宇宙・航空科学技術推進の調整に必要な経費
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0258
担当部局: 研究開発局 宇宙開発利用課
事業期間: 2009年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
宇宙航空開発利用を新たな分野で進めるにあたって端緒となる技術的課題にチャレンジする研究開発、宇宙航空開発利用の発展を支える人材育成等、宇宙航空開発利用の新たな可能性を開拓するための取組を行い、さらなる裾野拡大を目的とする。
事業概要
本事業は、大学や民間企業等を対象に幅広く公募し、優れた取り組みを外部有識者による審査を経て選定し、採択機関との委託契約に基づき、宇宙航空分野の裾野拡大のため、研究開発、人材育成等の取組を支援するもの。
令和元年度は以下のプログラムで採択した課題を実施した。なお、各採択課題の実施期間は3年間を上限としている。
平成29年度採択:宇宙航空人材育成プログラム、宇宙利用技術創出プログラム
平成30年度採択:宇宙連携拠点形成プログラム、宇宙航空人材育成プログラム、宇宙利用技術創出プログラム
令和元年度採択:宇宙航空人材育成プログラム、宇宙利用技術創出プログラム
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 426 | 0 | 0 | 0 | 0 | 426 | 425 |
2018 | - | 388 | 0 | 0 | 0 | 0 | 388 | 379 |
2019 | - | 363 | 0 | 0 | 0 | 0 | 363 | 362 |
2020 | - | 359 | 0 | 0 | 0 | 0 | 359 | - |
2021 | 640 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
外部有識者による事後評価において、右記の5段階評価のうち、各年度で終了した課題の半数以上がA以上の評価を得ること
A評価以上の評価を受けた割合 (補足) S:優れた成果を挙げ、宇宙利用の促進に著しく貢献した。 A:相応の成果(※)を挙げ、宇宙利用の促進に貢献した。 B:相応の成果を挙げ、宇宙利用の促進に貢献しているが、一部の成果は得られておらず、その合理的な理由が説明されていない。 C:一部の成果を挙げているが、宇宙利用の明確な促進につながっていない。 D:成果はほとんど得られていない。 (※) ・学術的成果が十分に得られること など
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - | 89 |
2018 | - | 100 |
2019 | - | - |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
実施した課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 20 課題 | 22 課題 |
2018 | 19 課題 | 20 課題 |
2019 | 18 課題 | 19 課題 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国立大学法人東京大学 | 社会サービスデザインに基づく持続的な宇宙利用連携研究教育拠点(IS4D)の構築を行う。 | 50 |
2019 | 国立大学法人東京工業大学 | 新宇宙産業を創出するスマート宇宙機器・システムの研究開発拠点を形成する。 | 48 |
2019 | 国立大学法人京都大学 | 地球・惑星全球データ画像の多用途活用のためのプラットフォームを開発する。 | 20 |
2019 | 国立大学法人金沢大学 | 宇宙への夢を現実へと紡ぐ地域連携型人材育成システムの構築と試行を行う。 | 20 |
2019 | 学校法人東京理科大学 | 最先端宇宙科学技術の本物体験で学ぶ「宇宙教育プログラム」を開発する。 | 20 |
2019 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | ひまわり・しきさいを活用した好適漁場推定技術の高度化を行う。 | 20 |
2019 | 国立大学法人茨城大学 | 衛星データ・アンサンブル気象季節予報・作物モデルを融合した全球作物生育監視・ 収量予報システムの構築を開発する。 | 19 |
2019 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 超小型衛星による民間宇宙利用拡大を推進する国際連携人材育成プログラムを開発する。 | 19 |
2019 | 学校法人中部大学 | 飛行機を作って学ぶアクティブ・ラーニングによる航空機設計・製作技術教育を実施する。 | 17 |
2019 | 国立大学法人京都大学 | 有人宇宙活動のための総合科学研究教育プログラムの開発と実践を行う。 | 17 |
2019 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 観測ロケット実験を通した宇宙機器エンジニアリングスキル養成プログラムを開発する。 | 16 |
2019 | 国立大学法人山口大学 | 大規模災害対応のための災害・宇宙・航空人材育成プログラムを開発する。 | 15 |
2019 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 超小型衛星開発を通した高専ネットワーク型宇宙人材育成を実施する。 | 15 |
2019 | 公立大学法人大阪府立大学 | 超小型衛星開発とアントレプレナーシップ教育を通じた宇宙システム活用人材の育成を行う。 | 14 |
2019 | 慶應義塾 | 国際的な人材育成力の強化等を行う。 | 13 |
2019 | 国立大学法人九州工業大学 | 国際恊働衛星プロジェクトの実践を通して、世界に通用する人材育成を実施する。 | 13 |
2019 | 日鉄鉱コンサルタント株式会社 | 衛星情報を利用したドローン搭載SARの開発と実証を行う。 | 12 |
2019 | 国立大学法人和歌山大学 | 大学・企業による学生プロジェクトを通じた「即戦力」人材育成を行う。 | 10 |
2019 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | オープンなプラットフォームの構築等を行う。 | 10 |
2019 | 公立大学法人会津大学 | 宇宙リモートセンシングデータを利活用した課題解決型ICT学習を実践する。 | 10 |
2019 | 国立大学法人北海道大学 | 家畜糞尿由来廃棄物の農地散布を最適化するための衛星画像利用システムの開発する。 | 8 |
2019 | 国立大学法人東京海洋大学 | 宇宙インフラに不可欠なコア技術の開発を行う。 | 6 |
2019 | 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構 | 国際的なアウトリーチ力の強化等を行う。 | 5 |
2019 | 株式会社テクノソルバ | スマート宇宙機器等の実用化研究等を行う。 | 5 |
2019 | 国立大学法人山口大学 | 宇宙インフラに不可欠なコア技術の開発を行う。 | 5 |
2019 | 学校法人日本大学 | 新規宇宙プロジェクト創出支援と産学ネットワーク形成等を行う。 | 4 |
2019 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 生育監視サブシステムの開発を行う。 | 4 |
2019 | 一般財団法人リモート・センシング技術センター | 衛星データ収集・加工処理及び特徴現象抽出技術開発を行う。 | 4 |
2019 | 株式会社グリーン&ライフ・イノベーション | 日本国内における漁業データ整備及び開発技術の実装を行う。 | 4 |
2019 | 国立大学法人東北大学 | PI機器の設計・製作を通した教育等を行う。 | 4 |
2019 | サカセ・アドテック株式会社 | スマート宇宙機器等の実用化研究等を行う。 | 3 |
2019 | 株式会社レヴィ | モデルベースシステムズエンジニアリングの体系的な学習を支援する教材の開発等を行う。 | 3 |
2019 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | CubeSat開発等を行う。 | 3 |
2019 | 国立大学法人北海道大学 | インドネシアにおける漁業データ整備及び開発技術の実装を行う。 | 3 |
2019 | 公立大学法人富山県立大学 | PI機器の設計・製作を通した教育等を行う。 | 3 |
2019 | 学校法人千葉工業大学 | 共同実験の実施、仮設設備の更新・新設等を行う。 | 3 |
2019 | 株式会社天の技 | スマート宇宙機器等の実用化研究等を行う。 | 3 |
2019 | 一般財団法人都市防災研究所 | センチネルアジアを核としたアジアの災害衛星データ解析の大学ネットワークの構築を行う。 | 2 |
2019 | 学校法人東海大学 | PI機器の設計・製作を通した教育等を行う。 | 2 |
2019 | 住商アグリビジネス株式会社 | 生育調査や土壌データの収集を行う。 | 1 |
2019 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 大学インターンシップやパラボラアンテナ開発を通した高専での人材育成を行う。 | 1 |
2019 | 国立大学法人東京大学 | 次世代衛星・UAVデータ・GISを融合した災害解析を行う。 | 1 |
2019 | 国立大学法人秋田大学 | 共同実験の実施、仮設設備の更新・新設等を行う。 | 1 |
2019 | 株式会社パスコ | 宇宙インフラの社会利用に寄与する連携力・営業力の強化を行う。 | 0 |