食品健康影響評価技術の研究に必要な経費

府省庁: 内閣府

事業番号: 20-0129

担当部局: 食品安全委員会事務局 評価第一課

事業期間: 2005年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

食品安全基本法第23条第1項第6号に基づき科学的な研究を実施し、各種危害要因(ハザード)に的確に対処するために必要な科学的知見を集積・体系化するとともに、迅速かつ的確なリスク評価の実施に必要なガイドライン、評価基準の策定等の評価方法を企画・立案し、これらの科学的知見に基づく食品健康影響評価(リスク評価)を実施し、食品の安全性の確保を図る。

事業概要

・食品安全委員会は、法律(食品安全基本法第11条、第24条)に基づき、リスク評価(食品健康影響評価)を実施する我が国唯一のリスク評価機関であり、リスク評価を迅速かつ的確に行うためには、研究内容を戦略的に企画・立案し、その成果を活用して新たな評価方法を企画・立案することにより、常に最新の科学的知見を有しておくことが必要である。
・本事業は、リスク管理機関(厚生労働省、農林水産省等)からの要請等により実施するリスク評価を行う上で、必要不可欠な科学的知見の集積に資する課題を、大学、独立行政法人、国立試験研究機関等の研究機関に所属する研究者又は研究グループに幅広く公募し、外部委員を含む審査を経て採択を決定し、研究資金を交付する「研究領域設定型」の競争的研究費制度により実施する行政課題解決型の委託研究事業である。 ・また、本事業は、「国の研究開発評価に関する大綱的指針」(平成28年12月21日 内閣総理大臣決定)に基づき、評価の実施、研究成果の公表を行うものである。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-1830000183175
2019-1930000193175
2020-19900-470152124
2021-20004700247-
2022203-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

研究終了後、その成果をリスク評価等に活用するためには、 ○当該研究が同分野の研究者等による評価・検証(ピアレビュー(査読))を経た論文として学術誌等に掲載されること ○評価に必要な他分野の知見、開発された評価方法に沿ったデータ等の収集 など、いくつかの段階を経ることが必要であり、研究終了直後において、その成果をリスク評価等に活用することは困難であることから、研究終了後2.5年時点でリスク評価等に活用された割合を成果目標として設定。

評価等(※)に活用された課題の割合 (※)評価書、評価指針、ガイドライン、リスクプロファイル等の作成 算出式: (評価等に活用された課題数)/(当該年度の10月時点で研究終了後2.5年を経過した課題数)

年度当初見込み成果実績
2018- %13 %
2019- %36 %
2020- %50 %

研究終了後、その成果をリスク評価等に活用するためには、 ○当該研究が同分野の研究者等による評価・検証(ピアレビュー(査読))を経た論文として学術誌等に掲載されること ○評価に必要な他分野の知見、開発された評価方法に沿ったデータ等の収集 など、いくつかの段階を経ることが必要であり、研究終了直後において、その成果をリスク評価等に活用することは困難であることから、研究終了後2.5年時点で活用された又は活用の予定がある課題の割合を成果目標として設定。

今後、研究成果が評価等に活用される予定である課題を含めた割合 (※)評価書、評価指針、ガイドライン、リスクプロファイル等の作成 算出式: (上記の活用された課題数+今後活用する予定である課題数)/(当該年度の10月時点で研究終了後2.5年を経過した課題数)

年度当初見込み成果実績
2018- %100 %
2019- %100 %
2020- %87.5 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

食品健康影響評価技術研究成果報告書の食品安全委員会ホームページ掲載件数(※前年度終了課題のホームページ掲載件数を記載)

年度当初見込み活動実績
20188 件8 件
20196 件6 件
20209 件9 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020国立大学法人北海道大学乾燥・貧栄養ストレス下で生残する食中毒細菌のフードチェーンにおける動態解明と食中毒リスク予測手法の開発15
2020国立大学法人大阪大学食肉由来耐性菌の全ゲノムシーケンスを用いた薬剤耐性特性解析に関する研究10
2020国立大学法人千葉大学メチル水銀の脱メチル化機構における食品中の水銀/セレンのバイオジェニックナノ粒子形成10
2020学校法人麻布獣医学園アクリルアミドばく露による発がんリスク評価~大規模コホート研究保存検体を用いたコホート内症例対照研究による検討7
2020杉山広(国立感染症研究所)アニサキス汚染実態調査およびリスク低減策の評価に関する研究6
2020国立大学法人京都大学アクリルアミドばく露による発がんリスク評価~大規模コホート研究保存検体を用いたコホート内症例対照研究による検討6
2020一般財団法人残留農薬研究所食品用器具・容器包装に用いられるビスフェノールAのリスク評価に資する科学的知見の検討に関する研究5
2020学校法人昭和薬科大学In silico手法の導入による食品関連化学物質の肝毒性予測の精緻化に関する事例研究5
2020山田隆志(国立医薬品食品衛生研究所)In silico手法の導入による食品関連化学物質の肝毒性予測の精緻化に関する事例研究5
2020国立大学法人千葉大学導入遺伝子が存在しない宿主ゲノム遺伝子発現改変植物由来食品の安全性評価点の解明5
2020地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所食肉由来耐性菌の全ゲノムシーケンスを用いた薬剤耐性特性解析に関する研究4
2020学校法人酪農学園家畜由来薬剤耐性菌の水圏・土壌環境を介した野菜汚染の定量評価およびヒトへの伝播に関する研究4
2020国立大学法人東京農工大学導入遺伝子が存在しない宿主ゲノム遺伝子発現改変植物由来食品の安全性評価点の解明4
2020公立大学法人大阪導入遺伝子が存在しない宿主ゲノム遺伝子発現改変植物由来食品の安全性評価点の解明4
2020独立行政法人国立病院機構ベンチマークドーズ法によるアレルギー症状誘発確率の検討3
2020鈴木美成(国立医薬品食品衛生研究所)メチル水銀の脱メチル化機構における食品中の水銀/セレンのバイオジェニックナノ粒子形成3
2020大西貴弘(国立医薬品食品衛生研究所)アニサキス汚染実態調査およびリスク低減策の評価に関する研究3
2020古濱彩子(国立医薬品食品衛生研究所)国際動向に立脚した農薬代謝物の新たなリスク評価手法に関する研究3
2020国立大学法人筑波大学導入遺伝子が存在しない宿主ゲノム遺伝子発現改変植物由来食品の安全性評価点の解明3
2020国立大学法人広島大学家畜由来薬剤耐性菌の水圏・土壌環境を介した野菜汚染の定量評価およびヒトへの伝播に関する研究2
2020公立大学法人横浜市立大学食品用器具・容器包装に用いられるビスフェノールAのリスク評価に資する科学的知見の検討に関する研究2
2020北海道公立大学法人札幌医科大学家畜由来薬剤耐性菌の水圏・土壌環境を介した野菜汚染の定量評価およびヒトへの伝播に関する研究2
2020国立大学法人東海国立大学機構家畜由来薬剤耐性菌の水圏・土壌環境を介した野菜汚染の定量評価およびヒトへの伝播に関する研究2
2020国立大学法人宮崎大学家畜由来薬剤耐性菌の水圏・土壌環境を介した野菜汚染の定量評価およびヒトへの伝播に関する研究2
2020国立研究開発法人国立がん研究センターアクリルアミドばく露による発がんリスク評価~大規模コホート研究保存検体を用いたコホート内症例対照研究による検討2
2020鈴木仁人(国立感染症研究所)家畜由来薬剤耐性菌の水圏・土壌環境を介した野菜汚染の定量評価およびヒトへの伝播に関する研究1
2020国立研究開発法人国立成育医療研究センターベイズ統計学に基づく推定手法を活用したアレルギー症状誘発確率の推計に関する研究1
2020長崎県公立大学法人ベイズ統計学に基づく推定手法を活用したアレルギー症状誘発確率の推計に関する研究1
2020国立大学法人滋賀大学二値反応の用量反応データを対象としたベンチマークドーズ計算ソフトウェアの開発研究1
2020国立大学法人東海国立大学機構食肉由来耐性菌の全ゲノムシーケンスを用いた薬剤耐性特性解析に関する研究1
2020国立大学法人北海道大学二値反応の用量反応データを対象としたベンチマークドーズ計算ソフトウェアの開発研究0
2020広瀬明彦(国立医薬品食品衛生研究所)ベイズ推定を活用したベンチマークドーズ法の評価手法検討と国際動向に関する研究0
2020国立大学法人大阪大学アクリルアミドばく露による発がんリスク評価~大規模コホート研究保存検体を用いたコホート内症例対照研究による検討0
2020安達玲子(国立医薬品食品衛生研究所)ベイズ統計学に基づく推定手法を活用したアレルギー症状誘発確率の推計に関する研究0
2020国立大学法人滋賀大学二値反応の用量反応データを対象としたベンチマークドーズ計算ソフトウェアの開発研究0
2020国立大学法人京都大学二値反応の用量反応データを対象としたベンチマークドーズ計算ソフトウェアの開発研究0

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