農林水産政策研究調査委託費
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0168
担当部局: 大臣官房 農林水産政策研究所
事業期間: 2009年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
長期的視点から農林水産政策の企画立案・推進に必要な研究のうち、専門性等の観点から、農林水産政策研究所自らが実施するよりも、外部の研究者の幅広い知見を活用することが適切と考えられる政策研究課題について、大学等への委託により科学的・客観的な研究を実施し、農林水産政策の企画・立案に資する。
事業概要
①専門性等の観点から、外部の研究者の幅広い知見を活用することが適切と考えられるものについて、研究課題の公募方式により大学、シンクタンク等の研究機関に委託する(研究期間は原則3年以内)。応募課題は、外部専門家等からなる審査会により採否を決定する。
②研究の実施中は、農林水産政策研究所の所員がプログラムオフィサー(PO)として進行管理を行うほか、農林水産省の職員が必要に応じ助言・指導等を行う。
③外部専門家等により、研究開始2年度目以内に中間的な評価を行い、以降の研究に反映させるとともに、研究終了後には事後評価を実施する。
④研究の成果については、農林水産政策研究所が公表するとともに、研究機関においても社会的発信を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 91 | 0 | 0 | 0 | 0 | 91 | 87 |
2013 | - | 83 | 0 | 0 | 0 | 0 | 83 | 82 |
2014 | - | 74 | 0 | 0 | 0 | 0 | 74 | 74 |
2015 | - | 67 | 0 | 0 | 0 | 0 | 67 | 66 |
2016 | 59 | 59 | 0 | 0 | 0 | 0 | 59 | 59 |
2017 | 54 | 53 | 0 | 0 | 0 | 0 | 53 | 53 |
2018 | 47 | 47 | 0 | 0 | 0 | 0 | 47 | 36 |
2019 | 47 | 41 | 0 | 0 | 0 | 0 | 41 | - |
2020 | 41 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
事後評価における政策の企画立案への活用可能性、研究成果の優秀性に関する評価が平均75点以上(*) (*)事後評価は、外部専門家及び農林水産省関係部局職員等からなる評価会により、A(高い)B(やや高い)C(やや低い)D(低い)で評価。A100点、B75点、C50点、D25点として換算
事後評価における政策の企画立案への活用可能性、研究成果の優秀性に関する評価 (目標:2020年度に75 点)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 点 | - 点 |
2017 | - 点 | 80 点 |
2018 | - 点 | 74 点 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
当該年度に研究期間が終了した全課題の1年・1課題当たり平均公表成果数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | - 本/年・課題 | - 本/年・課題 |
2017 | 3 本/年・課題 | 7 本/年・課題 |
2018 | 3 本/年・課題 | 4 本/年・課題 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 国立大学法人京都大学 | 農山村地域における生物多様性保全活動の価値評価および企業やNPO等との連携による経済効果の分析手法開発に関する研究を実施。 | 9 |
2015 | 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所 | 農村地域内外の多様な主体の連携による生物多様性の保全・活用活動のモニタリング・評価手法の開発を実施。 | 9 |
2015 | 国立大学法人東京大学 | 経済成長下のアフリカにおける食品企業の子どもを対象とした栄養改善事業:CSVの観点からのインパクト評価を実施。 | 9 |
2015 | 国立大学法人千葉大学 | 日本と欧州諸国企業における食育外部性のエビデンスと政策支援課題を解明。 | 9 |
2018 | 国立大学法人東北大学 | 世界の有機食品市場の動向を踏まえた我が国の有機食品市場の見通しに関する研究(有機農産物及び食品の生産振興の諸条件の解明:EUの分析と我が国への示唆)を実施。 | 9 |
2014 | (株)エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 農産物等における知的財産を保護する制度の評価及び科学技術のマッピングを実施。 | 8 |
2014 | (公財)流通経済研究所 | 米国・欧州における食品廃棄物削減に向けた食品製造業と流通業による取組み・連携の内容・効果分析と、それらを踏まえたわが国の今後の方策の検討を実施。 | 8 |
2014 | 国立大学法人 東京大学 | 日本における独創的な農文化システムの総合的な評価手法の開発に関する研究を実施。 | 8 |
2014 | 国立大学法人 千葉大学 | 花きの医学的効果等の総合的評価法の確立とそれを用いた生産・流通・消費システムの構築を実施。 | 8 |
2015 | 株式会社三菱総合研究所 | 日本の食品関連企業に適したCSV事業モデルおよび評価モデルの構築を実施。 | 8 |
2015 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 農産物等における知的財産を保護する制度の評価及び科学技術のマッピングを実施。 | 8 |
2015 | 公益財団法人流通経済研究所 | 米国・欧州における食品廃棄物削減に向けた食品製造業と流通業による取組み・連携の内容・効果分析と、それらを踏まえたわが国の今後の方策の検討を実施。 | 8 |
2016 | 国立大学法人京都大学 | 農山村地域における生物多様性保全活動の価値評価および企業やNPO等との連携による経済効果の分析手法開発に関する研究を実施。 | 8 |
2016 | 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所 | 農村地域内外の多様な主体の連携による生物多様性の保全・活用活動のモニタリング・評価手法の開発を実施。 | 8 |
2016 | 国立大学法人東京大学 | 経済成長下のアフリカにおける食品企業の子どもを対象とした栄養改善事業:CSVの観点からのインパクト評価を実施。 | 8 |
2016 | 国立大学法人千葉大学 | 日本と欧州諸国企業における食育外部性のエビデンスと政策支援課題を解明。 | 8 |
2018 | 学校法人立教学院 | 世界の有機食品市場の動向を踏まえた我が国の有機食品市場の見通しに関する研究(欧米の有機農業政策及び国内外の有機食品市場の動向と我が国有機農業及び食品市場の展望)を実施。 | 8 |
2014 | 学校法人 早稲田大学 | 東南アジア地域における日本産食品の知的財産権等の侵害に関する経済分析を実施。 | 7 |
2014 | NPO法人 産学連携推進機構 | 農林水産技術を活かした事業・産業を形成するために必要とされるビジネスモデル、ならびにその産業形成を促進・支援する政策の在り方に関する調査研究を実施。 | 7 |
2014 | (公財)日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 | 医食農連携による統合医療推進に向けた機能性病院食の開発のための政策展開調査を実施。 | 7 |
2014 | (一財)農村開発企画委員会 | 日本に存在する独創的な農文化システムの類型化とインベントリ作成に関する実証的研究を実施。 | 7 |
2014 | 国立大学法人 九州大学 | 我が国の独創的な農文化システムの継承・進化に向けた制度構築と政策展開に関する研究を実施。 | 7 |
2014 | 国立大学法人 島根大学 | 農文化システムの総合的評価ツールの開発と地域比較に関する研究を実施。 | 7 |
2015 | 国立大学法人九州大学 | PDCAサイクルと多様な主体の参画・連携による生物多様性保全活動促進のための政策的支援に関する研究 | 7 |
2016 | 国立大学法人新潟大学 | 農村活性化事業が農村高齢者の健康維持と地域の健康と豊かなソーシャルキャピタルの醸成につながることを実証する研究を実施。 | 7 |
2016 | 学校法人早稲田大学 | 薬用作物の産地形成と園芸療法を通した医学的エビデンスにもとづく「農村医療観光」の開発による6次産業の創出に関する研究を実施。 | 7 |
2016 | 株式会社三菱総合研究所 | 日本の食品関連企業に適したCSV事業モデルおよび評価モデルの構築を実施。 | 7 |
2017 | 学校法人早稲田大学 | 薬用作物の産地形成と園芸療法を通した医学的エビデンスにもとづく「農村医療観光」の開発による6次産業の創出に関する研究を実施。 | 7 |
2017 | 国立大学法人新潟大学 | 農村活性化事業が農村高齢者の健康維持と地域の健康と豊かなソーシャルキャピタルの醸成につながることを実証する研究を実施。 | 7 |
2017 | 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所 | 農村地域内外の多様な主体の連携による生物多様性の保全・活用活動のモニタリング・評価手法の開発を実施。 | 7 |
2017 | 国立大学法人千葉大学 | 日本と欧州諸国企業における食育外部性のエビデンスと政策支援課題を解明。 | 7 |
2017 | 国立大学法人東京大学 | 経済成長下のアフリカにおける食品企業の子どもを対象とした栄養改善事業:CSVの観点からのインパクト評価を実施。 | 7 |
2017 | 国立大学法人京都大学 | 農山村地域における生物多様性保全活動の価値評価および企業やNPO等との連携による経済効果の分析手法開発に関する研究を実施。 | 7 |
2018 | 学校法人明治大学 | 「日本型SDGsモデル」の構築に資する農業分野における成長市場の創出やイノベーション推進に関する研究を実施。 | 7 |
2016 | 国立大学法人九州大学 | PDCAサイクルと多様な主体の参画・連携による生物多様性保全活動促進のための政策的支援に関する研究を実施。 | 6 |
2017 | 株式会社三菱総合研究所 | 日本の食品関連企業に適したCSV事業モデルおよび評価モデルの構築を実施。 | 6 |
2018 | 学校法人早稲田大学 | 薬用作物の産地形成と園芸療法を通した医学的エビデンスにもとづく「農村医療観光」の開発による6次産業の創出に関する研究を実施。 | 6 |
2017 | 国立大学法人九州大学 | PDCAサイクルと多様な主体の参画・連携による生物多様性保全活動促進のための政策的支援に関する研究を実施。 | 5 |
2014 | 国際連合大学 | 世界農業遺産(GIAHS)の認定基準を踏まえた、農文化システムの国内外事例と評価手法に関する研究を実施。 | 4 |
2018 | 国立大学法人新潟大学 | 農村活性化事業が農村高齢者の健康維持と地域の健康と豊かなソーシャルキャピタルの醸成につながることを実証する研究を実施。 | 4 |
2014 | みずほ情報総研(株) | 花きの効用の活用による生産物の高付加価値化及びそれらの情報の共有・伝達方法に関する検討と花きの効用の活用に関する新システム構築に関する提案を実施。 | 3 |
2015 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 | 農林水産分野の生物多様性対策の先進事例の収集、分析を実施。 | 3 |
2014 | 学校法人 法政大学 | 農文化システムの保全・進化に向けた政策評価と政策提言を実施。 | 2 |
2016 | 公立大学法人奈良県立医科大学 | 農村医療観光の波及効果のうち医学的効果の測定及び薬用作物の園芸療法による農村医療観光の開発のための分析等を実施。 | 2 |
2016 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 | 農林水産分野の生物多様性対策の先進事例の収集、分析を実施。 | 2 |
2017 | 新潟県立十日町病院 | 抽出サンプルに対する血液・尿検査と画像診断による医学的評価を実施。 | 2 |
2017 | 公立大学法人奈良県立医科大学 | 農村医療観光の波及効果のうち医学的効果の測定及び薬用作物の園芸療法による農村医療観光の開発のための分析等を実施。 | 2 |
2017 | (株)政策基盤研究所 | コスト解析による事業有効性の検証及び農村活性化モデルの理論的検討と展開方法に関する分析を実施。 | 2 |
2017 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 | 農林水産分野の生物多様性対策の先進事例の収集、分析を実施。 | 2 |
2018 | 国立大学法人京都大学 | ミクロ・パネルデータを用いた日本農業の生産効率性の計測 | 2 |
2018 | 学校法人早稲田大学 | 農業分野におけるイノベーションが持続可能な社会を実現するプロセスおよびそれを後押しする政策に関する研究を実施。 | 2 |
2018 | (株)政策基盤研究所 | 農村活性化モデルの理論的検討、農村活性化に関わる活動に対する経済的評価に関する検討、農村活性化モデルの展開方法に関する研究を実施。 | 2 |
2014 | 国立大学法人 東京農工大学 | 医食農の連携等を通じた新たな生産・流通・消費システムを構築するための政策提言を実施。 | 1 |
2015 | 国立大学法人静岡大学 | 自然科学的視点による生物多様性保全活動の評価と順応的管理を適用したPDCAサイクルのための枠組みの検討を実施。 | 1 |
2015 | 学校法人法政大学 | 社会科学的視点による農業を通じた生物多様性保全活動に関する事例・実態調査とその類型化及び民間活力の導入による農業農村振興と生物多様性保全の両立に資する政策オプションの提案を実施。 | 1 |
2015 | 国立大学法人北海道大学 | 経済成長下のアフリカにおける食品企業の子どもを対象とした栄養改善事業:CSVの観点からのインパクト評価における食事・栄養・体力調査・分析を実施。 | 1 |
2016 | (株)政策基盤研究所 | コスト解析による事業有効性の検証及び農村活性化モデルの理論的検討と展開方法に関する分析を実施。 | 1 |
2016 | 新潟県立十日町病院 | 抽出サンプルに対する血液・尿検査と画像診断による医学的評価を実施。 | 1 |
2016 | 日本観光振興会 | 農村医療観光の波及効果のうち経済的効果の測定及び薬用作物の園芸療法による農村医療観光の開発のための分析等を実施。 | 1 |
2016 | 国立大学法人静岡大学 | 自然科学的視点による生物多様性保全活動の評価及び指標活用方法に関する課題の検討・改善に係る分析を実施。 | 1 |
2016 | 学校法人法政大学 | 社会科学的視点による農業を通じた生物多様性保全活動に関する事例・実態調査等を実施。 | 1 |
2016 | 国立大学法人北海道大学 | 栄養改善事業のインパクト評価(エンドライン調査)における食事・栄養・体力調査、分析を実施。 | 1 |
2016 | 国立大学法人東京大学 | 生態系サービス支払制度の事例収集、分析を実施。 | 1 |
2017 | 日本観光振興会 | 農村医療観光の波及効果のうち経済的効果の測定及び薬用作物の園芸療法による農村医療観光の開発のための分析等を実施。 | 1 |
2017 | 国立大学法人静岡大学 | 自然科学的視点による生物多様性保全活動の評価及び指標活用方法に関する課題の検討・改善に係る分析を実施。 | 1 |
2017 | 国立大学法人北海道大学 | 栄養改善事業のインパクト評価(エンドライン調査)における食事・栄養・体力調査、分析を実施。 | 1 |
2017 | 国立大学法人東京大学 | 生態系サービス支払制度の事例収集、分析を実施。 | 1 |
2017 | 学校法人法政大学 | 社会科学的視点による農業を通じた生物多様性保全活動に関する事例・実態調査等を実施。 | 1 |
2018 | 国立大学法人鹿児島大学 | 有機農産物・食品の輸出拡大とサプライチェーンに関する調査研究 | 1 |
2018 | 公立大学法人宮城大学 | 欧米諸国の有機農産物・食品の統計データ分析、国内の有機農産物・食品の生産と市場に関する動向分析及び有機農産物・食品の需要動向分析 | 1 |
2018 | 国立大学法人京都大学 | 認証制度によらない有機農産物流通の動向分析 | 1 |
2018 | 公立大学法人秋田県立大学 | 欧米諸国の有機農産物・食品の統計データ分析、国内の有機農産物・食品の生産と市場に関する動向分析 | 1 |
2018 | 公立大学法人石川県立大学 | 農地集積のマーケットデザインの構築及び農業ICTの社会実装に向けた実証研究 | 1 |
2018 | 日本観光振興会 | 「農村健康観光」の開発及びプロトタイプの実証実験及び波及効果測定を実施。 | 1 |
2018 | 公立大学法人奈良県立医科大学 | 「農村健康観光」の開発及びプロトタイプの実証実験及び波及効果測定を実施。 | 1 |
2014 | 学校法人同志社 同志社大学 | 東南アジア地域における日本産食品の市場及び消費者意識の調査・分析、模倣品対策の検討にあたり、法と経済分析を実施。 | 1 |