農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0171

担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究推進課 産学連携室

事業期間: 2013年〜2017年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

農林水産・食品分野の成長産業化を図るためには、農林水産業の競争力・体質強化が課題となっていることから、新品種の開発や栽培技術の開発等、生産現場の強化に資する技術を効果的・効率的に開発し、生産現場等での実用化につなげていく必要がある。このため、本事業において、産学連携による研究開発を基礎段階から実用化段階まで継ぎ目なく支援し、革新的な技術成果の創出を推進する。

事業概要

<1.提案公募による研究開発>
・基礎研究(シーズ創出ステージ)、応用研究(発展融合ステージ)及び実用化研究(実用技術開発ステージ)の各研究開発段階において、①革新的な技術シーズを創出するための研究開発、②実用技術の開発に向けて発展させるための研究開発、③実用化段階の研究開発及び新品種の育成に向けた研究開発を、大学、民間企業等に委託して実施。 <2.研究課題の進行管理や研究成果の普及等に関する調査分析> ・研究課題の審査、進行管理、評価から普及状況等の把握まで一貫した調査・分析を行うとともに、研究開発の成果の普及等を、民間団体等に委託して実施。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2013-4,57600004,5764,539
2014-5,21700005,2175,194
2015-5,23800005,2385,223
20165,6103,20300003,2033,201
20174,7903,07000003,0703,043
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2013201420152016201701k2k3k4k5k6kHighcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

・ シーズ創出ステージ(基礎研究段階)、発展融合ステージ(応用研究段階)においては、研究を実施した課題の90%について、将来の実用化・事業化につながる研究成果を創出。 ・ 実用技術開発ステージ(実用化研究段階)においては、研究を実施した課題の90%について、生産現場等で実用化につながる技術的成果を創出。

研究課題終了時の評価において、「A評価(研究目標以上達成した)」又は「B評価(研究目標を予定どおり達成した)」と評価される課題の割合(%) (目標:2017年度に90 %)

年度当初見込み成果実績
2015- %95.7 %
2016- %95.3 %
2017- %85.3 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

各年度の実施課題数

年度当初見込み活動実績
2015219 課題数230 課題数
2016168 課題数184 課題数
2017164 課題数176 課題数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014(公社)農林水産・食品産業技術振興協会・研究課題の審査・評価関連事務 ・研究進行管理の支援等関連 ・研究成果の普及状況把握・分析調査の実施156
2015公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会・研究課題の審査・評価関連事務 ・研究進行管理の支援等関連 ・研究成果の普及状況把握・分析調査の実施156
2016公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会・研究課題の審査・評価関連事務 ・研究進行管理の支援等関連 ・研究成果の普及状況把握・分析調査の実施154
2017公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会・研究課題の審査・評価関連事務 ・研究進行管理の支援等関連 ・研究成果の普及状況把握・分析調査の実施135
2016国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・分子標的型硝化抑制剤の開発 ・土壌における標的型硝抑剤の評価50
2014(国)京都大学微生物による脂質バランス栄養食品素材の生産49
2015株式会社フジヤ・技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア」の開催 ・産学官連携に関する技術シーズ及びニーズ把握調査の実施49
2014株式会社フジヤ・技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア」の開催 ・産学官連携に関する技術シーズ及びニーズ把握調査の実施48
2016「画期的機能を持つ接ぎ木システムの実用化と接ぎ木効率を向上させる接ぎ木接着剤の開発」共同研究機関 (国立大学法人名古屋大学)・画期的接ぎ木システムの開発 ・画期的な【接ぎ木接着剤】の開発48
2017一般社団法人日本能率協会・技術交流展示会である「アグリビジネス創出フェア」の開催 ・公的研究機関等と民間企業等に対する調査等の実施46
2016農食事業26021Aコンソーシアム (国立大学法人京都大学)・病害虫のミトコンドリア蛋白質をコードするcDNAの調製 ・ミトコンドリア蛋白質の動的構造と機能の計算化学的解析 等45
2016無花粉スギの普及拡大に向けた研究開発コンソーシアム (国立大学法人新潟大学)・スギゲノム情報を用いた雄性不稔遺伝子の単離 ・組織培養による無花粉スギの大量苗木生産法の開発 等45
2016生プラコンソーシアム (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)・生分解性プラスチック分解酵素生産性の向上 ・生分解性プラスチックと酵素処理の環境影響評価 等43
2017国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・分子標的型硝化抑制剤の開発 ・土壌における標的型硝抑剤の評価43
2017子牛生産阻害因子解明コンソーシアム (公益社団法人畜産技術協会)・牛の遺伝子多様体データベースの構築 ・和牛ゲノム情報を活用した有害な劣性変異の探索43
2017プロジェクトERGコンソーシアム (国立大学法人筑波大学)・安価な硫酸塩からのシステイン発酵生産 ・コリネ型細菌のシステイン発酵生産 等43
2017有用サポニン生産技術開発コンソーシアム (国立大学法人 大阪大学)・ステロイドサポニン生合成関連遺伝子の機能解析 ・サポニン高生産培養組織の大量培養系の開発 等42
2017農食事業26002ABコンソーシアム (国立大学法人京都大学)・オメガ3脂肪酸の発酵生産技術開発 ・発酵生産脂肪酸及び修飾脂肪酸の栄養・生理機能評価 等42
2015国立研究開発法人理化学研究所ケミカルバイオロジーツール開発とイネいもち病菌制御化合物探索41
2016株式会社サンケイビルテクノ・技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア」の開催 ・産学官連携に関する技術シーズ及びニーズ把握調査の実施41
2016クロマグロ小型魚選別放流技術研究開発コンソーシアム (国立大学法人東京海洋大学)・クロマグロ小型魚と他魚種の行動特性の解明 ・クロマグロ小型魚の選別・放流技術の開発 等41
2017「画期的機能を持つ接ぎ木システムの実用化と接ぎ木効率を向上させる接ぎ木接着剤の開発」共同研究機関 (国立大学法人名古屋大学)・画期的接ぎ木システムの開発 ・画期的な【接ぎ木接着剤】の開発41
2017デュアル抵抗性蛋白質システムコンソーシアム (岡山県農林水産総合センター)・デュアル抵抗性蛋白質システムの社会実装に向けた実証試験 ・デュアル抵抗性蛋白質システムの高性能化および適用拡張化技術の開発41
2017シンビオラクトン研究開発コンソーシアム (国立大学法人 宇都宮大学)・シンビオラクトン生合成制御機構の解明 ・シンビオラクトンアゴニストの創製41
2017農食事業27002B コンソーシアム (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)・茎枯病抵抗性系統の育成 ・抵抗性系統選抜マーカーの開発40
2017ひとめぼれ交配集団遺伝子単離コンソーシアム (公益財団法人岩手生物工学研究センター)・「ひとめぼれ」RILsを用いたNAM法による遺伝子同定およびエピスタシス解析 ・「ひとめぼれ」RILsの遺伝子発現マッピング40
2017新型抵抗性誘導剤研究開発コンソーシアム (公立大学法人福井県立大学)・新規作用を持つ新型抵抗性誘導剤の開発 ・新型抵抗性誘導剤の生育促進効果の検証40
2016子牛生産阻害因子解明コンソーシアム (公益社団法人畜産技術協会)・牛の遺伝子多様体データベースの構築 ・和牛ゲノム情報を活用した有害な劣性変異の探索38
2016プロジェクトERGコンソーシアム (国立大学法人筑波大学)・安価な硫酸塩からのシステイン発酵生産 ・コリネ型細菌のシステイン発酵生産 等38
201626020A家畜寄生虫症制御共同研究機関 (国立大学法人 東京大学)・ミトコンドリア呼吸系酵素を標的とした新規抗寄生虫薬の創出 ・標的酵素の結晶解析と薬剤の分子設計38
2016有用サポニン生産技術開発コンソーシアム (国立大学法人 大阪大学)・ステロイドサポニン生合成関連遺伝子の機能解析 ・サポニン高生産培養組織の大量培養系の開発 等38
2016農食事業26002ABコンソーシアム (国立大学法人京都大学)・オメガ3脂肪酸の発酵生産技術開発 ・発酵生産脂肪酸及び修飾脂肪酸の栄養・生理機能評価 等37
2017国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・関東・北陸地域におけるイネの高収量を目指したゲノム選抜手法の検証と有望系統の育成 等35
2016国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・関東・北陸地域におけるイネの高収量を目指したゲノム選抜手法の検証と有望系統の育成 等31
2014(国)奈良先端科学技術大学院大学生合成強化によるシステイン発酵生産性の向上27
2014(国)東京大学 メタボロミクスによるオメガ3脂肪酸栄養価の新しい評価系の確立と応用23
2015(国)岩手大学リンゴおよびナシの早期開花技術の確立23
2016国立大学法人愛媛大学・キメラ母貝による免疫寛容化手法の開発 ・真珠袋の早期形成による真珠核定着率の向上 等 22
2016国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・ジェミニウイルスベクターによるイネ種子胚への直接導入法の安定化 等 15
2015(国)東京大学アフラトキシン生産制御化合物の探索14
2017公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会・新たな提案公募型研究事業における外部評価委員候補者選定に係る調査等の実施13
2015(国)名古屋大学ムギ類赤かび病菌制御化合物の探索12
2016国立研究開発法人理化学研究所・糸状菌特異的薬剤の探索と最適化 ・病害抵抗性誘導薬剤の探索と最適化 等10
2017国立大学法人島根大学・コエンザイムQ10生産酵母の開発9
2017国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・アグロバクテリウム法によるイネ種子胚への核酸の直接導入法の開発 等9
2016国立大学法人島根大学・コエンザイムQ10生産酵母の開発8
2017国立大学法人九州大学・最適な光調節プロトコルの設定 ・光によるウシの産肉性・肉質制御 等8
2017国立研究開発法人理化学研究所・糸状菌特異的薬剤の探索と最適化 ・病害抵抗性誘導薬剤の探索と最適化 等8
2017一般財団法人日本きのこセンター・しいたけ交雑株の作出とDNA マーカー等による室内選抜 ・原木栽培試験による選抜 等8
2017国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・マウス加齢性難聴評価系を利用した抗老化食品素材の探索 等8
2016国立大学法人九州大学・最適な光調節プロトコルの設定 ・光によるウシの産肉性・肉質制御 等7
2016一般財団法人日本きのこセンター・しいたけ交雑株の作出とDNA マーカー等による室内選抜 ・原木栽培試験による選抜 等7
2016国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・マウス加齢性難聴評価系を利用した抗老化食品素材の探索 等7
2016国立大学法人九州大学・熱帯性食用ナマコ産卵誘発ホルモンの解明 ・合成ホルモンの投与法の開発6

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