海洋鉱物資源開発に向けた資源量評価・生産技術等調査事業委託費
府省庁: 経済産業省
事業番号: 20-0310
担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課
事業期間: 2011年〜2027年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
我が国周辺海域には、海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊及びレアアース泥の海洋鉱物が存在し、これらには省エネ機器や再エネ関連設備等に不可欠な銅やレアメタルが含まれている。これら海洋鉱物資源について「海洋基本計画」等に基づき、海洋資源調査船「白嶺」等を使用した資源量調査や生産技術の検討を行い、鉱物資源の安定供給確保を図る。
事業概要
海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊及びレアアース泥の海洋鉱物資源について、海洋資源調査船「白嶺」等を使用した資源量評価等や、生産技術に関する基礎的な研究・調査等を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 8,700 | 0 | 0 | -1,030 | 0 | 7,670 | 7,670 |
2019 | - | 8,700 | 0 | 1,030 | 0 | 0 | 9,730 | 9,374 |
2020 | - | 8,900 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8,900 | 8,759 |
2021 | - | 9,100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9,100 | - |
2022 | 9,600 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
【初期】資源量調査 資源量調査によって新鉱床を毎年1地点以上発見する
資源量調査に基づく新鉱床の発見数 (目標:2022年度に1.0 地点)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 地点 | 1 地点 |
2019 | - 地点 | 1 地点 |
2020 | - 地点 | - 地点 |
【初期】採鉱・揚鉱システム 商業化システムをイメージした最適な海底熱水鉱床採鉱・揚鉱全体システムを構築する
海底熱水鉱床開発計画総合評価(平成30年度)で示された採鉱・揚鉱に関する課題(11項目)に対する解決策の策定数 (目標:2022年度に11.0 個)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 個 | - 個 |
2019 | - 個 | - 個 |
2020 | - 個 | - 個 |
【中期】資源量調査 我が国の経済水域に全体で、海底熱水鉱床の資源量を5,000万トン確認する
海底熱水鉱床の資源量 (目標:2022年度に5000.0 万トン)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 万トン | 750 万トン |
2019 | - 万トン | 750 万トン |
2020 | - 万トン | 750 万トン |
【中期】生産システム 技術的課題及び生産コスト等の課題を克服することを前提に、平成30年代後半以降に民間企業が参画する商業化を目指したプロジェクトを実施する
民間企業が参画する商業化を目指したプロジェクトの実施 (実施=1、未実施=0とする) (目標:2027年度に1.0 商業化)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 商業化 | - 商業化 |
2019 | - 商業化 | - 商業化 |
2020 | - 商業化 | - 商業化 |
【長期】ベースメタルの自給率 2030年までにベースメタル(銅、鉛、亜鉛、錫)の自給率80%以上を達成する
ベースメタルの潜在的な資源量(累計) (目標:2030年度に80.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 50 % |
2019 | - % | - % |
2020 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
生産技術開発における揚鉱技術に関するシミュレーション、陸上・実海域試験の実施回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 4 回 | 5 回 |
2019 | 4 回 | 8 回 |
2020 | 7 回 | 7 回 |
環境影響評価に向けたシミュレーション、環境モニタリング調査の実施回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 2 回 | 3 回 |
2019 | 2 回 | 4 回 |
2020 | 3 回 | 5 回 |
海底熱水鉱床、レアアース泥に関する経済性評価の実施回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 1 回 | 1 回 |
2019 | - 回 | - 回 |
2020 | - 回 | - 回 |
コバルトリッチクラスト、マンガン団塊、海底熱水鉱床、レアアース泥に関する探査契約等に基づく試料採取数・データ取得回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 48 地点 | 61 地点 |
2019 | 48 地点 | 64 地点 |
2020 | 38 地点 | 54 地点 |
事業成果の対外公表件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 15 件 | 53 件 |
2019 | 50 件 | 37 件 |
2020 | 50 件 | 45 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 海洋資源基礎調査 | 8,759 |
2020 | 海洋技術開発株式会社 | 海洋資源調査船「白嶺」運航及び調査支援等業務 | 3,206 |
2020 | 三菱造船株式会社 | 海底熱水鉱床に係る採鉱・揚鉱全体システム検討 | 887 |
2020 | 深田サルベージ建設株式会社 | 熱水鉱床掘削調査 | 630 |
2020 | 三菱造船株式会社 | 船の修繕、艤装・艤装解除、調査機器修繕等 | 584 |
2020 | 深海資源開発株式会社 | マンガン団塊調査 | 515 |
2020 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | コバルトリッチクラスト環境調査 | 444 |
2020 | 古河機械金属株式会社 | 海底熱水鉱床に係る採鉱・揚鉱システム要素技術検討 | 444 |
2020 | 株式会社フグロジャパン | 調査機器運用、部品調達、艤装工事等 | 402 |
2020 | 深田サルベージ建設株式会社 | 熱水鉱床サンプリング調査及び物理探査 | 394 |
2020 | 深田サルベージ建設株式会社 | 熱水鉱床精密海底地形調査 | 350 |
2020 | いであ株式会社 | 調査に係る傭船、調査支援、分析等 | 300 |
2020 | 日本サルヴヱージ株式会社 | コバルトリッチクラスト賦存状況調査 | 272 |
2020 | 日油技研工業株式会社 | 調査機器整備等 | 258 |
2020 | 株式会社KANSOテクノス | 海底熱水鉱床環境調査 | 249 |
2020 | 深田サルベージ建設株式会社 | 運航支援 | 229 |
2020 | 三菱造船株式会社 | コバルトリッチクラスト掘削性能効率化検討 | 224 |
2020 | 株式会社東亜利根ボーリング | 陸上要素試験機製作 | 165 |
2020 | 株式会社オフショア・オペレーション | 熱水鉱床物理探査調査 | 153 |
2020 | 株式会社海洋エンジニアリング | 海底熱水鉱床広域ポテンシャル調査 | 137 |
2020 | 国立大学法人東京大学 | 海洋鉱物資源の揚鉱基盤技術調査 | 126 |
2020 | 三菱重工業株式会社 | 母船模型試験、全体揚鉱システムモデル化検討 | 119 |
2020 | 一般財団法人国際資源開発研修センター | 海洋資源調査船「白嶺」船内で行う地質サンプル等処理 | 97 |
2020 | 三井住友海上火災保険株式会社 | 海洋資源調査船「白嶺」の運航に伴う船舶保険 | 93 |
2020 | 株式会社オーシャンウィングス | 調査機器修繕等 | 91 |
2020 | 荏原実業株式会社 | 鉱石投入試験設備設営 | 79 |
2020 | 川崎重工業株式会社 | 船用品購入 | 79 |
2020 | 株式会社郵船商事マリン | 調査機器購入 | 74 |
2020 | 株式会社KANSOテクノス | 環境調査、調査に係る資器材調達、分析等 | 71 |
2020 | 住鉱資源開発株式会社 | コバルトリッチクラスト資源量等解析調査 | 69 |
2020 | 古河機械金属株式会社 | 集鉱機走行試験他 | 66 |
2020 | 住鉱資源開発株式会社 | 調査機器支援等 | 66 |
2020 | 株式会社海洋エンジニアリング | 広域海底地形調査 | 60 |
2020 | 特機システム電機株式会社 | 通信設備整備 | 50 |
2020 | 港石油株式会社 | 燃料調達 | 50 |
2020 | BOSマリン&オフショアエンジニアリング株式会社 | 運航支援 | 49 |
2020 | 株式会社マリン・ワーク・ジャパン | コア処理業務他 | 47 |
2020 | 三晶株式会社 | 調査機器修繕等 | 47 |
2020 | 住鉱資源開発株式会社 | 掘削方式の検討他 | 42 |
2020 | イー・アンド・イーソリューションズ株式会社 | 経済性評価支援 | 39 |
2020 | 三菱マテリアルテクノ株式会社 | 資源量評価・検討支援 | 39 |
2020 | 大東通商株式会社 | 燃料調達 | 39 |
2020 | MHI下関エンジニアリング株式会社 | 船内LANシステムメンテナンス | 34 |
2020 | JX金属探開株式会社 | 海底熱水鉱床資源量評価 | 33 |
2020 | 川崎地質株式会社 | 採鉱機実海域試験検討支援 | 29 |
2020 | 住鉱資源開発株式会社 | 海洋鉱物資源調査試料の室内分析 | 28 |
2020 | 三菱造船株式会社 | 海洋資源調査船「白嶺」に係る大型調査機器保管業務 | 28 |
2020 | 株式会社日本海洋生物研究所 | 環境調査支援 | 25 |
2020 | 株式会社関ケ原製作所 | クレーン整備 | 22 |
2020 | 海洋エンジニアリング株式会社 | 環境調査、調査に係る資器材調達、遺伝子分析等 | 22 |
2020 | 石油開発サービス株式会社 | 揚鉱システム検討支援 | 22 |
2020 | 三兼商事株式会社 | 装置の製作・試験 | 22 |
2020 | 栗田工業株式会社 | 処理水に関する検討 | 22 |
2020 | 日本海洋事業株式会社 | BMSオペレーション支援業務 | 21 |
2020 | 三菱マテリアルテクノ株式会社 | コア観察等補助業務 | 19 |
2020 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 海洋環境保全に関する国際動向情報収集及び法制度等のあり方検討 | 19 |
2020 | Edelman Japan株式会社 | 海洋鉱物資源開発及びその環境保護に関する国際動向調査 | 19 |
2020 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 熱水鉱床準精密調査 | 19 |
2020 | 王子物流株式会社 | 海洋資源調査船「白嶺」に係る基地関連業務 | 18 |
2020 | 日本海洋掘削株式会社 | オペレーション支援業務 | 17 |
2020 | 岡野商事株式会社 | バルブの製作・試験 | 16 |
2020 | 三井金属資源開発株式会社 | 海洋鉱物資源調査試料の室内分析 | 15 |
2020 | 住友金属鉱山株式会社 | コバルトリッチクラスト開発技術調査 | 15 |
2020 | 株式会社多摩航測 | 海底オルソ画像作成 | 14 |
2020 | 伊藤忠TC建機株式会社 | 模擬泥作成・管理 | 14 |
2020 | 西芝電機株式会社 | アジマス推進用電動機等整備 | 13 |
2020 | JRCS株式会社 | 通信機器、電気系統整備 | 13 |
2020 | 株式会社ZONA | 採鉱システム等映像作成 | 13 |
2020 | 株式会社シミズ・ビルライフケア | 試験設備基礎地盤造成 | 12 |
2020 | 川崎重工業株式会社 | アジマス推進器等整備 | 11 |
2020 | アジア海洋株式会社 | 耐水圧性能検討他 | 11 |
2020 | イー・アンド・イーソリューションズ株式会社 | 国際動向等情報収集 | 11 |
2020 | 株式会社ワイエフエフ | 甲板整備・張替え | 10 |
2020 | セナーアンドバーンズ株式会社 | 航法装置メンテナンス等 | 10 |
2020 | 株式会社三央 | 揚鉱水処理システム検討 | 10 |
2020 | マックグレゴー・ジャパン株式会社 | ウインチシステム等整備 | 9 |
2020 | 合資会社亀井鉄工所 | 切替装置製作・試験 | 9 |
2020 | SUBSEA GEO SERVICES INC | Unicorn-1掘削支援業務 | 9 |
2020 | アシュアランスフォアニンゲン・ガード・イェンシディグ | 海洋資源調査船「白嶺」運航に伴う船主責任保険 | 9 |
2020 | 有限会社アプリバー | 各種船舶艤装品整備 | 8 |
2020 | 国立大学法人高知大学 | 資源量ポテンシャル評価他 | 8 |
2020 | 株式会社マリン・ワーク・ジャパン | 海洋鉱物資源調査に係る総合的研究 | 7 |
2020 | エコシステム花岡株式会社 | コア試料保管倉庫の賃貸業務 | 7 |
2020 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データCCS | 海底面識別試行作業 | 5 |
2020 | アジア航測株式会社 | 海域地図作成 | 5 |
2020 | 住鉱資源開発株式会社 | 密度計測他 | 4 |
2020 | ジオテクノス株式会社 | 海洋鉱物資源調査試料の室内分析 | 4 |
2020 | 株式会社日本海洋生物研究所 | 環境調査支援 | 3 |
2020 | 住鉱テクノリサーチ株式会社 | 分析 | 3 |
2020 | 株式会社パレオ・ラボ | 試料年代測定 | 3 |
2020 | 株式会社サイエンスアンドテクノロジー | データ解析 | 3 |
2020 | 一般財団法人日本水路協会 | データ抽出 | 2 |
2020 | 今原幸光(個人) | 深海サンゴ分析 | 1 |
2020 | 学校法人立正大学学園 | 安定同位体比分析 | 1 |
2020 | 株式会社地球科学研究所 | 試料年代測定 | 1 |
2020 | 株式会社フォーキャスト・オーシャン・プラス | データ解析 | 1 |
2020 | ダッソー・システムズ株式会社 | ソフトウェア保守作業 | 1 |