環境汚染等健康影響基礎調査費
府省庁: 環境省
事業番号: 0290
担当部局: 環境保健部 環境安全課
事業期間: 2007年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
・科学的に未解明な点が多い化学物質の内分泌系かく乱作用について調査研究を実施し、各化学物質が人の健康や生態系に及ぼす影響について明らかにし、リスク評価を実施することを目指すとともに一般に適切な情報提供を行う。ナノ材料の環境影響を未然に防ぐための取組や情報収集を進める。複数の化学物質が同時に作用した時の影響評価の試験を集積する。
事業概要
１．化学物質の内分泌かく乱作用
・化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応について取りまとめたEXTEND2016に基づき、専門家による助言組織を設置した上で、野生生物の生物学的知見研究、基盤的研究、試験法開発、試験及び評価の実施、リスクコミュニケーション等各種の取り組みを実施し、検討対象物質を選定する。
２．ナノ材料、複合影響
・人や動植物への影響が懸念されているナノ材料の環境安全性に係る知見を整備するとともに、その特性を踏まえた上で、ナノ材料による環境影響の防止に向けて調査・検討を行う。複数の化学物質にばく露した場合の影響評価の手法についてケーススタディ等を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012 | - | 401 | 0 | 0 | 0 | 0 | 401 | 400 |
| 2013 | - | 689 | 0 | 0 | 0 | 0 | 689 | 708 |
| 2014 | - | 231 | 0 | 0 | 0 | 0 | 231 | 230 |
| 2015 | - | 262 | 0 | 0 | 0 | 0 | 262 | 252 |
| 2016 | 543 | 234 | 0 | 0 | 0 | 0 | 234 | 207 |
| 2017 | 543 | 201 | 0 | 0 | 0 | 0 | 201 | 204 |
| 2018 | 204 | 201 | 0 | 0 | 0 | 0 | 201 | 195 |
| 2019 | 247 | 226 | 0 | 0 | 0 | 0 | 226 | - |
| 2020 | 236 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
EXTENDにおいて年20物質程度を目途として検討対象物質を選定し、それらについて実際に評価を実施する
EXTENDにおいて、検討対象物質として選定した物質のうち、信頼性評価を実施した物質数(累積) （目標：2020年度に200 物質）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2016 | - 物質 | 131 物質 |
| 2017 | - 物質 | 162 物質 |
| 2018 | - 物質 | 180 物質 |
「化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討会」の議論を踏まえ、適切な対象者や規模を設定した「EXTEND公開セミナー」を実施し、最新の知見を社会と共有する。
EXTEND公開セミナー参加者数 （目標：2020年度に100 人数）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2016 | - 人数 | 121 人数 |
| 2017 | - 人数 | 96 人数 |
| 2018 | - 人数 | 95 人数 |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
EXTENDに関する総合的な内容を検討する「化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討会」の開催回数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2016 | 2 回 | 2 回 |
| 2017 | 2 回 | 2 回 |
| 2018 | 2 回 | 2 回 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2015 | 株式会社エックス都市研究所 | 我が国の水銀対策手法の国際展開に係る調査等 | 75 |
| 2015 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英・日米二国間協力及びOECD等への国際協力推進 | 70 |
| 2016 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英・日米二国間協力及びOECD等への国際協力推進 | 68 |
| 2014 | . いであ（株） | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英・日米二国間協力及びOECD等への国際協力推進 | 66 |
| 2017 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英・日米二国間協力及びOECD等への国際協力推進 | 63 |
| 2014 | 日本エヌ･ユー･エス（株） | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する総合的調査・研究 | 62 |
| 2018 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英・日米二国間協力及びOECD等への国際協力推進 | 61 |
| 2014 | （株）エックス都市研究所 | 平成26年度我が国の水銀対策手法の国際展開に係る調査等 | 60 |
| 2015 | 株式会社エックス都市研究所 | 水銀管理の動向、技術的事項の国内対応策の検討等 | 46 |
| 2015 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する総合的調査・研究 | 46 |
| 2016 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する総合的調査・研究 | 46 |
| 2017 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する総合的調査・研究 | 43 |
| 2018 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する総合的調査・研究 | 43 |
| 2015 | いであ株式会社 | 有害金属モニタリング調査 | 41 |
| 2014 | （株）エックス都市研究所 | 水銀等の管理に関する内外の動向、技術的事項及び国内等打策の検討に係る調査 | 39 |
| 2014 | いであ（株） | 有害金属モニタリング調査 | 32 |
| 2015 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験法開発 | 30 |
| 2014 | （独）国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験法開発 | 26 |
| 2015 | 株式会社住化分析センター | ナノ材料の環境中挙動等に係る調査検討 | 25 |
| 2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第二段階生物試験(ビスフェノールA)の実施 | 20 |
| 2017 | 株式会社ＬＳＩメディエンス | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第二段階生物試験(４－ｔ－オクチルフェノール)の実施 | 16 |
| 2014 | （株）エックス都市研究所 | 平成26年度途上国水銀対策支援のための基礎調査 | 15 |
| 2016 | 株式会社住化分析センター | ナノ材料の環境中挙動等に係る調査検討 | 14 |
| 2018 | 株式会社ＬＳＩメディエンス | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第二段階生物試験(４－ｔ－オクチルフェノール)の実施 | 14 |
| 2015 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | POPｓ及び関連物質等に関する日韓共同研究 | 11 |
| 2015 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 水銀等の排出、長距離移動特性の検討に係る調査 | 11 |
| 2016 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 化学物質複合影響評価手法検討調査 | 11 |
| 2017 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 化学物質複合影響評価手法検討調査 | 11 |
| 2018 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第二段階生物試験(エストロン)の実施 | 11 |
| 2017 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第二段階生物試験(エストロン)の実施 | 11 |
| 2014 | （独）国立環境研究所 | POPs及び関連物質等に関する日韓共同研究 | 10 |
| 2015 | 一般社団法人海外環境協力センター | 水銀に関する水俣条約採択２周年記念行事開催支援 | 10 |
| 2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験法開発 | 10 |
| 2017 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験法開発 | 10 |
| 2014 | （独）国立環境研究所 | 水銀等の残留性物質の排出及び長距離・多媒体移動特性の検討に関する調査・研究 | 9 |
| 2015 | いであ株式会社 | 水銀モニタリングに係る能力形成支援業務 | 9 |
| 2016 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験管内試験の実施 | 9 |
| 2017 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験管内試験の実施(フルタミド他２９物質） | 9 |
| 2018 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質複合影響評価手法確立のための生物試験実施 | 9 |
| 2018 | 株式会社住化分析センター | ナノ材料の環境中挙動等に係る調査検討 | 9 |
| 2018 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験管内試験の実施(メフェナム酸他25物質) | 9 |
| 2018 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験法開発 | 9 |
| 2017 | 株式会社住化分析センター | ナノ材料の環境中挙動等に係る調査検討 | 9 |
| 2014 | 日本エヌ・ユー・エス（株） | ナノ材料の生態影響及び環境中挙動等に係る調査 | 8 |
| 2015 | 東芝ナノアナリシス株式会社 | 国内における水銀使用製品に関する流通実態調査等 | 8 |
| 2015 | 株式会社オーエムシー | 水銀モニタリングに係る専門家会合等開催支援 | 7 |
| 2018 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 化学物質複合影響評価手法検討調査 | 7 |
| 2014 | いであ（株） | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第１段階生物試験（ヒドロキシ安息香酸メチル）実施 | 6 |
| 2014 | いであ（株） | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（オクチルフェノール）実施 | 6 |
| 2014 | （独）国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（ノニルフェノール）実施 | 6 |
| 2014 | （株）環境計画研究所 | ナノ材料環境測定法等検討（大気放出） | 6 |
| 2014 | （株）エックス都市研究所 | 平成26年度国内外における水銀添加製品の組込み実態に関する調査 | 6 |
| 2015 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（フェンバレレート）の実施 | 6 |
| 2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（トリクロサン）の実施 | 6 |
| 2017 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（4-ヒドロキシ安息香酸プロピル）の実施 | 5 |
| 2014 | （株）シグマスタッフ | 派遣業務 | 5 |
| 2015 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | ナノ材料の生態及び人体への影響等に係る調査 | 5 |
| 2015 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に係る内外の動向調査 | 5 |
| 2015 | 住化テクノサービス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（ダイアジノン）の実施 | 5 |
| 2015 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（ビスフェノールＡ：ＢＰＡ）の実施 | 5 |
| 2015 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験管内試験の実施 | 5 |
| 2016 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | ナノ材料の生態及び人体への影響等に係る調査 | 5 |
| 2017 | 住化テクノサービス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（フタル酸ジイソブチル）の実施 | 5 |
| 2017 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | ナノ材料の生態及び人体への影響等に係る調査 | 4 |
| 2015 | 株式会社シグマスタッフ | 派遣業務 | 4 |
| 2015 | 公立大学法人熊本県立大学 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2015 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2016 | 公立大学法人和歌山県立医科大学 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2016 | 国立大学法人愛媛大学 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質複合影響評価手法確立のための生物試験実施 | 4 |
| 2017 | 公立大学法人和歌山県立医科大学 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2017 | 国立大学法人愛媛大学 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2017 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 化学物質複合影響評価手法確立のための生物試験実施 | 4 |
| 2017 | いであ株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験管内試験の実施(トナリド他) | 4 |
| 2018 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | ナノ材料の生態及び人体への影響等に係る調査 | 4 |
| 2018 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（ペンディメタリン）の実施 | 4 |
| 2018 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する第1段階生物試験（ベンゾフェノン-2）の実施 | 4 |
| 2018 | 学校法人東京理科大学 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2018 | 国立大学法人愛媛大学 | EXTEND2010に係る研究 | 4 |
| 2014 | いであ（株） | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験管内試験の実施 | 3 |
| 2015 | 学校法人都築学園 | EXTEND2010に係る研究 | 3 |
| 2015 | 国立大学法人愛媛大学 | EXTEND2010に係る研究 | 3 |
| 2016 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する日米ウェブページ作成 | 3 |
| 2015 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 | EXTEND2010に係る研究 | 3 |
| 2015 | 国立大学法人愛媛大学 | EXTEND2010に係る研究 | 3 |
| 2014 | 日本エヌ･ユー･エス（株） | EXTEND2010に基づく内分泌かく乱作用対策の検討 | 2 |
| 2016 | 公立大学法人熊本県立大学 | EXTEND2010に係る研究 | 2 |
| 2014 | いであ（株） | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する日米二国間会議の派遣 | 1 |
| 2014 | 日本エヌ・ユー・エス（株） | ナノ材料に関する国際動向調査 | 1 |
| 2015 | いであ株式会社 | 途上国における水銀モニタリング支援方策検討 | 1 |
| 2017 | いであ株式会社 | 平成29年度OECD関連会議(VMG-ceo)派遣業務 | 1 |
| 2018 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 欧州複合影響評価ワークショップ情報収集 | 1 |
| 2018 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | マイクロプラスチックのヒト健康影響に係る情報収集 | 1 |
| 2018 | 株式会社住化分析センター | OECD工業ナノ材料曝露評価会合情報収集 | 1 |
| 2015 | 株式会社ホンヤク社 | 水俣条約パンフレットの翻訳 | 1 |
| 2015 | 一般社団法人海外環境協力センター | 水銀に関する政府間交渉委員会環境省展示ブース対応 | 1 |
| 2015 | 株式会社ライフデザイン | 水銀に関する水俣条約に関する普及啓発資料作成 | 1 |
| 2016 | 株式会社環境情報コミュニケーションズ | 化学物質の内分泌かく乱作用に係る内外の動向調査 | 1 |
| 2017 | いであ株式会社 | 平成29年度化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英共同研究 国内専門家事前会議開催に係る業務 | 1 |
| 2015 | 株式会社新生社 | 冊子の印刷 | 1 |
| 2015 | 株式会社新生社 | パンフレットの印刷 | 1 |
| 2015 | 株式会社三州社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討会資料（第１回） | 0 |
| 2015 | 株式会社三州社 | 化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討会資料（第２回） | 0 |
| 2017 | 株式会社新生社 | EXTEND2016（英語版） 印刷 | 0 |
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