先進的な火力発電技術等の海外展開推進事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0308
担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石炭課
事業期間: 2017年〜2021年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 交付
事業の目的
本事業は、地球規模での環境負荷低減への貢献を図るため、我が国の最新鋭ガスタービンやIGCC（石炭ガス化複合発電）等の先進火力発電技術を海外に普及・展開させていくことを目的とする。
事業概要
１．先進的な火力発電技術等に係る導入促進事業
相手国の政府関係者等の招聘や我が国専門家の派遣等の技術交流・人材育成を行い、我が国技術の普及・促進を図る。
２．石炭を効率的に利用する技術に係る共同実証事業
相手国の要請等に基づき、相手国でまだ実用化に至っていない高効率な石炭火力の実証運転を共同で行うこと等を通じて、相手国での普及促進を図る。
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | - | 1,660 | 0 | 0 | 0 | -1,301 | 359 | 359 |
| 2018 | 1,800 | 1,800 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,800 | - |
| 2019 | 700 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
平成33年度までに5件以上の先進火力発電技術等案件の成約を目指す。
先進火力発電技術等案件の案件成約累計件数 （目標：2021年度に5 件）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2017 | - 件 | - 件 |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
先進的な火力発電技術等に係る導入促進事業 交流・研修会件数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2017 | 20 | 31 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2017 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | プロジェクトマネジメント業務 | 359 |
| 2017 | 一般財団法人石炭フロンティア機構 | 相手国企業との技術交流 | 142 |
| 2017 | 一般財団法人石炭フロンティア機構 | 国際機関等を通じた情報発信 | 40 |
| 2017 | 株式会社ＩＨＩ | ポーランドにおける二塔式ガス化炉の商用化に向けた情報収集 | 31 |
| 2017 | 三菱パワー株式会社 | ポーランドにおけるＩＧＣＣ導入に向けた情報収集 | 30 |
| 2017 | 一般財団法人石炭フロンティア機構 | 中国、ポーランド等相手国政府との交流 | 20 |
| 2017 | 株式会社ＪＥＲＡ | インドネシアにおける石炭火力拡張に向けた情報収集 | 20 |
| 2017 | 一般財団法人石炭フロンティア機構 | ベトナム、モンゴル等相手国政府との交流 | 18 |
| 2017 | 株式会社三菱総合研究所 | 我が国技術の導入可能性を検討するための状況調査 | 18 |
| 2017 | 株式会社三菱総合研究所 | 先進火力発電等技術の優位性に関する調査 | 14 |
| 2017 | 三菱パワー株式会社 | タイにおけるＩＧＣＣ導入に向けた情報収集 | 10 |
| 2017 | 一般財団法人石炭フロンティア機構 | 先進火力発電等技術の優位性に関する調査 | 5 |
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