中小廃棄物処理施設における先導的廃棄物処理システム化等評価・検証事業

府省庁: 環境省

事業番号: 0032

担当部局: 環境再生・資源循環局 廃棄物適正処理推進課

事業期間: 2017年〜2020年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

地球温暖化対策計画の目標達成に向けて廃棄物処理施設における廃棄物発電等の廃棄物エネルギー回収を進めることが明記されているが、全国の施設の約半数を占める中小廃棄物処理施設(100t/日未満)では、発電等の廃棄物エネルギーの有効利用はほとんど行われていない。本事業では、地域特性を熟知している自治体と先導的技術を有する企業が連携して、中小廃棄物処理施設における廃棄物エネルギーの利活用に向けた取組の促進を図る。

事業概要

・中小廃棄物処理施設における廃棄物エネルギーの利活用を促進するために自治体と民間企業が連携して、先導的廃棄物処理システム化技術等に関して評価・検証事業を行う。評価・検証事業については、技術の研究段階等に応じて、廃棄物処理全体のシステム化技術を評価・検証する場合と個々の要素技術を評価・検証する場合に分けて実施する。
・事業の成果や他の先進導入事例などの技術的知見等を踏まえて、地域特性も考慮して、中小規模廃棄物処理施設を有する自治体における最適かつ先導的な処理システムを調査・検討し、指針としてとりまとめる。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-5500000550409
2018-7500000750464
2019-75000-1270623396
2020-650012700777-
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2017201820192020-25002505007501000Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

令和12年度までに先導的廃棄物処理システムの導入によりCO2削減量474,569t-CO2/施設を目指す。

CO2削減量 (目標:2030年度に474569 t-CO2/年)

年度当初見込み成果実績
2017- t-CO2/年- t-CO2/年
2018- t-CO2/年- t-CO2/年
2019- t-CO2/年- t-CO2/年

活動指標及び活動実績(アウトプット)

先導的廃棄処理システム化等評価・検証事業数

年度当初見込み活動実績
20175 件4 件
20189 件4 件
20196 件3 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019株式会社クボタメタンガス化+焼却コンバインドシステムの中小廃棄物処理施設への適用性向上の評価・検証183
2019川崎重工業株式会社炭化燃料化技術を活用した中小廃棄物処理におけるエネルギー回収評価・検証事業106
2019日立造船株式会社低温脱硝システムによるエネルギー使用量の削減の評価検証60
2019日工株式会社炭化燃料化技術を活用した中小廃棄物処理におけるエネルギー回収システムの検討及び試験計画作成55
2019パシフィックコンサルタンツ株式会社中小廃棄物処理施設における先進的取組事例を整理し、資源循環・廃棄物エネルギー回収方策モデルとしてとりまとめ48
2019一般財団法人日本環境衛生センター中小廃棄物処理施設における先進的取組事例を整理するための検討会の設置・運営13
2019一般社団法人廃棄物資源循環学会中小廃棄物処理施設における先進的取組事例を整理するための説明会やワーキンググループの設置・運営7
2019パシフィックパワー株式会社中小廃棄物処理施設における先進的取組事例を整理を行い、モデル(案)のとりまとめ支援1

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