漂流・漂着・海底ごみに係る削減方策総合検討事業
府省庁: 環境省
事業番号: 0139
担当部局: 水・大気環境局 水環境課海洋環境室
事業期間: 2007年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負、補助
事業の目的
国の財政支援により、都道府県・市町村等における漂流・漂着・海底ごみ(海洋ごみ)の回収・処理事業や発生抑制対策事業等を推進し、美しい景観や海洋環境を保全するとともに、日本の海岸及び周辺海域において海洋ごみの現状を把握するために調査を実施し、収集された情報を国内外に広く発信すること。また、マイクロプラスチックの調査手法の国際的な標準化及び調和に取り組む。
事業概要
【漂流・漂着・海底ごみに係る削減方策検討事業】
○「海岸漂着物等地域対策推進事業」(継続:平成27年度~)
都道府県等が実施する漂流・漂着・海底ごみの回収・処理や発生抑制対策等の取組に対して補助金を交付する。【補助率1/2、7/10、8/10、9/10】
○調査事業
・「漂着ごみ対策総合検討事業」(継続:平成19年度~)
我が国の漂着ごみの状況を把握するため、専門家の評価に基づくモニタリングや、効果的な回収・処理方法及び発生源対策を検討すべく全国における事例及びベスト・プラクティスの調査等を行う。また、流域圏での沿岸~内陸にわたる広域的なごみ発生抑制の推進のため複数地方公共団体連携による排出抑制対策モデル事業を実施する。
・「漂流・海底ごみ対策総合検討事業」(継続:平成23年度~)
我が国の沿岸・沖合域における漂流・海底ごみの実態を把握するため、船舶等を用いたフィールド調査を行う。 ・「海洋ごみ国際戦略総合検討事業」(継続:平成29年度~) 海洋ごみにかかる国際動向を収集し、我が国の海洋ごみ対策のインプットの戦略を検討した上で、地域的及び広域的な国際枠組・2国間を通じて海洋ごみに係る国際連携を行う。モニタリング手法調和の取りまとめ及び改定の検討、さらに国際会議や国際ワークショップの開催を通じてそのガイドラインの国際的な理解に繋げる。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 78 | 0 | 0 | 0 | 0 | 78 | 68 |
2013 | - | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 | 79 | 63 |
2014 | - | 84 | 2,500 | 0 | -2,500 | 0 | 84 | 69 |
2015 | - | 438 | 2,602 | 2,500 | -2,602 | 0 | 2,938 | 2,776 |
2016 | 3,940 | 479 | 2,700 | 2,602 | -2,652 | 0 | 3,129 | 2,967 |
2017 | 4,007 | 526 | 2,710 | 2,652 | -2,710 | 0 | 3,178 | 3,104 |
2018 | 4,041 | 567 | 0 | 2,710 | 0 | 0 | 3,277 | - |
2019 | 4,289 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
海洋ごみ問題の現状を把握、周知し、都道府県での活動を促進する。
都道府県における海岸漂着物地域計画の策定数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 件 | 35 件 |
2016 | - 件 | 37 件 |
2017 | - 件 | - 件 |
都道府県等が実施する海洋ごみの回収を促進する。(海岸漂着物等地域対策推進事業)
海岸漂着物等地域対策推進事業で回収された海洋ごみの量(t)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - t | 30611 t |
2016 | - t | 31141 t |
2017 | - t | - t |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
海岸漂着物等地域対策推進事業実施主体数(都道府県)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 35 主体数 | 35 主体数 |
2016 | 37 主体数 | 37 主体数 |
2017 | 37 主体数 | 37 主体数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 長崎県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 503 |
2017 | 長崎県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 492 |
2016 | 長崎県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 459 |
2015 | 島根県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 268 |
2017 | 北海道 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 259 |
2015 | 鹿児島県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 250 |
2017 | 鹿児島県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 245 |
2016 | 鹿児島県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 225 |
2016 | 島根県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 196 |
2017 | 島根県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 181 |
2016 | 北海道 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 179 |
2017 | 新潟県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 160 |
2015 | 北海道 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 150 |
2017 | 神奈川県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 141 |
2017 | 熊本県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 135 |
2016 | 青森県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 134 |
2015 | 神奈川県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 128 |
2015 | 青森県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 126 |
2016 | 神奈川県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 117 |
2017 | 山形県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 113 |
2017 | 沖縄県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 111 |
2015 | 新潟県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 108 |
2015 | 山形県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 105 |
2016 | 山形県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 100 |
2017 | 青森県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 100 |
2016 | 新潟県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 93 |
2016 | 三重県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 92 |
2015 | 石川県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 91 |
2016 | 沖縄県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 87 |
2015 | 三重県 | 漂流・漂着・海底ごみの回収・処理等の実施。 | 86 |
2017 | 国立大学法人東京海洋大学 | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、我が国周辺の沖合海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施 | 49 |
2017 | 一般社団法人国際環境研究協会 | マイクロプラスチックのモニタリング手法の標準化及び調和を図るため、標準試料共同分析及び国際専門会合等を実施。 | 36 |
2016 | 国立大学法人東京海洋大学 | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、我が国周辺の沖合海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施 | 28 |
2017 | 内外地図株式会社 | 我が国の漂着ごみの状況を把握するためのモニタリングや、効果的な発生源対策を検討すべく全国の事例調査等を実施 | 27 |
2015 | 内外地図株式会社 | 我が国の漂着ごみの状況を把握するためのモニタリングや、効果的な発生源対策を検討すべく全国の事例調査等を実施。 | 26 |
2016 | 内外地図株式会社 | 我が国の漂着ごみの状況を把握するためのモニタリングや、効果的な発生源対策を検討すべく全国の事例調査等を実施 | 26 |
2014 | 日本エヌ・ユーエス株式会社 | 我が国の漂着ごみの全国的・経年的な漂着ごみの状況を把握するためのモニタリングや、効果的な発生源対策を検討すべく全国における事例調査等を実施。 | 25 |
2014 | 国立大学法人東京海洋大学 | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、我が国周辺の沖合海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施。 | 24 |
2015 | 国立大学法人東京海洋大学 | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、我が国周辺の沖合海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施。 | 24 |
2016 | 三洋テクノマリン株式会社 | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、沿岸海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施 | 20 |
2014 | 三洋テクノマリン株式会社 | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、沿岸海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施。 | 18 |
2016 | 一般社団法人国際環境研究協会 | マイクロプラスチックのモニタリング手法の標準化及び調和に向けた検討を実施 | 15 |
2015 | 株式会社JNSホールディングス | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、沿岸海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施。 | 14 |
2017 | 三洋テクノマリン株式会社 | 漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、沿岸海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施 | 12 |
2016 | いであ株式会社 | 会議開催、海外調査支援等 | 7 |
2015 | 国立大学法人東京農工大学 | 採集した微細なプラスチックごみの分析 | 5 |
2015 | アーツアンドクラフツ株式会社 | 海洋ごみに関する普及啓発のため、国内及び国際シンポジウムを開催。 | 5 |
2015 | 内外地図株式会社 | 瀬戸内海における漂着ごみの発生過程と発生原因の解明のため、沿岸海域の表面を漂う漂流ごみや海底ごみの実態把握を実施。 | 5 |
2016 | 国立大学法人九州大学 | 数値シミュレーションの実施 | 5 |
2017 | 国立大学法人北海道大学 | 北海道東方海域沖における漂流・海底ごみデータの取得と整理 | 5 |
2017 | 国立大学法人九州大学 | 採集した微細なプラスチックごみの分析 | 5 |
2017 | 国立大学法人東京農工大学 | 採集した微細なプラスチックごみの分析 | 5 |
2015 | 株式会社東京久栄 | 微細なプラスチックごみの採集 | 4 |
2015 | 国立大学法人九州大学 | 数値シミュレーションの実施 | 4 |
2016 | 国立大学法人九州大学 | 採集した微細なプラスチックごみの分析 | 4 |
2016 | 国立大学法人東京農工大学 | 採集した微細なプラスチックごみの分析 | 4 |
2016 | 株式会社三菱ケミカルリサーチ | 国内外におけるマイクロビーズの流通実態等に係る調査を実施 | 4 |
2017 | 国立大学法人鹿児島大学 | 東シナ海・南方海域における漂流・海底ごみデータの取得と整理 | 4 |
2017 | 国立大学法人九州大学 | 数値趣味レーションの実施 | 4 |
2014 | 国立大学法人九州大学 | 我が国周辺の沖合海域ので採集した微細なプラスチックごみの分析作業 | 3 |
2015 | 国立大学法人九州大学 | 採集した微細なプラスチックごみの分析 | 3 |
2017 | 国立大学法人長崎大学 | 東シナ海域における漂流・海底ごみデータの取得と整理 | 3 |
2016 | 株式会社MCエバテック | マイクロビーズの量及び材質 | 2 |
2014 | 株式会社セルコ | 漂着ごみの回収・処理実績を地理空間情報化する際の清掃地の緯度経度格納作業 | 1 |
2015 | アーツアンドクラフツ株式会社 | G7各国における海洋ごみのモニタリング手法の標準化のため、各国から専門家を招いて、ワークショップを開催。 | 1 |
2017 | いであ株式会社 | 平成29年度海洋ごみに関する国際ワークショップへの対応支援業務 | 1 |
2016 | いであ株式会社 | 海洋ごみの管理に関する海外情報収集等を実施 | 1 |
2017 | 公益財団法人環日本海環境協力センター | 第3回NOWPAP-TEMM合同海洋ごみに関するワークショップ及び国際海岸清掃キャンペーン運営支援業務 | 1 |
2017 | January | 第1回日中海洋ごみ協力ワークショップに係る逐次通訳業務 | 0 |
2014 | 株式会社昭大建設 | 長崎県対馬市クジカ浜の漂着ごみの回収・分析作業 | 0 |
2016 | 北京傑鋭諮詢服務有限公司 | 逐次通訳を実施 | 0 |