各地域)へのオリパラ教育の支援37
2017学校法人日本体育大学教育地域拠点(各地域)のオリパラ教育の支援35
2017学校法人早稲田大学教育地域拠点(各地域)のオリパラ教育の支援35
2015株式会社広報企画社学校におけるオリンピック・パラリンピックの理解促進を行うための指導参考資料(映像資料)の構成及び素材の提供32
2016公益財団法人日本レクリエーション協会リオ・デ・ジャネイロオリンピック・パラリンピック競技大会期間中に設置された 「TOKYO 2020 JAPANHOUSE」において、「スポーツ・フォー・トゥモロー」プログラムを世界に発信する。31
2018学校法人日本体育大学教育地域拠点(各地域)へのオリパラ教育の支援27
2018学校法人早稲田大学教育地域拠点(各地域)へのオリパラ教育の支援25
2015株式会社電通グループ各実施地域における、実績的な調査研究活動の事務的な補助(特に、セミナー・フォーラム、広報活動等)を行う23
2018凸版印刷株式会社スポーツ・デジタル・アーカイブ調査研究20
2018株式会社読売新聞東京本社パラリンピック競技に係る市民イベントの開催20
2016特定非営利活動法人ハート・オブ・ゴールドカンボジアにおけるカリキュラム策定支援19
2017学校法人日本体育大学パラリンピック参加国・地域拡大支援19
2017株式会社朝日新聞社パラリンピック競技に係る市民イベントの開催18
2017公益財団法人日本レクリエーション協会パラリンピック競技に係る市民イベントの開催18
2017公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンターパラリンピック競技に係る市民イベントの開催17
2015AISTSIOC関係者を講師として招聘する、オリンピックに関するイベントマネジメントに特化したプログラム16
2016AISTSIOC関係者を講師として招聘する、オリンピックに関するイベントマネジメントに特化したプログラム16
2017AISTSIOC関係者を講師として招聘する、オリンピックに関するイベントマネジメントに特化したプログラム16
2018AISTSIOC関係者を講師として招聘する、オリンピックに関するイベントマネジメントに特化したプログラム16
2018公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンターパラリンピック競技に係る市民イベントの開催15
2016公益財団法人日本サッカー協会南アジア地域に対するサッカー支援15
2017株式会社朝日新聞社パラリンピック競技の教員向け研修会の開催15
2015公益財団法人日本サッカー協会中央アジアにおけるサッカーイベント開催14
2018キャリアリンク株式会社パラリンピック競技に係る市民イベントの開催13
2015公益社団法人日本プロサッカーリーグネパールでのスポーツ教室開催と防災教室の開催10
2016公益社団法人青年海外協力協会アフリカにおける運動会実施10
2017札幌市地域内のオリンピック・パラリンピック教育の推進10
2017長崎県地域内のオリンピック・パラリンピック教育の推進10
2018株式会社朝日新聞社パラリンピック競技の教員向け研修会の開催10
2015特定非営利活動法人ハート・オブ・ゴールドカンボジアでのカリキュラム策定支援10
2017公益財団法人日本サッカー協会パラグアイでのサッカー大会開催支援10
2018公益財団法人日本サッカー協会チリでのサッカー大会開催支援10
2017千葉県地域内のオリンピック・パラリンピック教育の推進10
2016凸版印刷株式会社スポーツ・デジタル・アーカイブ調査研究10
2017凸版印刷株式会社スポーツ・デジタル・アーカイブ調査研究9
2018公益社団法人青年海外協力協会ブータンでの運動会等の紹介9
2015特定非営利活動法人ジャパンスポーツコミュニケーションズインドでの運動会普及9
2017公益社団法人青年海外協力協会ブータンでの運動会等の紹介8
2018千葉市地域内のオリンピック・パラリンピック教育の推進8
2018札幌市地域内のオリンピック・パラリンピック教育の推進8
2015公益社団法人青年海外協力協会マラウィでの運動会普及8
2015京都府各学校におけるオリンピック・パラリンピック教育の推進方策や、パラリンピックへの関心向上のための効果的手法を調査研究するための実績的な活動を行う。 7
2018千葉県地域内のオリンピック・パラリンピック教育の推進6
2015オリンピック・パラリンピック教育推進福岡県実行委員会各学校におけるオリンピック・パラリンピック教育の推進方策や、パラリンピックへの関心向上のための効果的手法を調査研究するための実績的な活動を行う。 6
2015オリンピック・パラリンピック教育推進のための宮城県実行委員会各学校におけるオリンピック・パラリンピック教育の推進方策や、パラリンピックへの関心向上のための効果的手法を調査研究するための実績的な活動を行う。 5
2018学校法人日本体育大学ウガンダでの小学校教員向け体育指導書策定支援5
2017一般社団法人日本障がい者バドミントン連盟ブルネイでのバトミントン大会開催支援5
2016一般社団法人ふうせん遊び協会中南米における障がい者スポーツ開催支援3
2016学校法人国際武道大学北欧における障がい者柔道支援3
2016特定非営利活動法人ハート・オブ・ゴールドカンボジアにおけるパラスポーツイベント開催支援3
2018学校法人国際武道大学東欧諸国での障害者を対象とした武道講習会実施2
2017公益財団法人日本ラグビーフットボール協会タイでのラグビー普及支援1
2018公益財団法人日本ラグビーフットボール協会タイでのラグビー普及支援1
2016特定非営利活動法人NGO活動教育研究センターカンボジアにおけるサッカーイベント1
2016公益財団法人日本バレーボール協会カンボジアにおけるバレーボールイベント開催支援1

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