温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)による排出量監視に向けた技術高度化事業
府省庁: 環境省
事業番号: 0090
担当部局: 地球環境局 総務課研究調査室
事業期間: 2014年〜終了予定なし
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
アジア太平洋地域の途上国では温室効果ガスのインベントリデータが十分に得られないことから、GOSAT後継機の開発や衛星データを補完する地上観測設備等の整備を通して、JCMのための温室効果ガス算定・報告・検証(MRV)の精度向上を行う。また、低炭素社会実現に向け、都市及び地域単位で社会システム整備を行い、GOSAT後継機及び地上観測設備等との連携により、アジア諸国等におけるエネルギー起源二酸化炭素排出削減と効果検証につなげる。
事業概要
温室効果ガスMRVの精度向上を通してJCMを推進するため、GOSAT後継機の観測センサ開発、観測センサを搭載する人工衛星バス開発、観測データの受信・処理を行う地上設備の開発を行う。また、GOSAT後継機の観測センサの精度向上と、後継機から観測を開始する一酸化炭素や低寿命気候汚染物質について、衛星データの補完・比較のための都市域において観測設備の整備を行う。さらに、それらのデータを用いた具体的な施策として、インドネシア、モンゴルにおいて低炭素システムの検証を行い、低炭素社会実現に向けた施策立案等につながるような機器導入とその評価を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 2,900 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,900 | 2,822 |
2015 | - | 3,430 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3,430 | 3,366 |
2016 | - | 4,421 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4,421 | 4,363 |
2017 | - | 4,542 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4,542 | - |
2018 | 1,740 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
大都市間あるいは大規模排出源単位での二酸化炭素等の排出把握を行い、アジア諸国等におけるJCM実施の効果検証に資するため、設置するエネルギー消費量計測センサーを毎年25個以上設置する。
設置するエネルギー消費量計測センサーの数 (目標:2019年度に339 個)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - 個 | 114 個 |
2015 | - 個 | 164 個 |
2016 | - 個 | 179 個 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
GOSAT後継機の打ち上げまでは、①平成26年度:センサ開発1式、②平成27年度以降:人工衛星バス開発1式、③平成27年度以降:データ処理アルゴリズム開発1式、④平成30年度:GOSAT後継機の打ち上げ、をアウトプット指標として設定する。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | - - | - - |
2015 | - - | - - |
2016 | - - | - - |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 | GOSAT後継機に求められる観測精度等を満足し、かつGOSAT の開発・軌道上運用で得られた知見を反映した観測センサを実現するために、観測センサ及び衛星バスの製作を実施する。 | 3,040 |
2016 | 三菱電機株式会社 | GOSAT後継機に求められる観測精度等を満足し、かつGOSAT の開発・軌道上運用で得られた知見を反映した観測センサを実現するために、観測センサ及び衛星バスの製作を実施する。 | 2,815 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 低炭素促進支援システムの設計、提案、導入 | 252 |
2016 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 | GOSAT-2 に求められる観測精度等を満足する観測センサによるデータ取得を実現するため、観測データの校正処理に必要となるパラメータの識別・取得を目的とした観測センサ試験及び観測データの校正処理を実施するシステム構築を実施する。 | 240 |
2016 | 三菱電機株式会社 | GOSAT-2 に求められる観測精度等を満足する観測センサによるデータ取得を実現するため、観測データの校正処理に必要となるパラメータの識別・取得を目的とした観測センサ試験及び観測データの校正処理を実施するシステム構築を実施する。 | 222 |
2016 | 学校法人中央大学 | グリーン開発による草原劣化防止および再生可能エネルギー利用の冷凍貯蔵技術による食肉貯蔵システムの設計・提案・導入業務 | 168 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | GOSAT-2の高次処理プロダクトの作成及び利用に関する検討 | 167 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 地上及び航空機による温室効果ガス観測体制強化 | 135 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 大都市圏の地上観測システムの開発、大都市圏の温室効果ガス排出量の動的マッピング手法の開発、国別・地域別インベントリデータの不確実性評価 | 135 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 衛星観測に加えて地上などに設置する各種観測システム開発と、大気輸送モデルからなる解析技術の開発 | 124 |
2016 | 株式会社ジャムコ | 民間航空機に観測装置を搭載するための承認を米国連邦航空局と国土交通省交通局から取得する。また、多成分連続測定装置に民間航空機へ搭載するための機能を付加する。 | 56 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 検証業務で必要とされる検証用データを取得し、GOSAT TANSO-FTS SWIR L2 標準プロダクトと対照比較することにより、GOSAT TANSO-FTS SWIR L2標準プロダクトの精度評価の実施及び、検証結果等について専門家からの助言を求めるため、環境省がNIESとJAXAの協力の下に運営しているGOSATサイエンスチームの運営業務等を実施する。 | 55 |
2016 | 株式会社日立製作所 | 冷凍貯蔵システムの開発業務 | 47 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 草原の二酸化炭素吸収量の評価 | 24 |
2016 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 | GOSAT-2に搭載される温室効果ガス観測センサⅡ型(FTS-2)の雲回避機能の検証を行う。 | 20 |
2016 | 東京センチュリー株式会社 | エネルギー消費量共有装置の設置・運営補助 | 16 |
2016 | 富士通株式会社 | エネルギー消費量共有装置の設計・開発業務 | 15 |
2016 | 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 | 地上観測装置を中心として取得された観測データの解析を行い、観測データ及び解析により作成された検証データに不備がないことを確認し、GOSAT検証解析処理システムが使用できる適切なデータフォーマットに整える処理を実施する。 | 14 |
2016 | 一般財団法人日本気象協会 | GOSATによる観測データのデータ処理により作成されたプロダクトの検証を実施するに当たり生じる膨大な情報を整理し、環境省が別途行う「平成28年度温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)観測データ検証委託業務」を円滑に実施できるよう多岐にわたる事務的・技術的作業補助を実施する。 | 14 |
2016 | ダイヤモンドエアサービス株式会社 | 航空機を用いた温室効果ガス観測センサの雲回避機能のための観測用航空機改造検査及び確認飛行試験を行う。 | 13 |
2016 | 株式会社日本総合研究所 | MRV手法の検討 | 10 |
2016 | ボゴール農科大学 | 都市型「低炭素促進システム」の設置・運営(共同実施) | 7 |
2016 | 日本航空株式会社 | 次世代航空機にCMEを搭載するための調査 | 6 |
2016 | 公益財団法人地球環境戦略研究機関 | インドネシアの気候変動等関連政策調査(共同実施) | 5 |
2016 | バンドン工科大学 | 産業型「低炭素促進システム」の設置・運営(共同実施) | 5 |
2016 | 日本工営株式会社 | エネルギー消費量計測装置の設置支援 | 5 |
2016 | 株式会社エイ・イー・エス | 航空機を用いた温室効果ガス観測センサの雲回避機能のための観測用航空機及び観測機器間インタフェースの整備を行う。 | 5 |
2016 | 株式会社住環境計画研究所 | CO2排出量の動的マッピング手法及びそれを用いたCO2排出量検証手法の検討 | 3 |
2016 | 紀本電子工業株式会社 | 温室効果ガス観測システム輸送・設置業務 | 2 |
2016 | 一般財団法人計量計画研究所 | 交通データを用いたCO2排出量の推計 | 1 |
2016 | 株式会社インフォシーズ | GISデータの整備 | 1 |
2016 | 一般財団法人地球・人間環境フォーラム | 船舶を用いた温室効果ガス観測保守業務 | 1 |