戦略的プロジェクト研究推進事業のうち生産現場強化のための研究開発
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0187
担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究統括官(生産技術)室
事業期間: 2014年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
「農林水産業・地域の活力創造プラン」が目指す農業の構造改革を進めるとともに、農林水産業の成長産業化を図り、「強い農林水産業」を実現していくため、農業の生産コスト低減や収量の高位安定化等収益力強化のための技術開発、畜産業における生産システム革新のための技術開発、森林資源を活用した新たな需要創出のための技術開発を推進する。
事業概要
国立研究開発法人、大学、民間等の研究機関からなる研究グループに委託して、次の3つの技術を開発する。
①花きの日持ち性向上技術、自給飼料の生産・調製・利用技術、大豆等の収量の高位安定化技術、効果的な施肥技術等を開発
②牛の繁殖性を向上する技術、遺伝的改良技術等を開発
③森林の資源を最適に利用するための技術を開発
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 837 | 0 | 0 | 0 | 0 | 837 | 837 |
2018 | - | 491 | 0 | 0 | 0 | 0 | 491 | 491 |
2019 | - | 403 | 0 | 0 | 0 | 0 | 403 | 403 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
①大豆及び小麦等の増収に向けて、生産者自らがほ場の多収阻害要因を診断し、それに応じた対策の実施を可能とする技術を開発し、当該技術が現場で活用されるためのマニュアルを令和元年度(2019年度)までに2つ作成する。
マニュアルの作成件数 ※1 平成27年度(2015年度)~平成30年度(2018年度)の成果指標は研究課題評価による評価結果を用いる。 (目標:2019年度に2 件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 件数 | - 件数 |
2018 | - 件数 | 100 件数 |
2019 | - 件数 | 3 件数 |
②肉用子牛や乳用後継牛の安定生産のため、獣医師による繁殖機能の早期診断技術を開発し、対応処置及び廃用診断を早期化することなどで、令和元年度(2019年度)までに分娩間隔を10日短縮する。
分娩間隔の短縮日数 ※1 (目標:2019年度に10 日)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 日 | - 日 |
2018 | - 日 | 100 日 |
2019 | - 日 | 14 日 |
③2種以上の国産トリュフについて、感染苗木の作出、植栽、施肥などによる増殖技術を開発する。
増殖技術を開発した品種数 ※1 (目標:2019年度に2 件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 件数 | - 件数 |
2018 | - 件数 | 100 件数 |
2019 | - 件数 | 2 件数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業の下で実施する研究開発の課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 16 課題数 | 16 課題数 |
2018 | 9 課題数 | 9 課題数 |
2019 | 9 課題数 | 9 課題数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 自給濃厚飼料の低コスト生産利用体系の確立 等 | 41 |
2019 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 | 純粋培養系における子実体原基形成菌株の選抜 等 | 39 |
2019 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 大豆の多収阻害要因改善指標の開発 等 | 27 |
2019 | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 | 自給濃厚飼料の低コスト生産利用体系の確立 等 | 12 |
2019 | 新潟県 | 大豆多収阻害要因の実態解明 等 | 5 |
2019 | 国立大学法人信州大学 | 人工管理下でのシロ拡大様式の解明 等 | 4 |
2019 | 三重県 | 水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 | 4 |
2019 | 群馬県 | 水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 | 4 |
2019 | 岩手県 | 自給濃厚飼料の低コスト生産利用体系の確立 等 | 4 |
2019 | 石川県 | 麦類の多収阻害要因の解明 等 | 4 |
2019 | 三重県 | 大豆の多収阻害要因の実態解明 等 | 4 |
2019 | 国立大学法人北海道大学 | 寒冷地に適応したマツタケ菌根苗育成システムの開発 | 3 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | 人工管理下でのシロ拡大様式の解明 | 3 |
2019 | 長野県 | 水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 等 | 3 |
2019 | 滋賀県 | 麦類の多収阻害要因の把握 等 | 3 |
2019 | 栃木県 | 麦類の多収阻害要因の把握 等 | 3 |
2019 | 茨城県 | 大豆の多収阻害要因の実態解明 等 | 3 |
2019 | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 | 秋まき小麦の大豆畦間ばらまき栽培条件下における多収阻害要因の解明 等 | 3 |
2019 | 福岡県 | 麦類の生育阻害要因の改善による多収栽培技術の確立 等 | 3 |
2019 | 長野県 | 中部冷涼地域におけるダイズ黒根腐病の防除技術の開発 等 | 3 |
2019 | 茨城県 | 大型鉢法を用いた人工管理下でのシロ形成誘導技術開発 | 2 |
2019 | 岐阜県 | ブナ科成木へのトリュフ感染技術の開発 | 2 |
2019 | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 | 寒冷地に適応したマツタケ菌根苗育成システムの開発 | 2 |
2019 | 京都府 | 根系操作を利用したシロ育成技術の開発 | 2 |
2019 | 奈良県 | マツタケ類感染苗を用いたシロ誘導技術開発 | 2 |
2019 | 長野県 | 自然感染苗等を用いたシロ誘導技術開発 | 2 |
2019 | 福岡県 | 水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 | 2 |
2019 | 埼玉県 | 水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 | 2 |
2019 | 宮城県 | 水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 | 2 |
2019 | 千葉県 | 水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 | 2 |