新産業創出・マテリアル革新に向けた新技術先導研究プログラム(旧:新産業創出に向けた新技術先導研究プログラム)
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0015
担当部局: 産業技術環境局 産業技術プロジェクト推進室
事業期間: 2018年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 交付
事業の目的
新たな産業の創出や困難な社会課題、研究現場・産業界が抱えるマテリアル分野特有の課題の解決に向け、従来の発想に依らない革新的かつインパクトある技術シーズを発掘・育成するとともに、重要な技術分野の見通しを俯瞰し、当該分野を取り巻く国内外の環境や市場等を把握することを通じ、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)が実施する研究開発プロジェクトの立ち上げの円滑化や洗練化を図ること等を目的とする。
事業概要
我が国が抱える困難な社会課題を解決し、新産業の創出や産業競争力の強化を実現するためには、革新的な技術の創出と社会実装の加速化が不可欠である。そのため本事業では、既存技術の延長にない、革新的でハイリスク・ハイインパクトな技術シーズの原石を発掘・育成し、将来の国家プロジェクト等に繋げることを目的とする先導研究を実施する。具体的には、政策当局も想定しえない革新的なシーズを発掘するため、Request For Information(RFI)により大学・企業等からシーズを収集、またはマテリアル革新に向けた重点領域の政策ニーズも選別して研究課題を設定・公募の上、原則2030年以降の実用化を見据えたアーリーフェーズの研究開発を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 500 | 0 | 0 | -146 | -13 | 341 | 341 |
2019 | - | 391 | 0 | 146 | -23 | -28 | 486 | 486 |
2020 | - | 550 | 0 | 23 | 0 | 0 | 573 | - |
2021 | 2,475 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
事業終了から2年後までに国家プロジェクトに繋がった研究テーマ数(累積):12件 (新産業創出に向けた先導研究:7件、マテリアル革新に向けた先導研究:5件)
事業終了時までに国家プロジェクトに繋がった研究テーマ数(累積) (目標:2027年度に12 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 1 件 |
2019 | - 件 | - 件 |
TSCの政策への貢献
政策文書等への引用や政策立案等に活用された件数 (目標:2022年度に5 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | - 件 | 1 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
先導研究の実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 10 件 | 12 件 |
2019 | 18 件 | 17 件 |
調査を実施した分野の数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 10 件 | 4 件 |
2019 | 1 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | プロジェクト管理費 | 486 |
2019 | 株式会社竹中工務店 | 大深度・極限環境に適応する掘削物揚重用ぜん動ポンプの研究開発 | 43 |
2019 | 学校法人早稲田大学 | 次世代産業用ソフトロボットの実現に向けた革新的MR材料×駆動機構の融合研究開発 | 32 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | ヒト嗅覚システムを活用した匂いセンサの開発 | 29 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | 自律ロボットのための革新的熱電発電システム | 27 |
2019 | 国立大学法人九州大学 | “竹由来ナノセルロース・ハニカム筋樹脂”製造法の開発 | 23 |
2019 | 学校法人中央大学 | 大深度・極限環境に適応する掘削物揚重用ぜん動ポンプの研究開発 | 23 |
2019 | 高砂香料工業株式会社 | ヒト嗅覚システムを活用した匂いセンサの開発 | 23 |
2019 | 一般社団法人日本マイクロバイオームコンソーシアム | ヒトマイクロバイオームの産業利用に向けた、解析技術及び革新的制御技術の開発 | 17 |
2019 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 自律ロボットのための革新的熱電発電システム | 15 |
2019 | 国立大学法人東北大学 | ポスト・ムーア時代の次世代配線開発 | 15 |
2019 | 国立大学法人東北大学 | 高出力密度パッケージ向け塗布型機能性銅合金材料の研究開発 | 14 |
2019 | 株式会社アルバック | ポスト・ムーア時代の次世代配線開発 | 13 |
2019 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 日本人の体質を反映するヒトフローラマウスの開発と実証 | 12 |
2019 | 住友重機械工業株式会社 | 多能工ロボット実現のための機械的接触基盤ロボット技術開発 | 12 |
2019 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | ヒトマイクロバイオームの産業利用に向けた、解析技術及び革新的制御技術の開発 | 11 |
2019 | 日本ペイントホールディングス株式会社 | 次世代産業用ソフトロボットの実現に向けた革新的MR材料×駆動機構の融合研究開発 | 11 |
2019 | 公立大学法人大阪府立大学 | ダイヤモンド直接接合による高耐熱性界面の研究開発 | 9 |
2019 | ダイニチ工業株式会社 | 自律ロボットのための革新的熱電発電システム | 9 |
2019 | 株式会社KELK | 自律ロボットのための革新的熱電発電システム | 9 |
2019 | 株式会社三菱ケミカルリサーチ | 先進パワー半導体の社会実装課題に関する調査 | 9 |
2019 | 日本クレア株式会社 | 日本人の体質を反映するヒトフローラマウスの開発と実証 | 8 |
2019 | 株式会社デンソー | 高出力密度パッケージ向け塗布型機能性銅合金材料の研究開発 | 7 |
2019 | 三井金属鉱業株式会社 | 高出力密度パッケージ向け塗布型機能性銅合金材料の研究開発 | 7 |
2019 | 株式会社Keigan | 多能工ロボット実現のための機械的接触基盤ロボット技術開発 | 6 |
2019 | 学校法人立命館 | 多能工ロボット実現のための機械的接触基盤ロボット技術開発 | 6 |
2019 | 独立行政法人製品評価技術基盤機構 | ヒトマイクロバイオームの産業利用に向けた、解析技術及び革新的制御技術の開発 | 5 |
2019 | 国立大学法人金沢大学 | 食材加工サポートシステムの研究開発 | 4 |
2019 | 国立大学法人佐賀大学 | ダイヤモンド直接接合による高耐熱性界面の研究開発 | 4 |
2019 | 国立大学法人信州大学 | 食材加工サポートシステムの研究開発 | 4 |
2019 | 東京都公立大学法人 | 多能工ロボット実現のための機械的接触基盤ロボット技術開発 | 3 |
2019 | 国立大学法人大阪大学 | 高出力密度パッケージ向け塗布型機能性銅合金材料の研究開発 | 3 |
2019 | 国立研究開発法人理化学研究所 | ヒトマイクロバイオームの産業利用に向けた、解析技術及び革新的制御技術の開発 | 2 |
2019 | 国立大学法人大阪大学 | 高出力密度パッケージ向け塗布型機能性銅合金材料の研究開発 | 2 |